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概要

SDガンダム外伝 騎士ガンダム物語』にて初登場し、以後もSDガンダム系列の作品に何度か登場するキャラクター。

『SDガンダム外伝』の舞台となる「スダ・ドアカワールド」を守護する十二神の一柱たる「黄金神」であり、主にユニオン族から正義の象徴として信仰されている。ガンダム族に酷似した姿をしており、そのためガンダム族は神の騎士と呼ばれることもある。

色々な形態もあるが、『騎士ガンダム物語』にて初登場したときの、いわゆる初代バージョンが最も広く知られている。
外部出演や商品化の際ももっぱら初代である。

設定・活躍

元は竜神の一族であり、かつて創世の時代に古代神バロックガンと世界の創造を懸けて戦い、激戦の末封印する。
その戦いで操者(後述の勇者ガンダム)を失ったため、新たなる操者として武者頑駄無真悪参を選ぶが、古代神の妨害によって分裂した真悪参の悪の部分と融合してしまい、サタンガンダム=ブラックドラゴンが生まれ、残った善の部分を転生させて騎士ガンダムが誕生、両者の激しい戦いの末に、自分達が同じ存在であることを悟り一体化、騎士スペリオルドラゴンとして復活を果たす事となる。

ラクロア王国に自身の一部を神器として置いてある他、黄金の騎士の鎧も分裂した核の一部が変化して出来ている。
復活後はスダ・ドアカの危機に際し幾度も自ら姿を現したが、彼が存在した時代(ジークジオン編~鎧闘神戦記)において、伝説の勇者の再来と謳われたバーサル騎士ガンダムがスペリオルドラゴンその人であるという事を知るのは、ジークジオン騎士シャアを含めた極少数しかいない。

地上の危機にはその力を騎士に与えたり、直接力を振るうなどして関与することが多々あり、その度に
スペリオルドラゴン
スペリオルドラゴンEX
スペリオルドラゴンSR
Sスペリオルドラゴン
と進化を続け、最終的にスペリオルドラゴンZとへと至り、元の十二神としての力を取り戻した。
他の創世神と同様に、暴竜カイザーワイバーンという強大な力を持った身体が存在し、ユナイト(融合)することで真の力を振るえる黄金神スペリオルカイザーへと転身できる。

シリーズ後半では分裂したり、死んだ後で亡骸が悪堕ちしたり(正確には死んでしまった後に魂の無くなった肉体を暗黒卿マスターガンダムに乗っ取られたもので、厳密な意味での悪堕ちとは異なる)、そしてすったもんだの上で復活したり、他にも別の騎士ガンダムに取り憑いてみたり(聖騎兵物語の最終決戦時、バーサル騎士ガンダムGP01と融合し、バーサルロードスペリオルガンダムとして真聖機兵を駆った)、騎士ガンダムに戻ってみたり……(武者列伝・零の時代の天宮へ出張(!?)した事がある)と忙しく変転していたため、「迷惑神」「お騒がせ神」などと呼ばれたりもする。設定が固まった今としては、彼は彼で苦労してきたと思わなくもないが……

とは言えその迷惑の原因は殆どが覇界神や暗黒卿の暗躍によるものである。世界を自身の所有物としか考えていない自己中心的な神や、世界を破壊してリセットしようとするロクでもない神、果ては自称神(笑)すら存在する創世神達の中では、むしろ働き者の部類に入る。
善玉の神々であっても、倫理観の相違や神の使命などを理由に非情な行動や、傍観に徹する場合も少なくないため、世界の危機に対して降臨・助力するスペリオルドラゴンは、人類(とMS族)にとって都合のいい存在とすら言える。

新約SDガンダム外伝 創世超竜譚 蛮界の騎士団にて、ようやく正式に12神へと復帰したことで先代のシャッフル騎士団と共に天界へ向かい渦流神ストリームカイザーからバロックガンの復活が近いこと、別の世界(バロックガンのいてた世界であるカッズ・ザルド界)でバロックコアと勇者ガンダム達が転生している事を知らされる。天使ヒイロに騎士ガンダムの力を秘めた剣を授けてバロックガンの復活に備えることにしたSスペリオルドラゴンは、リオン・カージ界の勇者エックスにもシャッフルの力を授け、そのバックアップを託した。

