「グラハム・ガンダム!グラハム・エーカー、世界の歪みを破壊する!」
概要
ELSとの戦いの後に4度目の改修を受けたガンダムエクシア。形式番号はGN-001REIV。
ガンダムエクシアリペアⅢと違って上半身が左右非対称となっており、左胸の装甲が外されたほか、左腕も装甲のないむき出しのままになっている。これは左腕に第6世代ガンダム用の技術が先行投入された結果であり、装甲なしでも十分な強度を有している。さらには斬撃の際に左腕部分のみ瞬間的にトランザムを発動させるという事も可能になっている。
動力については擬似太陽炉の搭載が検討されているうえ、試作段階の新型GNコンデンサーも搭載されている。そのため、この機体は他の擬似太陽炉搭載機とは比にならない程の粒子量を持つ。
他にも、肩の新型クラビカルアンテナをはじめとして試作段階の新技術を多数取り入れており、短期間で改造された急造品にもかかわらず第4世代ガンダムに匹敵する性能となっている。
武装も大幅に見直され、クリアグリーンの新素材の刀身を持つ実体剣を7本装備したことでガンダムエクシアの「セブンソード」の構想を再び実現することとなった。その一方でそれまでの武装は外されており、象徴的な武器であったGNソードを持たない初めてのエクシアとなった。
パイロットはELSとの同化を経て復活を遂げたグラハム・エーカー。ELSの母星に旅立った刹那・F・セイエイの後任としてソレスタルビーイングに参加した彼はこの機体を「グラハム・ガンダム」と呼んでいる。
グラハムはセンチメンタリズムな運命を感じ、自分とガンダムの小指には赤い糸があったと確信している。なお、グラハムは左利きであるため本機の仕様とは非常に相性がよく、リペアⅣを託されたことも「少年(刹那)からの粋な計らい」と喜んでいるが、これらはすべて偶然の一致である。
※ただし、メタ的にはデザイン担当の海老川兼武氏が「グラハムの乗るエクシアをデザインしてほしい」という注文からデザインしたものである。
武装
GNバルカン
右腕部に装備されている小型ビーム砲。
GNタチ
背部に懸架されている太刀。エクシアリペアⅣ最大の武装。
GNベイオネット
腰部に2本懸架されている武装。ダブルオーガンダムのGNソードⅡと同様実体剣として用いるだけでなく、ライフルモードに変更して射撃を行うことも可能。
元はダブルオークアンタのGNソードV開発途上で作られた試作品。
GNシールド
クアンタのGNシールドに酷似している防御兵装。背部にあるアームを経由して右肩に装備されている。
GNバトルブレイド
GNシールド上部に2本装備されている短剣。
こちらもGNソードV開発途上で作られた試作品。なお、ビットとしての機能はない。
GNバトルソード
GNシールド下部に2本装備されている長剣。
やはりGNソードVの試作品でビットとしての機能はない。
余談
- 海老川兼武氏はTwitterで、リペアⅣにはグラハムをイメージした色案があった事を呟いている。
- リペアⅣの特徴の一つは左腕だが、グラハムはかつてGNフラッグでエクシアと戦闘した際、エクシアの左腕を切った。また、GNフラッグの左腕には擬似太陽炉とGNビームサーベルという(当時のCB以外の勢力にとっての)新技術が重点的に投入されていたが、リペアⅣの左腕には第6世代用の新技術が投入されている。そういった点から、この2機に繋がりを感じるファンもいる。
- ちなみに、刹那がエクシアで初めて斬ったのもイナクトの左腕である。
- 2020年9月24日のわしゃがなTV配信回にて中村悠一がバンダイから貰ったというMETAL BUILD版を持参し開封した。ちなみに、この回はガンダム00が好きな悠木碧がゲスト出演しており、「好みのじゃなくて悪いけど」と悠木氏に譲り渡された(ちなみに悠木氏は特に気にする事無く大喜びしていた)。
外部リンク
関連タグ
ガンダムエクシア ガンダムエクシアリペア ガンダムエクシアリペアⅡ ガンダムエクシアリペアⅢ
ガンダムアストレイレッドフレームインバージョン:グラハム(正確にはAI)が搭乗したガンダム繋がり。