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概要編集

バンダイナムコゲームスによる『ガンダムバトルシリーズ』の第8作で、同シリーズ初のSD頭身の作品。

2022年8月25日発売

シーズンパスを内包した「デラックスエディション」

上記の内容に加え、オリジナル作品の音源を多数収録した「アルティメットエディション」

更にアルティメットエディションに特製のLEGENDBB戦士がついてくる「コレクターズエディション」がある。

対応プラットがSwitchPS4|5、Xbox Series X|S、XboxOneWindows PC、STEAMと多め。

様々なガンダムの歴史を巡り、歪められた歴史を修正する「ブレイクミッション」と、修正後の歴史で対戦する「トゥルーミッション」を繰り返していくのが主な流れ。まあ、速い話がドラゴンボールゼノバースのガンダム版である。

中にはトゥルーミッション中にブレイクが発生する「コンフューズドミッション」もあり、そこでしか出てこない機体や、とれない設計図などがある。


オンラインでのマルチプレイに対応している他、NintendoSwithc版ではオフラインでのマルチプレイが可能。

ただし、クロスプレイには対応してないので、オンラインでのマルチを行うにはプラットフォームを合わせる必要がある。

※クロスプレイ:違う機種間同士であってもオンライン上でプレイ可能な機能の事

難しいと思ったら、マルチプレイを推奨。


MSのウェザリング表現が非常に細かく作りこまれており、見事の一言。

ムービーで登場するMSは必見でSDながらも精悍な雰囲気を醸し出している。


追加DLCにて使用機体数やプレイ出来る面は増えて行く予定。

シーズンパス1で第3弾まで予定されており、第1弾では、ナラティブガンダム、ガンダムAGE-FXが取得可能。

第2弾ではムーンガンダム騎士スペリオルドラゴンが。

第3弾ではガンダムエクシアリペアⅣΞガンダムペーネロペーの追加。

エンドロールではSDガンダム三国創傑伝の機体が第4弾として扱われている。


2023年5月12日にはTV放送中の最新作である水星の魔女からガンダム・エアリアルがDLC販売された。


ストーリー編集

宇宙世紀0079年11月、連邦軍特殊MS試験部隊ギャザーロード隊の隊長とオペレーターユノ・アスタルトはオデッサ作戦に参加中、突如Gユニバースと呼ばれるデータベースに迷い込む。

Gユニバースは様々な時空間の戦闘記録を保存する物であったが、ブレイク現象と言う正史とは違う状況が再生される事件が発生しており、それを修正する為に二人が選ばれたのであった。

疑似人格サクラ・スラッシュと共にブレイク修正を行う中、Gユニバースではある陰謀が進められていた…


ミッションの種類編集

ブレイクミッション編集

正史上のある戦闘中、違う歴史の機体が入れ替わる様に現地に出現する現象。

宇宙世紀の一年戦争の戦闘にガンダムバルバトスが出現したり、コズミック・イラの歴史にアプサラスⅢが出現したりする他、攻略対象の場所で戦う敵味方の勢力もバラバラとなっている事が多い。

主にこの場に本来いるはずの人物やMSがいない事が原因となっている。

本来いない筈の人物やMSが途中で出現する事を作中では「ブレイク現象」と呼ばれている。

ブレイク現象で登場したMSや人物を元の歴史に戻すことを「ブレイクアウト」と呼ぶ。

このブレイクアウトを繰り返す事で、後述のトゥルーミッションへ繋げていく。

ブレイクアウトはユノやサクラが関与する必要がある作業だが、ユノやサクラの力に頼らず、自身の力で行ってしまう者も少数だが存在する。

ブレイクする事象や人物は、その世界で起きた事件や存在するはずの人物と共通点がある事が多い。

(例:サイコガンダムが登場する場所でデストロイガンダムが登場する、仮面をつけた人物が入れ替わる様に登場…等。)


トゥルーミッション編集

本来の正史で起こる戦闘の再現で、このミッションを確定させる事で修正完了となる。

概ね正史通りに進む物の、状況の進行速度や細かい差異等が発生している事がある。

これらの差異を乗り越えて、歴史を確定させる必要があるが、最終的にキーとなるMSやキャラクターが正史通りであれば、細かい部分は自動修復で帳尻合わせが行われる。

要はキーとなる人間が正史で生きているなら死なせたらダメな上に、キーとなる人間が本来死亡する場合は生かしてしまってもダメだが、一般兵等の進行に必要性の低い者の生死は問わない。

(ゲーム中ではミッションをクリアするだけで良いので、プレイヤーが細かく気にする必要は無い。)

