「初めましてだな、ガンダム!!」
プロフィール
生年月日 | 2280年9月10日 |
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星座 | おとめ座 |
年齢 | 27歳(1st season)→32歳(2nd season)→34歳(劇場版) |
身長 | 180cm |
体重 | 62kg |
血液型 | A |
階級 | 中尉→上級大尉(1st season)→不明(2nd season)→少佐(劇場版) |
搭乗機 | |
CV |
※pixivではタグ『グラハム』の使用が一般的
概要
ファーストシーズン
ユニオン軍所属のモビルスーツ(MS)パイロット。最初の階級は中尉(オーバーフラッグス結成後は上級大尉)。
当初はいたって普通の軍人だったが、ガンダムに魅了されていくとともに人格を歪ませていった人物。
ユニオン軍の次期主力機トライアル、フラッグ対ブラストの模擬戦においてフラッグのテストパイロットに任命され、テスト飛行の際に空中変形マニューバー「グラハムスペシャル」を生み出した(フラッグは戦闘機形態とMS形態の2つの形態こそ持つが、作戦行動中の変形を想定しておらず戦闘機形態はもっぱら移動用であった。実際このグラハムマニューバ(正式名称、本人はスペシャルと言い張る)はパイロットに12Gもの負荷を掛け、それ故に変形を想定されていないのである。)逸話を持つ。
しかし同時に、模擬戦でブラストを墜落させ、結果として上官だった相手パイロット、スレッグ・スレーチャーを死亡させてしまうという悲惨な事故を起こしている。実際はスレーチャーが、元々リアルドの延長に過ぎないブラストが性能面で勝てると思っていなかったことから、自分の保険金で家族を養うためにわざと無茶な操縦をしたことが原因である。
そのためグラハムに非は無いのだが、本人はかなり気にしている。事情を知らない人からは「上官殺し」と謂われなき中傷を受けることもあったが(アニメでは実際に“アラスカのジョシュア”から指摘されている)、本人は釈明していない。
MS操縦の腕前はトップクラスであり、接近戦を最も得意とする。
フラッグとは圧倒的性能差を誇るガンダムと(技術と精神力と愛の力で)互角に渡りあい、視聴者を釘付けにした。
ちなみにファーストシーズンでガンダムと互角に戦えたのは実質グラハム、サーシェス、ピーリス、アレハンドロの4人のみだが、
- サーシェス:マイスターの刹那の癖を知っていたのとヴェーダからのバックアップ(ただし中盤でスローネツヴァイに乗り込んだ際にアインを撃破している)
- アレハンドロ:アルヴァトーレの機体性能
- ピーリス:超兵としての肉体改造とジンクスの性能
とそれぞれ理由があり、純粋な技量だけでガンダムと互角に戦えたのはグラハムだけである。
その驚異的な技量だが具体的には、エクシアと激しく斬り合ったり、近距離戦でデュナメスの射撃を避けたりと凄まじい技術を見せつけた。
主な搭乗機体
フラッグカスタムはレイフ・エイフマン教授がグラハムの要望に応えて1週間で完成させ、高出力型スラスターと軽量化した装甲により高い機動性を持つ。
GNフラッグは、グラハムのハワードの墓前での「フラッグを駆ってガンダムを倒す」という誓いを叶えるため、彼に支給されたジンクスから擬似太陽炉を取って載せようとフラッグを強引に改造し、ガンダムスローネアインから奪取したビームサーベルを装備する。改造によって人間の限界を超える12Gもの負荷がかかってしまう代物になったが、グラハムは吐血しながらも乗りこなした上で先の技量を発揮しているのだから驚きである。
なお、左利きであるため、カスタム機はサウスポーの彼の為の改造が施されている。
セカンドシーズン
ファーストシーズン最終話において重傷を負い、全身に深い傷を負ったため、それを隠すべく仮面を着け、脚色の入った武士道をかざす「ミスター・ブシドー」として再登場した。
