CV:家中宏
人物像
ギャラルホルン火星支部の支部長。階級は三佐。身長190㎝くらい。
権力欲の強い人物であるが、一方でモビルスーツパイロットとして秀でた技術を持つ。また、MSパイロットとしての誇りは有していたのか、作戦決定後に自ら格納庫に向かいパイロット達に伝達をしている。
腐敗の横行するギャラルホルンに於いて、彼もまた腐敗した組織の内情を示すかのように独自の行動を行っており、戦争を抑止する立場にありながら火星独立運動を影から支えるノブリス・ゴルドンからの資金援助を受けていた。
火星の治安維持活動の影でノブリスの意向を汲んだ作戦行動を展開していたが、それ故に監査局の目を恐れており、監査の為に地球から火星支部を訪れたマクギリス・ファリドを疎んじる。
マクギリスが火星支部に到着する前にノブリスからの資金援助を受けるべく彼の思惑に乗り、火星の独立運動を抑止するという名目で運動のシンボルとなったクーデリア・藍那・バーンスタインの暗殺を計画。彼女の滞在するCGSへの攻撃を指示した。
しかし、オルガ・イツカら鉄華団の奮戦やクランク・ゼントの独断行動が重なり計画は失敗を続け、更にマクギリスの監査が進んだ事もあって自身の立場を危ぶまれ、業を煮やしたコーラルはついに部隊を率いて自らグレイズに乗り火星低軌道上でクーデリアと鉄華団を抹殺するべくオルクス商会を通じて鉄華団を罠に嵌めた。
策を弄して一度はクーデリア達の乗るシャトルを鹵獲する事に成功するが、そこから出撃したガンダム・バルバトスによる攻撃を受け、交戦。部下に犠牲を出しながらもこれを追い詰めるが、援軍としてイサリビから出撃した昭弘・アルトランドが駆るグレイズ改の陽動に気を取られ、その隙を突いたバルバトスのメイスの一撃によってコックピットを潰されて戦死した。