ストーリー的にはブレイクミッションで正史に必要な要素を発見、元の歴史にブレイクアウトさせる事でトゥルーミッションを発生させる事を目的として動く事になる。


コンフューズドミッション編集

本来の正史の戦闘再現であるトゥルーミッション中に小規模なブレイク現象が発生するミッション。

道中の敵、ボスはトゥルーミッションと変わりないが、本来寄らなくていい場所(つまりは寄り道)を訪れる事でブレイクミッションが発生する。

寄り道しない場合はトゥルーミッションと全く同じ物をクリアする事になるが、ブレイク現象を発生させないと取れない設計図等が存在する。

各ミッションをクリアすると確率で発生する他、「リビジョン・キー」と言うコンフューズドミッションをクリアした際に手に入るアイテムを複数個使用する事で任意に発生させる事も出来る。

尚、ブレイク現象で戦う事になる機体はトゥルーミッションで登場する機体よりレベルが高い為、推奨レベルはトゥルーミッションより高くなる。


特色編集

登場機体は各シナリオをクリアする事で手に入る『設計図』を集める事で解放されていくが、1st、UC、00、鉄血以外の作品は殆ど後期主人公機とラスボスだけが使用可能となっている。その為、使用できる女性キャラはクリス以外ほとんどライバルキャラであり、『クロスボーン・ガンダム』に至っては主人公不在である。


機体には長距離攻撃が得意なシューター、近接戦が得意なインファイター、バランスのいいオールラウンダーの三種類があり、MSそれぞれに設定されたダメージカット率等で『ナノラミネート装甲があるのでビームに強い』などの再現もされている。

機体を獲得するには、その機体の設計図1~4種類を複数枚集めないと解放されない。

この為、欲しい機体がある場合、特定のミッションを複数回まわる必要がある。

(例えば、RX-78ガンダムを獲得するにはガンダムの設計図IとIIを2枚、IIIを3枚集める必要がある)


プレイする際には小隊長(主人公)が乗る機体の他、随伴機として2キャラまで選べる。随伴機はキャラによって掛け合いが異なり、同一人物の随伴は不可となっている。

(これは一年戦争時のアムロと、シャアの反乱時のアムロの様な時代を超えた組み合わせも不可)

ただし、シナリオ上のNPCやエネミーと被っていても問題はないので、同一キャラ対戦も等は問題が無いが、僚機は一切イベントには絡まない。

僚機となるキャラは、設計図を集めて使用MSを解放すると同時に僚機として設定可能となる。

(例えば、RX-78ガンダムを使える様になると1年戦争時のアムロ・レイが使える様になる。νガンダムも使えるようになると、シャアの反乱時のアムロ・レイが追加されるといった具合。)

僚機にする機体のタイプでボーナスが付き、友好度を上げる事でボーナス値が上昇する。


自機が行動不能になっても、僚機が生きている限りはゲームオーバーにならない。

リペアキットが残っていれば、自己修復した上で復活が可能の他、僚機から「レストア」を受ける事で最大HPの半分の状態で復活が可能。

反面、僚機が全滅してる時に自機が行動不能となると特定のスキルを持ってない限りはリペアキットが残っていてもゲームオーバーとなる。


・オールラウンダー

射撃・格闘両方とも得意なMS。

リペアキットの数は3~5(大半は5つ)で、ロールアクションは「アクションのキャンセルタイミング短縮」と「SPAゲージ上昇率アップ」

このタイプの機体を僚機にすると、ブースト消費量減少とブースト回復速度上昇のボーナスがつく。

使える場所を選ばない反面、上手く使わないと器用貧乏になり易い。

臨機応変な対応が出来るよう心掛けたい。

SPA(必殺技)を多く使っていけるタイプ。

よろけ値も大きく、モビルアーマー戦に連れて行くと攻撃のチャンスが生まれやすい。


・インファイター

格闘向けのMS。

リペアキットの数は3~4(大半は4つ)で、ロールアクションは「敵の攻撃に怯みにくくなる」と「消費ブーストゲージ減」、「被ダメージ減」

このタイプの機体を僚機にすると、シールド量とガード時のダメージカット率にボーナスがつく。

HPが多めでガンガン攻撃出来るが、手の届かない場所の敵を撃破するのはやや苦労する。

リペアキットの数が一番少ないので、使いどころは考えておきたい。


・シューター

射撃戦向けのMS。

リペアキットの数は5~6(大半は5つ)で、ロールアクションは「全兵装の弾数をリロード」

このタイプの機体を僚機にすると、リペアキットの回復量と使用時の速度、レストア(復活)時の速度が向上する。

HPは少ない物の、多めのリペアキットと的確に攻撃した際のダメージは高い。

反面、兵装の弾がつきると能力値の低い格闘に頼らざるを得ない為、ロールアクションを含めた上でのリソース管理を求められる。

ロールアクションを含めた上で、メイン・サブ兵装を上手く使うと全弾使った頃にロールアクションが使える機体もおり、「ループシューター」として高ダメージを継続的に出していける。