また、ミスター・ブシドーというのは自称ではなく、その風貌から与えられた他称(あだ名)である。(元凶は親友であるビリー・カタギリの伯父、ホーマー・カタギリ。彼もまた間違った武士道をかざす人物である。)
独立治安部隊アロウズに入隊。軍司令部から独自行動の「ライセンス」を与えられている(ライセンスはリボンズ・アルマークが自分の手駒のイノベイドを自由に動かすために設けた制度であるが、グラハムはホーマーの一存で特別にライセンスを与えられている。尤も、リボンズもグラハムを「あの男以外にガンダムと拮抗できるパイロットはそういない」と高く評価しているのでグラハムをライセンサーにするのは自らの手駒を増やす意味では願ったり叶ったりだった模様)。ライセンスにより、本人の自由意思で作戦参加を拒否したり作戦行動から途中離脱したりする事もできる。
4年前とは打って変わって(?)ガンダムへの執着心が「愛」から「憎悪」へと変化しており、特に刹那の乗るダブルオーに対する執着は強く、友軍にも一騎打ちさせるよう念押しする程。
後半の搭乗機体であるマスラオ、スサノオがトランザム対応であることもあって、イノベイター以外でトランザムライザーに対抗できた唯一の人物である。
その際の戦闘でダブルオーの産み出した量子空間を体験し、その後敗北。刹那がとどめを刺さなかったため脇差で自害しようとしたが、刹那の「生きるために戦え」という言葉で思い止まる。最終決戦には参加しなかった。
その後は終戦まで行方不明となっていたようだが、最終話で仮面を外しビリーの研究室を訪れた姿が確認されている。
主な搭乗機体
サキガケはアヘッドの近接戦闘型試験機であり、2本のGNビームサーベルをメインに戦う。グラハムの機体でフラッグの系譜でないのはこれとエクシアだけである。
マスラオ=スサノオはグラハムの要望を受けてフラッグの基本設計をベースに一から開発された試作機であり、その頭部にはダリルの搭乗したオーバーフラッグの物が流用された。刹那との対決に敗れた際にその「素顔」が露出している。これは「ミスター・ブシドー」がフラッグファイターたる「グラハム」に戻ったことの暗喩でもある。
劇場版『A_wakening_of_the_Trailblazer』
以下ネタバレ 注意
その後は連邦軍に戻り、階級は少佐となっている。
マスラオ・スサノオを元に旧ユニオン・旧AEUの技術陣が開発した新型可変機「ブレイヴ」に搭乗し、グラハム機を含む6機のブレイヴで構成された新型MS部隊「ソルブレイヴス」の隊長を務めている。
パイロットとしての腕と「道理を無理でこじ開ける」性格は健在で、通常は3機で囮と迎撃をローテーションで繰り返す戦闘パターンを1人で敢行するといった超人的な戦闘を披露した。
部下を率いて連邦軍先遣艦隊の援護に赴くが間に合わず、代わりにCBの窮地を救った。
プトレマイオス2改に乗船した際は、自らを「ガンダムを超えようと愚行を繰り返した男」と名乗り、過去の述懐と共に「超えるのはガンダムではなくこの少年(刹那)だ」と、自分の新たな決意を語ると同時に、刹那を救えなかった事を悔やんでいた。
部下思いでもあり、地球圏防衛の最終決戦に出撃する際には「だが敢えて言おう。死ぬなよ!」と彼らに生還するよう諭し、目の前で部下のイェーガンが戦死した時には「敢えて言ったはずだ!」と嘆いた。
その後は、対話を行うために超大型ELSへ向かう刹那のクアンタを援護し、刹那の攻撃で開いた穴を閉じさせないよう道を切り開くべく、機体や自分の体が侵食を受けて吐血する中、「これは死ではない…!」と語りながら、超大型ELSに特攻して戦死するという、壮絶な最期を遂げた。
…かに思われたが、10周年イベントの朗読劇で語られたアフターストーリーにより、刹那のクアンタムバーストによりELSと同化し、奇跡の復活を遂げていたことが判明した。
その後はELSの母星に旅立つ刹那に未来を託され、ソレスタルビーイングへガンダムマイスターとして合流し、かつての彼の機体の改修機へ搭乗することとなる。
