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ノブリス・ゴルドン

のぶりすごるどん

アニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の登場人物(メイン画像右下端)。
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CV:長克巳

人物像編集

火星を拠点とする武器商人であり、圏外圏にその名を轟かせる大富豪。恰幅の良い体型と、大きな福耳が特徴。マスメディアを抱き込み情報操作によって民衆の扇動を行う他、必要な場合は暗殺者を送り込んで対象を排除するなど、その影響力は絶大。

冷徹な性格の持ち主であり、自らの利益のためならば勢力も思想も構わず誰とでも手を組む一方で、使えないと判断すれば容赦なく切り捨てるという義理も節操もない強欲な人物である。

アイスクリームが好物のようである。


火星独立運動のパトロンでもあり、クーデリア・藍那・バーンスタインやテラ・リベリオニスのアリウム・ギョウジャンなど複数の活動家に資金を援助している。

しかしその裏では火星の統治側であるギャラルホルン火星支部のコーラル・コンラッドとも繋がっており、戦争の引き金となるよう彼等を巧みに誘導し、武器商人である自身の利益拡大を狙っていた。これもまた、世界規模のマッチポンプと言うべきである。


当初はクーデリアを悲劇のヒロインとして抹殺することで戦争を引き起こすべく暗躍。

その一環として、クーデリアの許へフミタン・アドモスを間者として送り込み、コーラルに資金援助をチラつかせて強硬策を取らせるよう仕向けたが、テイワズマクマード・バリストンとの取引により、クーデリアと鉄華団「活躍させ続けた方がより大きな利益を産む存在」になる可能性を認識。更に自身を殺そうとした相手と認識した上で取引を持ちかけてきたクーデリアの姿にその確信を強め、引き続き支援を続ける選択をした。


ギャラルホルンが鉄華団に総攻撃を仕掛ける頃には、アリアンロッド司令官・ラスタル・エリオンと結託しており、報道機関の統制を行う。そんな中、アドモス商会監視の任に当たっていた部下たちが脱出路を確保しようと奔走する鉄華団を発見し、独断でオルガ・イツカ射殺

部下たちのスタンドプレイに呆れながらも鉄華団団長であるオルガを討ったことでラスタルに恩を売ることが出来たので良しとした。


マクギリス事件から数年が経った時代でも何食わぬ顔でラスタル陣営と癒着、ギャラルホルン勝利の恩恵を受けて忙しく商売をしていたがオルガ抹殺の報復として、元鉄華団団員のライド・マッスたちの襲撃を受け、トイレの個室でズボンを下ろし、ウ◯コをしていた所をドア越しに銃撃された

銃撃の直前にライドから「オルガ・イツカを覚えていますか?」と問われたが、とっくに昔のことと忘れ去っていたようで「誰だ、それは?」と答えた直後に奇しくも自らが使い捨てにしたアリウムの時と同じく、三日月・オーガスの所持していた銃で4発撃たれる。


廊下に待機していたノブリスの部下たちも粛清された描写があることから、オルガの直接の仇の男性部下たちも全員始末されたと思われる。


余談編集

主人公側、というよりクーデリアの支援者という立場でありながら策謀を繰り広げた結果主要キャラを殺したりする非道な悪役と目される一方で、全裸サウナに浸かるというシーンから最期はトイレでウ◯コ中に射殺という衝撃の初登場と末路からネタキャラにされる事も多い。


世界規模で影響を与えるフィクサー黒幕ポジションの一員としてマクマード・バリストン、己の目的の為にマッチポンプ染みた手段を常用する存在としてラスタル・エリオンがいたが、彼等なりの思想信条があった2人と異なり、義理と節操のなさや悪行の数々が災いして、悲惨な末路を辿る羽目になってしまった。

尚、某雑誌でのスタッフのインタビューによると、エピローグ時点でマクマードとラスタルは彼に対して既に見切りをつけていたようである。


関連タグ編集

鉄血のオルフェンズ

クーデリア・藍那・バーンスタイン フミタン・アドモス


マクマード・バリストン ラスタル・エリオン

アリウム・ギョウジャン ノブリスの秘書

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