登場作品と使用可能機体編集

☆は初回特典、★はDLC専用、◎は追加参戦

タイプはA…オールラウンダー / I…インファイター / S…シューター


機動戦士ガンダム


機動戦士ガンダム0080


機動戦士ガンダム第08MS小隊


機動戦士ガンダムサンダーボルト


機動戦士ガンダム0083


機動戦士Ζガンダム


機動戦士ガンダムΖΖ

機体パイロットタイプ
ZZガンダムジュドー・アーシタA
フルアーマーΖΖガンダムジュドー・アーシタS

機動戦士MOONガンダム

機体パイロットタイプ
ムーンガンダムユッタ・カーシムA

機動戦士ガンダム逆襲のシャア

機体パイロットタイプ
νガンダムアムロ・レイA
サザビーシャア・アズナブルA

機動戦士ガンダム逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン

機体パイロットタイプ
Hi-νガンダムアムロ・レイS

機動戦士ガンダム閃光のハサウェイ(映画版)


機動戦士ガンダムUC


機動戦士ガンダムNT

機体パイロットタイプ
ナラティブガンダムヨナ・バシュタA

機動戦士ガンダムF91

機体パイロットタイプ
ガンダムF91シーブック・アノーS

機動戦士クロスボーン・ガンダム


機動戦士Vガンダム


機動武闘伝Gガンダム


新機動戦記ガンダムW


機動新世紀ガンダムX

機体パイロットタイプ
ガンダムDXガロード・ランA

∀ガンダム


機動戦士ガンダムSEED


機動戦士ガンダムSEEDASTRAY


機動戦士ガンダムSEEDDESTINY


機動戦士ガンダムSEEDVSASTRAY


機動戦士ガンダム00


劇場版機動戦士ガンダム00

機体パイロットタイプ
ダブルオークアンタ刹那・F・セイエイA
ガンダムエクシアリペアⅣグラハム・エーカーI

機動戦士ガンダムAGE

機体パイロットタイプ
ガンダムAGE-FXキオ・アスノA

機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ


機動戦士ガンダム水星の魔女



ガンダム Gのレコンギスタ


SDガンダム緊急出撃


SDガンダム外伝

機体パイロットタイプ
騎士スペリオルドラゴン-I

SDガンダム三国創傑伝

※2023年現在はDLCで購入可能


SDガンダムGジェネレーションシリーズ

機体パイロットタイプ
フェニックスガンダム-S

登場人物編集

小隊長編集

CV:浜田洋平

本作の主人公。一年戦争時の地球連邦軍ギャザーロード隊の小隊長だが階級は不明。

顔は出てこないが声とユノの関係からすると若い男性。

ストーリー上での台詞は選択肢とMS乗ってる時に掛け声があったりする程度。

ユノとは幼馴染。

オデッサ作戦参加中にGユニバースにユノと共に迷い込んでしまった。

デフォルトネームはアルカ・アドニス

(ゲーム中では「小隊長」と呼称される事が殆ど。)

ありとあらゆるMSを乗りこなす事が出来、ニュータイプ専用MSは元より、モビルファイター阿頼耶識システム搭載MS、GUND-ARM使用のMSとオールマイティーに使用出来る。

一応補足すると、舞台は現実世界では無く電脳的なシミュレーターで行われているので、特に問題にならないのであろう。


ユノ・アスタルト編集

ユノとサクラがこっちを見ている

CV:髙橋ミナミ

ギャザーロード隊のオペレーター。わずか17歳にして飛び級して連邦軍にスカウトされた天才プログラマー。

主人公がストーリー上ではユウ・カジマ並みに無口なので実質的な副主人公。

(一応主人公は選択肢程度の台詞はある)

階級は特務曹長。

軍人ではある物の、数多くの戦いを見ていく内に、戦う意味を問いただしたりする他、状況によってはトゥルーミッションなのに本来の歴史と違う流れを行ってしまう様な発言をする事もある。


サクラ・スラッシュ編集

サクラ・スラッシュ

CV:市ノ瀬加那

仮想世界「Gユニバース」のAI「SACRA/1351420」の疑似人格。Gユニバースに発生したブレイクミッションを修正すべくユノ達をGユニバースに誘った。本作の解説役であり、要するに超濃爆ガノタである。