なお、彼の生還については「グラハムの機体はELS中枢に特攻したためクアンタムバーストの範囲内にあった」「特攻前の段階でELSの侵食を受けていた」「クアンタムバースト時、『生きたい』というグラハムの心の奥底にあった願いを感じ取ったELSがグラハムの生命活動を維持させた」「クアンタムバースト後の刹那がグラハムの声に気付き、ELSを受け入れ生まれ変わる選択肢を示した」という複合要因によって成し遂げられたものであり、プロセス自体は至極真っ当…なのだが、目の前に現れた刹那を走馬灯と勘違いしたりドラマCDのノリに片足を突っ込んでいたりと、感動すればいいのか笑えばいいのか判断に困る場面もちらほらとある。
かつてガンダムを追い、ガンダムを超えようと愚行を繰り返した男は今、ガンダムとなり、
世界の歪みを破壊する。
革新者となり旅立った少年が、自らに託したガンダムと共に。
名(迷?)台詞の数々
劇中で名台詞を数多く残している彼。もはや台詞全てが名言と言っても過言ではない。
…その分、迷言も生まれているが。
1stシーズン
- 「好意を抱くよ。興味以上の対象だということさ。」
- 「グラハム・エーカー……君の存在に心奪われた男だ!!」※
- 「よもや君に出会えようとは。乙女座の私には、センチメンタリズムな運命を感じられずにはいられない。」
- 「モビルスーツの性能差が、勝敗を分かつ絶対条件ではないさ。」
- 「あえて言わせてもらおう、グラハム・エーカーであると!!」※
- 「人呼んで、グラハムスペシャル!!」
- 「身持ちが堅いな!ガンダム!!」
- 「抱きしめたいな、ガンダム!!」
- 「まさに眠り姫だ。」
- 「堪忍袋の緒が切れた!許さんぞ、ガンダム!!」
- 「私の顔に何度泥を塗れば気が済むのだ…ガンダムッ!」
- 「彼は私以上にフラッグを愛していたようだな。ならばハワード・メイスンに宣誓しよう、私グラハム・エーカーはフラッグを駆ってガンダムを倒すことを!」
- 「そんな道理、私の無理でこじ開ける!!」
- 「今日の私は阿修羅すら凌駕する存在だ!!」
- 「私は我慢弱い」
- 「会いたかった……会いたかったぞ、ガンダム!!」
- 「やはり私と君は運命の赤い糸で結ばれていたようだな。そうだ、戦う運命にあった!!」
- 「君の圧倒的な性能に私は心奪われた……この気持ち、まさしく愛だ!!」
- 「だが愛を超越すれば、それは憎しみとなる!」
※上記2つのセリフは、一見するとガンダムマイスターたちと会話しているように見えるのだが、この時点ではGN粒子のせいで通信がつながらないため、そう見えるだけでグラハムの独り言である。
2ndシーズン
- 「そうか、現れてくれたか。自分が乙女座であったことをこれほど嬉しく思ったことはない。」
- 「手助け、干渉、一切無用!」
- 「なんという僥倖……生き恥を晒した甲斐があったというもの!!」
- 「つまりはワンマン・アーミー、たった一人の軍隊なのだよ。免許があると言った。」
- 「なんと、機体が万全ではないとは。ならば斬る価値も無し!」
- 「興が乗らん!」
- 「勝手にそう呼ぶ。迷惑千万だ。」
- 「試作段階のあの機体を私色に染め上げてほしい。最高のスピードと最強の剣を所望する!」
- 「ならば、君の眼を釘付けにする。とくと見るがいい、盟友が作りし我がマスラオの奥義を!!」
- 「私の好敵手であることを拒むか、少年。ならば私にも考えがある。」
- 「この私、グラハム・エーカーは、君との果し合いを所望する!!」
- 「最早愛を超え、憎しみをも超越し……宿命となった!!」
- 「生きてきた…私はこのために生きてきた!たとえイノベイターの傀儡に成り果てようとも、この武士道だけは!!」
劇場版
- 「かつてガンダムを超えようと愚行を繰り返した男だ。」
- 「行け、少年!!生きて未来を切り開け!!」
- 「未来への水先案内人はこのグラハム・エーカーが引き受けた!!」