そして自身は、先代のシャッフル騎士団と共に、バロックコアが転生してるという、カッズ・ザルド界へと旅立つのだった。しかしその空間にたどり着いた彼らは、磁気嵐に込められたバロックコアの魔力攻撃を受けてしまいSスペリオルドラゴンは、守護竜、鎧、操手に四散しシャッフル騎士団も本来の力を失い、その姿を初期化されてしまうのだった。
そしてSスペリオルドラゴンは、かつての騎士アムロに似た謎のカードマスター(モチーフは、リボンズ・アルマーク)によって操られマークⅢへと変化してしまう。さらなる洗脳を高めるために魔神の鎧を着せられてしまうが、自らが洗脳される前に分離した黄金の鎧が変化した黄金のオーブを騎士G-セルフに託しており、覚醒したパーフェクトロードG-セルフによって魔神の鎧は砕かれ、マークⅢはSスペリオルドラゴンに復活した。砕かれた魔神の鎧は魔神カバカーリーへと変化し、正体を現しバロックコアとなったカードマスターは、魔神カバカーリーと融合して偽神0バロックガンへと変化する。

精霊龍ELSと融合した騎士00クアンタは、スペリオルカイザーELSクアンタとなり、復活したSスペリオルドラゴンもスペリオルカイザーに変身するものの、カイザーワイバーンがドラゴンマルートとして操られていた時の戦いの傷が残っており、力を発揮することができなかった。だが、カイザーワイバーンが精霊龍ELSと一体となることで超竜カイザーワイバーンZとなり、SスペリオルドラゴンはスペリオルドラゴンZへと進化した。カイザー形態もスペリオルカイザーZへと進化し、偽神0バロックガンを浄化しカッズ・ザルド界をソレスタル界へと新生させたスペリオルカイザーZは、先代のシャッフル騎士団と共にスダ・ドアカへと戻りバロックガンを浄化し、新たに誕生した神サンボーンにスダ・ドアカの守護神の座を譲ると、自身はソレスタル界の守護神としてソレスタル界へと戻っていった。

なおソレスタル界へ戻る前に、鎧闘神戦記での不始末にケリをつけるために、騎士ユニコーンと騎士バンシィをタペストリーから誕生させていた事が後のシリーズで判明した……のだが、そのせいで新たな問題が発生する事に……。迷惑神ここに極まれりである。ただ問題が起こるのは、役割を押し付けたことが嫌がられるのも含め、織り込み済みではあったようだ。

神々は試練と称すれば、何でも解決できると思っているのかもしれない。

創世記時代

武闘神デュエルカイザーに代わる、新たな世界の神が選定される儀式として、黄金神操手の座があった。新たな神を決めるトーナメント戦バーサルウォー、その戦いに参加した8人 (グラディエータガンダムエクシア、龍剣士キュリオス、戦士シロー、海王ネプチューンガンダイバー、鳥人イカロスイナクト、英雄オーバーフラッグアキレス、魚人剣闘士ジンクス、益荒男マスターガンダム) の内、勝ち残ったグラディエータガンダムエクシア (彼こそが後の時代で謳われる、伝説の勇者ガンダムその人である) と、益荒男マスターガンダム (モチーフはマスラオ。後の暗黒卿マスターガンダム) の2人により、決勝戦が行われた。

エクシアはマスターガンダムを下し、聖杯を手に入れ一応の資格を得たが、負けたマスターは、暗黒魔人ダークネスハート(正体は、黄金神話のプロローグで死亡したスペリオルドラゴンの悪の一部が時空を太古に現れた姿)によって暗黒卿スサノオマスターガンダムへと堕ちた。しかし、神の資質を見極める試練はまだ続く。
自身の神としての器であり鎧として、当時、世界で暴れ回っていた黄金の双頭竜 (アルヴァトーレ) との戦いを強いられる勇者。己の真の力が試されるため、その時は三種の神器を使えなかったのだが、勇者は乱入してきた、ドラゴンベビーオーライザーのアドバイスを聴き、双頭竜の心に触れてみて、なんと竜を手懐けてしまう。だが、それこそが神の意思が望んだ結果だったのだ。
試練を乗り越えたことで、勇者は神の意思と融合し、黄金神スペリオルドラゴン00(ダブルオー)へと至り暗黒卿マスターガンダムを地底深くに封印したのだった。

