概要
月の王国セレネスで全部で7体建造された機兵。
それぞれが現代の機兵を上回る性能を持つが真の姿は7体全てが合体した超機甲神ガンジェネシスである。
セレネス王国と月の悪と呼ばれるジークドミヌスに操られた旧ギャラルホルン帝国との大戦時(この時ギャラルホルン帝国は滅び、帝国の人々も全滅した)、混乱の最中に月を脱出する際に機甲神アルテイヤーは大破してしまい、現代において、ガンジェネシスは本来の力を永久に発揮出来なくなってしまった(だが、その後は装甲戦車ニューオーキスとの合体、月光騎士ネオガンダムのシャッフル騎士団就任に伴うロード化、太陽騎士ゴッドガンダムから授かった黄金魂が宿ったゴッドソードを装備など、本来の流れから外れた独自の進化を遂げていく事となる)。
残り6体の機甲神を巡る戦いが『機甲神伝説』のメインテーマになっている。
モチーフは『六神合体ゴッドマーズ』の六神ロボで月火水木金土の各属性は『美少女戦士セーラームーン』のセーラー戦士。ちなみに『機甲神伝説』の時点では土属性は未登場。
機体解説
エルガイヤーとアルテイヤー以外は無人制御である。その為機甲神伝説でも鎧闘神戦記でも新世聖誕伝説でも敵に強奪されてエライ事になっているのはご愛嬌。
「太陽」の機甲神エルガイヤー/ロードエルガイヤー/エルガイヤーR
本編の主役機であり、ガンジェネシスのコアとなる機体。操手は月光騎士ネオガンダム(本来はネオの兄月影騎士ルナガンダムの機甲神である)。
機甲神伝説の後に、ネオガンダムがスペリオルドラゴンSRによって「シャッフル騎士団」に任命された事で、エルガイヤーも「ロードエルガイヤー」に進化を遂げた。この形態でもガンジェネシスに合体可能である(この際の名称は「超機甲神ロードガンジェネシス」となる)。
その後、新約SDガンダム外伝 新世聖誕伝説で、ネオガンダムがシャッフル騎士団を辞任した為、ロードから以前のエルガイヤーに戻っている。
そしてギャラルホルン帝国との戦いの中で、太陽騎士ゴッドガンダムから授かった黄金魂が宿ったゴッドソードを装備して、奇甲神デルガイヤーが強化した姿である超奇甲神クレストガンジェネシスを撃破するものの、ゴッドソードの力に耐えきれず大破してしまう。
後に、五つの機甲神の力によって復活し、更に鉄華団による改造でゴッドソードに宿る黄金魂を制御出来るようになり額がゴッドガンダムの物へとなり「エルガイヤーR」へとパワーアップ。
更に、メタルモンスターバグラスタルとの戦いの際に五体の機甲神との合体で「超機甲神ガンジェネシスR」となり、メタルモンスターバグラスタルギガを打ち倒し、紅き月の結界を守護機神と共に破壊した。
その名の通り、六神ロボのガイヤーに相当する。
「月」の機甲神アルテイヤー
操手は月影騎士ルナガンダム。本来はネオガンダムの機甲神だが、セレネス脱出の際にギャラルホルン帝国側の攻撃によって本機が損傷し、その際にネオを逃がすためにネオをエルガイヤーに移乗させ、ルナがこちらに乗り移った。大破しつつもなんとか地上(スダ・ドアカ・ワールド)に降下したが、本機はネオジオン族によって鹵獲され、この機体の残骸と、後にデラーズ王国によって鹵獲されたジュピタリアスのデータを元に、後述のカオスガイヤーが建造された。
「黒地」の機甲神ギガンティス
大地の力を持つ機甲神でガンジェネシスの胴体を構成する。地割れを塞ぐ程のパワーを誇る。
六神ロボのスフィンクスに相当する。
「白晶」の機甲神オルフェリス
水晶の光の力を持つ機甲神でガンジェネシスの右腕を構成する。光のバリアーを張る事が出来る。
六神ロボのウラヌスに相当する。
「緑樹」の機甲神ジュピタリアス
植物の力を持つ機甲神でガンジェネシスの左腕を構成する。ネオガンダムが発見する前に既にデラーズ王国によって鹵獲されており、死機兵エビルシャドウに改装された後に、前述のアルテイヤーの残骸と共に機甲神の解析に利用されていた。
六神ロボのタイタンに相当する。
「青水」の機甲神アクアリウス
水の力を持つ機甲神でガンジェネシスの右足を構成する。
六神ロボのシンに相当する。
「黄火」の機甲神マーキュリアス
炎の力を持つ機甲神でガンジェネシスの左足を構成。火山の中でも活動可能。
六神ロボのラーに相当する。
影機甲神カオスガイヤー
ネオ・ジオン側が鹵獲したアルテイヤーの残骸と死機兵エビルシャドウ(ジュピタリアス)を解析して得た機甲神のデータを元に、まずはプロトタイプとして機兵ガゼルバイヤーを独自に建造し、更にそのデータを元にアルテイヤーの残骸そのものから直接造り上げた悪の機甲神。操手は洗脳されたルナガンダム。エルガイヤー同様に6体の機甲神と合体可能で、闇機甲神ガンジェノサイダーとなる。
(背景にいるのがカオスガイヤー)
超機甲神ガンジェネシス
本来の姿(詳細はリンク先参照)