曖昧さ回避
- 漁火のカタカナ表記。
- 吉本興業のお笑い芸人コンビ。2013年10月結成。
- 魔神英雄伝ワタル2の登場人物。→勇哩火
- 機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズに登場する強襲装甲艦。本稿で解説する。
概要
鉄華団の保有する強襲装甲艦。船籍番号NOA-0093。
元々は鉄華団の母体となったCGSの保有していた艦であったが、オルガ・イツカが鉄華団を立ち上げた事により接収された。
CGS時代の艦名は「ウィル・オー・ザ・ウィスプ」。CGS時代の名前を嫌ったオルガの意向により接収時に艦名を改めている。
エイハブ・リアクターを主動力とする貴重な一隻であり、ギャラルホルンの運用する以外のエイハブ・リアクター搭載艦はその殆どが厄祭戦時に用いられた強襲装甲艦を改修した物であり、イサリビもまたその内の一隻。その為、タービンズのハンマーヘッドをはじめとした準同型艦が別組織でも運用されている。
モビルスーツやモビルワーカーの母艦としても運用でき、船体下部に艦載機を射出する為のカタパルトハッチを持つ。モビルスーツの艦載可能数は三機。
また、モビルスーツデッキの他にも特徴的な艦尾部分も格納庫となっており、大量の物資を運搬する事が出来る。
搭載されたエイハブ・リアクターの慣性制御によって艦内に人工重力を発生させる事で1G重力下と遜色のない艦内生活が可能。また、エイハブ・ウェーブに反応して硬化するナノラミネートアーマーの存在もあってその防御は堅牢であり、更にブリッジを艦体内部へ収容する事で戦闘時の被弾リスクを抑える。
操艦システムは阿頼耶識システムにも対応し、これによって操舵や火器制御の簡便化が図られており、操舵手の腕次第では高密度デブリ帯を移動出来る程の緻密な舵取りも可能。
武装として艦の両舷に二連装主砲を四門とミサイル発射管八門、艦本体部に対空砲を二門と後部副砲を一門装備。艦首には二基の大型アンカーを備えており、これを敵艦や小惑星等に突き刺す事で急速な機動変更を可能としている。
しかし、強襲装甲艦同士の戦闘に於いてこれら実弾砲は決定打を欠く為、これに対する打開策として鉄華団の面々は強固な前面装甲を利用した突撃や、敵艦とのすれ違いざまに人員を送り込む白兵戦を多用し、様々な局面を切り抜けている。