- 「これは死ではない、人類が生きるための……!!」
Re:Vision
- 「いいだろう。その君の願い、このグラハム・エーカーが引き受けた!さぁ、心置きなく、旅立つがいい!」
- 「おお、これは……少年が一番最初に乗っていたガンダム、その改修型ではないか!さすがは、少年、後を託すと言った私に粋な計らいをする…!」
- 「そうか。ならば、今からこの機体を……グラハム・ガンダムとする!」
- 「グラハム・ガンダム、グラハム・エーカー!世界の歪みを破壊する!!」
メディアミックスでの扱い
Gジェネレーションシリーズ
本編でも大真面目にはっちゃけていたグラハムではあるが、Gジェネではそのはっちゃけぶりに磨きがかかっている。
「グラハム・フィンガー!!」と叫ぶ様は、プレイヤーの腹筋を崩壊させるに十分すぎる破壊力を誇る。
ちなみに性能としては、全パイロット中屈指のインファイター。MP(スパロボで言うところの気力)及びクリティカル発生に上方補正をかける「グラハムスペシャル」により、超強気に持っていきやすく、大ダメージを奪いやすい。プレイヤーによっては本家本元のガンダムファイターよりシャイニングおよびゴッドガンダムのポテンシャルを引き出しやすいと評される。
クロスレイズではグラハム・スペシャルの効果が可変機搭乗時に回避率上昇という大人しい物になったが、一方でフラッグファイターのアビリティが追加。効果は「フラッグ系のMSに登場した場合、射撃・格闘・守備・反応+80」。MSこそ限定されるが効果としてはコーディネイターだの阿頼耶識システムだのといったものを大きく凌駕する。しかもこのスキル、フラッグであればいいのでオービットフラッグやジェルフラッグにソレスタルビーイングの刹那専用フラッグ改、そして中身がフラッグだからなのかマスラオやスサノオでも適用される。一方ブレイヴでは適用されない。
フラッグ系にさえ乗せていれば高価なスカウト費用のキャラクターにも匹敵する性能になる。スカウト条件はグラハムの搭乗機をGNフラッグまで生産登録すること。なお、ハワードとダリルもフラッグファイターを所持している。こちらは00を攻略してさえいればスカウトできる。
劇場版のグラハムはフラッグファイターこそ持っていないが、その分元の能力値が高い。ブレイヴをはじめ、フラッグに囚われることなく活躍できるだろう。ただし、グラハム・スペシャルは残っているので、ブレイブのような可変機がやはりオススメである。
ちなみに中の人の暴走には更に磨きがかかっており、ドラマCDネタのハムキックが使われる、刹那が搭乗したフラッグに乗せると物凄く気持ち悪い思いの馳せ方をする、「Gジェネに感謝する!」と唐突なメタ発言を行う…等、枚挙に程がない。
SDガンダムシリーズ
新SDガンダム外伝の黄金神話では阿修羅を凌駕するどころか外道にまで堕ちきった姿が登場する(2期の軌道エレベーター破壊回の行動を物凄く悪く曲解させればこうなる可能性は十分にあるのだが)。
スーパーロボット大戦
第2次スーパーロボット大戦Z破界篇においては、様々な作品の敵陣営エースパイロットと交流し、
特にAEU(OZ)のエースであるゼクス・マーキスとは陣営・部隊を超えた友情を育んだ。
第49話にて敵増援として登場した時にはエースボーナスを習得しており、
「体力が一定以下になると一度だけ精神コマンド『愛』の効果を得る」と言うシロモノであった。
ガンダムへの愛がエースボーナスに影響した瞬間である。
続く再世篇ではミスター・ブシドーとして武士道を歩む切っ掛けの一つとして
『日本(エリア11)侵攻時に藤堂鏡志朗と戦い、敗れた為』というエピソードが追加されており、
ブシドーが現れた際に藤堂が注意を促すという一連の流れが定番化している他、ミスター・ブシドーは藤堂をして「真の武士道に辿り着けない」とも言われている。
また刹那には最初から正体がバレている。
ちなみに全編を通して早乙女アルトを空中戦におけるライバルと認定する中の人繋がりなネタがある。
