概要
騎士ガンダムシリーズの第七弾。
題材となっているのは『新機動戦記ガンダムW』『機動新世紀ガンダムX』。
前作「黄金神話」から数年後のスダドワカワールドで古代神との戦いを描いた作品。物語は、選ばれし者達が創世軍により次々に石化されるという衝撃的な事件から始まる。
あらすじ
機兵の谷で考古学者トレーズは、古代神バロックガンを発見。眠りから覚めたバロックガンは、スダ・ドアカワールドを我が物にせんとトレーズのタニマチであるロームフェラ財団を扇動し、創世軍オズワルドを結成。瞬く間にオズワルドの軍勢はブリティスへと押し寄せた。
事態を重く見た天使の郷ピースミリオンでは、リリーナ姫、守護天使ヒイロ、その兄ミリアルの三人が神=スペリオルドラゴンのお告げを受け、モロミの塔へと向かった。だがそこにトレーズが現れ、バロックガン復活のカギとなるリリーナを攫おうとする。戦いの最中に最愛の兄ミリアルを失った怒りでヒイロは騎士ウイングガンダムへと変身し、トレーズを追い払うも重傷を負って地上へと堕ちていく。
目覚めた先でヒイロとリリーナは、オズワルドに立ち向かう4人のガンダムと出会う。バロックガンとオズワルドの暴挙を止めるべく、天使とユニオン族の戦いが始まった。
売上不振などによる関連商品の打ち切り
本来は全四章の構成だった本弾は、第三章のその後の展開が長らく不明のままだったが、2010年7月上旬に発売されたプレミアムコンプリートボックスで、第四章(第4弾)「光臨(ひかり)の超鎧闘神」44枚のカードが全て新規作成され完結した。コミックボンボン漫画版では一応の完結となっているものの、やはり連載期間が短縮されている。
wikipedia.org/wiki/より抜群)
登場人物
騎士ウイングガンダム=守護天使ヒイロ:本作の主人公。天使がガンダムに変身するという設定で、そこからさらに機兵並みに巨大化する。まるでウルトラマンである。
騎士ガンダムヘビーアーム:トロワの父により創られたホムンクルスが、スペリオルドラゴンによりガンダムになった姿。
騎士ガンダムデスサイズ:デュオの父を殺した死神が、ガンダムになった姿。漫画版では「天使も死神も共に人の魂を導くもの」と言われている。
騎士ガンダムサンドロック:カトルの祖国ウィナー王国の魔神がガンダムになった姿。
マグアナック隊:ウィナー王国の騎士団。
騎士シェンロンガンダム:ウーフェイの召喚した龍神がガンダムになった姿。
天使リリーナ姫:ピースミリオンのお姫様。原作以上に攫われまくる。
守護天使ミリアル:ヒイロの実兄。リリーナの兄ではない。
鍛冶師ジョワン:ドクターJに似ている。
啓示騎士ガンダムエックス:スペリオルドラゴンの使い。その正体は次作の主人公勇者エックス。
総帥トレーズ:諸悪の根源。「エレガントな世界」を求めてオズワルド軍を編成したマッドな考古学者。漫画版では最後の最後で改心してバロックガンに一矢報いた。
電光騎士ゼクス:正体は言うまでもない。
騎士ガンダムエピオン:ゼクスが変身、巨大化した姿。
双騎士レディアン:トレーズの弟子。原作とは違い双子の姉妹。
双騎士レディドゥ:トレーズの弟子。こちらはメガネの方。
天使ドロシー:バロックガンに仕える堕天使。
新SDガンダム外伝プレミアムコンプリートボックス
鎧 闘 神 戦 記
時を越えて完 ・ 全 ・ 復 ・ 刻 !14年の歳月を経て改めて登場する
なんと幻の第4弾のカード44枚をすべて完全新規に制作して収録!!
関連イラスト
関連イベント
余談
鎧闘神戦記のリアルタイム当時、EndlessWaltzが映像化されていなかったが、時が経った事により、4章のモチーフにEndlessWaltzの要素が組み込まれる事が可能になった。
ただし「超鎧闘神」(漫画版)のデザインは当時の時点で天使の翼が組み込まれた、ウイングガンダムゼロカスタムのようなデザインだった。
ガンダムヒロインでは珍しく、裸を披露することのなかったリリーナであるが、本作においては、バロックガンの生体ユニットという形で裸を披露している。しかも、贔屓目に見ても原作よりおっぱいがでかい。
関連タグ
新機動戦記ガンダムW-ガンダムシリーズのテレビアニメ第6作。本作の主要キャラクターは、この作品の登場人物及びMSをモチーフとしている。
SDガンダム聖伝:続編(ただし時系列はず~~~~~~~っと後である)。打ち切りで短縮されたシリーズつながり。