しかし、別世界から古代神が侵攻してきたことにより、聖戦が勃発。激戦の末、バロックガンの封印には成功するも、核である黄金神は肉体・鎧・意志の3つに分裂。肉体は無垢なドラゴンとして野生化、鎧は黄金の騎士の鎧として大地に、意志は再生するための新たなを探し、永い間漂流することに……

ちなみにこの時、行方不明になった勇者ガンダムは、バロックガンの世界であるカッズ・ザルド界で騎士セツナ(騎士00クアンタ)に転生していたのだった。

SDガンダムフォース

ラクロアの最上級の精霊として少しだけ登場。騎士ガンダムとは関係がない。精霊の系図では光そのもののような姿をしているとされているが、実態は不明瞭。
スペリオルドラゴンの系図横には人と騎士ガンダムのマークがあり、闇の騎士デスサイズが言うにはガンダムを人に変えるほどの力持っているとされていた。
しかし実際は人とガンダム達の力が合わさった時に出現するものだったようで、ジェネラルジオングとの決戦ではスペリオルドラゴンらしき光をキャプテンが発現させている。

モチーフ

横井考二によるとモチーフはSガンダムと「黄金の三つ首龍」。
バックパックや胴体を筆頭に、随所がSガンダムを感じさせる意匠となっている。頭部以外はほぼ金色のSガンダムと言っていい外見である。
「黄金の三つ首龍」はジークジオンゴジラ要素がある事を踏まえるとキングギドラであると思われる。

ただ元々、騎士ガンダム同様、世界観に合わせて横井考二によってデザインされたオリジナルで、当時はガンダムセンチネルの企画はまだ無く、特定のモチーフはなかった。
その後、名前等のつながりから、Sガンダムのデザインを組み込み徐々にリファインされ、元祖ガンダムや騎士ガンダムで登場した時点で既に現在のSガンダムモチーフのデザインとなっている。

商品化

元祖SDガンダムやSDXで立体化されている一方、BB戦士では長らくリリースがされていないかった。もっとも、元々BB戦士シリーズはSDガンダム外伝のキャラクターのキット化にそれほど積極的ではなく(外伝のキット展開は主に元祖SDが中心であり、同シリーズのリリース停止後もその流れが継続していた)、むしろキット化されているキャラクターの方が珍しいという有様であったため、仕方がないといえば仕方がないのだが……

しかし、LEGEND BBの展開によって外伝キャラクターのBB戦士でのリリースが相次ぐ中、N0.400を飾るメモリアルアイテムとして念願の商品化が実現した。

テレビゲームなど

90年代にカードダスやアニメ、漫画などでSDガンダムの認知度を上げた騎士ガンダムが終了し長い歳月が経つが、ゲームなどにおいてはスペリオルドラゴンは近年でもよく登場する。

SDガンダム系のゲームで騎士ガンダムが収録されてるゲームには登場確率が高く30年近く経過した今でもスペリオルドラゴンの人気が高い事が理解出来る。

「ガンダムブレイカー3」でも追加コンテンツとして登場した。
「SDガンダム Gジェネレーション クロスレイズ」にはラスボスとして登場しクリア後の隠し機体として入手出来た。レベル1では全ての能力が10として最弱のユニットであるがレベルが育つうちにあらゆるユニットより高い能力になる最強のユニットとしての隠し要素を持ちプレイヤーの間で話題になった。

余談

セガが製作した『コードオブジョーカー』というゲームにも同じ名前のユニットが実装されていた。当然のことだが、こちらのスペリオルドラゴンとは無関係である。
とはいえ、あちらも黄金の竜だったり、ガンダムネタがチラホラあるので全く意識していないわけではない……はず。


関連タグ

SDガンダム外伝

騎士ガンダム
サタンガンダム

結晶鳳凰SD戦国伝における類似ポジション。

ポプテピピック…最終話においてパロディとして用いられた。

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