また、ルート次第で枢木スザクをナイトオブゼロと命名するのはグラハムとなる。
第3次Z時獄篇においては、通常であれば名ありボスキャラが習得している「極(気力130以上で命中・回避・クリティカルに+30%補正)」を習得したまま自軍入りという快挙(暴挙?)をやらかしている(ちなみに「極みに達していない」と評されたのに最世篇のブシドーの頃から習得していたのはよくネタにされる)。
また、プリペンターの一員でありコードネームは「ライトニング」(同僚のゼクスのかつての異名でもある)。…仮にも火消しなのに雷で延焼しやしないんだろうか…。
中断メッセージでは念願のアルトとの絡みと、同じく仮面を被っていた者同士との絡みが用意されている。
スーパーロボット大戦UXでは劇場版設定で出演、主人公アニエス・ベルジュと
その相棒ジン・スペンサーの上官としてストーリーの序盤から登場している。
同じ乙女座であるシンに乙女座の連携を持ちかけたらしく、シンの援護台詞では「本当にやるんですか!?」と驚かれている。
中盤でELSとの対話に失敗した刹那を救助してそこからなだれ込むように自軍入りをするが、この時なんとキラとアスランを一緒に連れてくる(というか、展開的にはグラハムが2人に付いてきていた)。これはフリーダムとジャスティスに対応するドレッドノートとして同じ意味を持つブレイヴが選ばれたためと思われる。
生存フラグが存在し、ELSとの最終決戦で特攻する場面がガンダムマイスターとの連携攻撃に置き換わる。
スーパーロボット大戦BXでも劇場版設定で出演。刹那がELS相手に無茶をしてからのフォローに入り、今作はUXと違い、ELSとの最終決戦ではマクロス・クォーターの連合艦隊のお披露目と共に無条件で生き残るようになった。
スーパーロボット大戦Vでもまた劇場版設定で出演。主人公のライバル、機体が飛行機に変形するなどの共通点からかかつては脱走兵である雷張ジョーを部下としており、現在は敵同士であってもジョーはグラハムを尊敬していることが窺える。ちなみにファーストシーズンの頃から部下にしており、ジョーの年齢はフラッグファイターの中では最年少と思われる。
ガンダムVSガンダムシリーズ
NEXTPLUSではユニオンフラッグカスタムで敵専用機として登場。
EXVSにて愛機スサノオと参戦。性能については他記に譲るが、注目すべきはやはり台詞。
なんと、射撃コマンドで発動する「入魂」という技に、台詞が20種類以上用意されているのである。
気になる人はすべて聞けるか試してみるといいだろう。
マキシブーストではスサノオに加え、劇場版に登場したブレイヴも参戦。
ガンダムバーサスではユニオンフラッグカスタムが参戦。のちにEXVS2XBにも逆輸入の形で参戦した。
覚醒技は、スローネアインの腕を切り落としたシーンの再現となっている。
SDガンダムバトルアライアンス
DLC第2弾に、re:vision版のグラハムが参戦。
機体はもちろんエクシアリペアⅣ。かなりの掛け合いが用意されている。
特に原作では無かったイノベイド陣営との絡みは必見。バトルアライアンスならではの脚本により、既存ボイスの組み上げとはいえリボンズと戦っている。セリフから2ndシーズンラストの最終決戦に参戦できなかったことを悔やんでいたようだが、今回のブレイク現象により叶った。
己の愛だけでELSクアンタのデータを発生させてしまったりと、そのヤバさは健在。
その意志は間違いなく、ガンダムマイスターであった。
ドラマCD
アナザーストーリー「MISSION-2306」では先生として、「COOPERATION 2312」では刑事として登場。
美少年好きで、小太りである。自ら男色家と公表し、おまけに、スタッフや声優のマネージャーの名前を叫びながらリボンズに迫るなど、もはや完全にキャラが崩壊している。
(違和感が無いのは何故だろうか)
ハムパンチ!!ハムキック!!藤原啓治の分!!運昇さんの分!!ちょりーっす!!