ユノの事は「ユノ姉さん」と呼ぶ。

AIの為か、ニュータイプ特有の現象を感知する事が出来ない。

(ドズルの怨念の様な光や、ララァの声等)

また、AIの為か目の前の人物の生死よりは「正しい歴史」のあるべき姿を取り戻す為、悲しい顔はする物の、避けられない死に関しては仕方ないと諦観している反応を示す。

声優は最新作『機動戦士ガンダム水星の魔女』の主役スレッタ・マーキュリーを演じる。


ハロ編集

CV:山口勝平

ご存知ガンダム界のマスコット。ユノにより独自カスタムが施されたガジェットロボ。

特殊なプログラムを実行する為に使用されたりする。

たまにウィルスを入れられたりも…


ハーメス・マーキュリー編集

CV:KENN

ガンダム恒例の「仮面・グラサンの人」ポジションのライバルキャラ。

Gユニバースに干渉しお邪魔をしてくる陰湿赤眼鏡。どうやらもう1つの人格があるようだが…?

また名前と苗字がどっちも「水星」である。

ステージによっては敵として現れ、その際には「どの歴史にもいないガンダム」であるガンダム・ラトレイアを駆り現れる。


余談編集

発売当初はバランス的に非常にシビアであり、購入者を地獄に叩き落としていた。

強いて言えば、マルチプレイ前提の難易度調整が為されていた上に、カジュアル勢を切り捨てていたとも言える。

特にモビルアーマー戦は最悪で、硬い・攻撃力が高い・HPも多い・一度破っても一定時間で再度回復するビームバリアが厄介と非常に多くの文句が出ていた。

また、育成に関しても難点が多く、ゲームクリアを目指していると機体のレベル上げは1体が精々であり、金稼ぎしやすい場所を延々と周回する羽目になる。

(金稼ぎステージがあるだけ多少はマシではあったが)

弱い機体を育成してしまった場合は目も当てらない有様であった。


機体のロールも、インファイターとオールラウンダーが割を食っており、シューター1強のバランスとなっていた。

これは、モビルアーマーは巨大で弱点をインファイターでは狙い辛い事に加え、HPは多い物のリペアキット所持数が少なかった為である。

オールラウンダーもロールアクションがイマイチ使い処が無く、格闘と射撃の器用貧乏と言った有様で、一部機体以外は見向きもされない程だった。

また、全体的にSPAも当て辛く、カットシーン中に敵がどっか行ってたと言う事も起きていた。

ロールアクションも継続時間中は更新が出来なかったりしたほか、レベル差補正がかかっており敵のレベルが上だと与ダメージと被ダメージに最大「3倍」の補正がかかっていた。


ガード不可能な掴み攻撃の高性能追尾や、ロックオン時の挙動等、諸々の難点があり、正直ユーザー目線でのデバッグ調整や難易度調整はおざなりであったと言える。


これらの意見は運営に届き、2022年9月15日の東京ゲームショウで大幅なバランス調整が発表された。

これは概ね歓迎された物の、調整項目が多岐にわたる為か実装までに凡そ1か月を要している。

(発表が9月なのであり、それまでにある程度は調整に動いていたとは思う物の、ユーザーからはやや遅く見えてしまった点は否めない。バグの確認等を含めていると思うので、実際は妥当か、早い方ではある。)


修正点は以下

・オールラウンダーとインファイターの強化

・ロールアクション中にロールアクションの再使用可能

・MAの大幅弱体(一部のMAのHP減少、よろけ易くなるなど多数)

・取得キャピタル(金額)の大幅向上(最大10倍調整)

・レベル差補正の緩和(最大3倍が1.5倍程度に)

・敵の掴み攻撃の弱体

・プレイヤーのSPAを当て易く

・ロックオン機能に敵が死んだ際、即座にターゲットを遷移するタイプを追加

・他多数


と言った調整で今現在では、かなりカジュアル向けの調整をされており、遊び易くなっている。

(ただし、一部ミッションは未だに難しい物もある)

しかし、ソロでの僚機(AI)の死に易さ等は改善されていないので、更なるアップデートを要望する声もある。

また、主人公のボイスが固定である為、ボイスの変更や、機体に乗るのはその作品のオリジナルであるパイロット(※)にして欲しいと言った要望も多いので、さらなる改善に期待したい。


※例えばクシャトリヤに乗るなら、パイロットはマリーダ・クルスにして欲しいという事



関連項目編集

ガンダム アクションRPG 歴史改変 ガンダムEXA

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