他にもジャック・バウアーのやけに似ているモノマネをしていたり、仮面がついても性癖を隠さなかったりと、終始暴走している。
Gジェネレーション クロスレイズでは専用フラッグカスタムにデュナメス戦を彷彿とさせるキックが追加されたが、なんとその台詞としてハムキックが逆輸入された。
小説
こちらでも名台詞の数々は健在なのだが、注目すべきは彼の心理描写の部分である。
ガンダムと戦えることに対して、死した戦友への矜持や宣誓以前に悦びを感じている彼の内面がよくわかるが、それだけではなく、剣がぶつかった回数を正確に数えていたり、地の文にツッコミを入れたり、ジャイアニズムをぶっちゃけたりと、彼は彼で刹那とは違う方向に変革しているのではないか?と思えるほど。
ちなみに映画の小説版だと元々孤児であり、空に憧れてフラッグファイターになったが、その空を汚すガンダムが憎く、前述のように愛から憎悪の感情に変わったと書かれている。
余談
・中の人ネタもあるが、アルトに「空の飛び方を知ってやがる……!」と言わしめるほどの操縦テクニックから、マクロスアルティメットフロンティアのWikiにある「次の作品にはどのパイロットを収録してほしいか」というアンケートにただ一人ガンダムシリーズから彼がノミネートされている(誰がしたのかは不明)。
・劇場版の彼の最期のシーンにおける生死について問われた際、水島監督は「あれで生きてたら気持ち悪い」と回答している。……が、一部のファンはこれを
「あれで生きてたら気持ち悪い」→「気持ち悪ければ生きている」→そして「グラハムって気持ち悪いじゃん」→「つまりグラハムは生きている」
と前向きに(?)曲解していたとか。
なので、本当に生還が発表されても「まあそうだろうな」という反応も結構あった。
復活からガンダム受領までの話は彼を演じた中村悠一氏曰く「黒田洋介(脚本家)のストレスの発散場所だって俺は聞いたんだけど」「ギャグで書いてんのかなと思った」とのこと。(参照)
・ドラマCDにて、彼は孤児であった事が明らかとなった。
身寄りもなく貧乏だが、どういう訳か『空』に対する執着があり、孤児である彼が空へ行くには軍に行くしか無かった、と語っている。
- 孤児
- 身寄りがない
- 卓越すぎる操縦センス
以上三点だけで見るならば、彼はガンダムマイスターの基礎条件を難なくクリアしている結果になっており、マイスター候補としてヴェーダにリストが入っていてもおかしくはない。
孤児であるという事について、なぜ孤児になったのかはドラマで言われる事はなかったが、ただ、空(あるいは宇宙)の執着の方向先が軍属になるという結果があった為、最終候補としては外れていた模様。
彼の空に対する執念は、刹那のガンダムに対する執着と方向が同じで、彼がガンダムマイスター入りした際、先輩二人は、別タイプの刹那が来たー、というようなリアクションを取っている。(刹那=ガンダムフェチ。グラハム=空フェチ)
つまりはようするに、彼がガンダムマイスターになるのは、遅かれ早かれ運命だったと言う事である。
関連イラスト
ネタ
関連タグ
他の表記
同作品キャラクター
ソレスタルビーイング:刹那・F・セイエイ ロックオン・ストラトス
MSWAD:ビリー・カタギリ レイフ・エイフマン ハワード・メイスン ダリル・ダッジ ジョシュア・エドワーズ
ソルブレイヴス隊:ヴィクトル・レオーノフ ルドルフ・シュライバー アキラ・タケイ イェーガン・クロウ ネフェル・ナギーブ
その他
機動戦士ガンダム00 ガンダム00 A_wakening_of_the_Trailblazer
フラッグファイター ユニオン アロウズ ライバル 仮面 変態仮面 武士道 阿修羅 阿修羅すら凌駕する存在 死ぬ死ぬ詐欺 シャア・アズナブル ラウ・ル・クルーゼ
リカルド・フェリーニ(ビルドファイターズ) ナイジェル・ギャレット(UC) イオ・フレミング(サンダーボルト) シュラ・サーペンタイン(SEED FREEDOM):中の人繋がりのガンダムキャラ
ゼクス・マーキス:Gを完全無視した超高機動機体を操り血反吐を吐いた先輩として、よく比較に出されがち。主人公との決闘にはハンデを持たれることを嫌う性格や、最終決戦では本体のジェネレータに直結したビームサーベルを主武装とする機体に乗っていた点でも共通する。
皆本光一:『絶対可憐チルドレン』より。中の人が同じ乙女座(9月18日生まれ)つながりに加え、「乙女座の僕は大丈夫だ」や「僕は我慢弱くない」などのグラハム絡みのネタも披露した事がある。
そしてついに
2018年5月5日に、NHKBSで放映された全ガンダム大投票にてキャラクター部門総合5位となり、実力ではなく人気である上に僅かな差とはいえ、遂に少年に打ち勝つという11年越しの悲願を達成した。(ちなみに1位はシャア、2位はアムロ、3位はオルガ・イツカ、4位はキラ)