概要
アニメ『機動戦士ガンダム00』セカンドシーズンに登場するモビルスーツ群。
新生ソレスタルビーイングが第3世代ガンダムの運用データを基に、ヴェーダの補助なしに独自で開発を行った次世代型ガンダム。
ツインドライヴシステムのために新造されたダブルオーガンダム以外は、資金難や人員不足等も重なって実際は3世代の機体を改修しただけであるため、第3.5世代の機体に分類される。
第3世代とは異なる外見的特徴として
- ガンダムフェイスに0ガンダム同様への字スリットがある。
- 前腕にあったGNコンデンサーは大型化し腕関節部に移動。
- 第3世代では共通して胸部にあったGNドライヴが別の箇所へ移動(機体サイズが小さい場合はこの限りではない)。
- 第3世代では共通して肩にあったクラビカルアンテナの省略もしくは移動。
- 外に露出していたGN粒子供給用コードは全て装甲内に埋められる。
- アンテナ基部と手持ち武装にクリスタル状のセンサーが追加。
- GNビームスナイパーライフルⅡの3連バルカンモード、GNバズーカⅡの分割などデッドウェイトになりがちな大型武装の他用途への転用化。
- ガンカメラモード展開、飛行形態変形、本体の解放など各ガンダムの有するギミックの簡略化。
などといったものがある。その他、ビームサーベルの出力調整も簡単に出来るようになった。
これら技術は旧世代ガンダムの改修にも取り入れられており、劇中最終盤でも登場したガンダムエクシアリペアⅡはヘルメット部以外の供給コードの収納やGNソード改の刃部を構成するクリスタル、GNビームサーベルの本数省略などにおいて顕著である。
また、トランザムシステムについては第3世代ガンダムは偶発的な要因でGNドライヴ内のブラックボックスにインストールされていたシステムが解禁されたこともありシステムに振り回されている描写が目立っていたのに対し、第4世代ガンダムはシステム発見後に開発されたMSのため全機が任意での途中解除が可能などトランザムの使用に対応した設計がなされている。
ガンプラにおいても主にHG1/144が格段に完成度が進化している。
第3世代HGがABSが多用されていたのに対し、こちらは優秀な新型ポリキャップPC-001の登場により、第3世代HGでも成し得なかった腕の二重関節化をはじめとする広い可動を実現したPS素材とポリキャップのみで成形されたABSレスキットとなっている。
一方、1/100はバンダイが同時期開発していたLEDユニットによる発光ギミックの実験台に採用された点や腰が固定で胸に回転軸がある謎の仕様など可動面において様々な制限が出ており、むしろ劣化しているという声が多い。
該当機
※★マークは改造ガンプラ
第4世代ガンダム
- GN-0000 ダブルオーガンダム
- GN-0000/7S ダブルオーガンダムセブンソード(ガンダムエクシアのコンセプト「セブンソード」を継承した近接戦仕様)
- GN-0000GNHW/7SG ダブルオーガンダムセブンソード/G(右肩にGNソードⅡブラスターを懸架した形態)
- GN-0000GNHW/7SGD2 ダブルオーガンダム セブンソード/G インスペクション(セブンソード/Gのシミュレーション上のカラー)
- GN-0000/7S ダブルオーガンダムセブンソード(ガンダムエクシアのコンセプト「セブンソード」を継承した近接戦仕様)
- GN-0000/XN ザンダブルオーガンダム(ザンユニットとのドッキング形態)
- GN-0000+GNR-010/XN ダブルオーザンライザー(ザンユニット、オーライザーとのドッキング形態)
- GN-0000/XN ザンダブルオーガンダム(ザンユニットとのドッキング形態)
- GN-0000DVR ガンダムダブルオーダイバー★
- GN-0000DVR/A ガンダムダブルオーダイバーエース(ダイバーエースユニット、GNダイバーソード装備形態)★
- GN-0000DVR ガンダムダブルオーダイバー★
- GN-0000DVR/S ガンダムダブルオースカイ(デスティニー等他作品のガンダムの要素を取り入れたダブルオーダイバーの再改造ガンプラ)★
- GN-0000DVR/S/HWS ガンダムダブルオースカイHWS(パージ可能な武装を纏った火力強化形態)★
- GN-0000DVR/SM ガンダムダブルオースカイメビウス(アームドウイングバインダーを装備した再改造ガンプラ)★
- GN-0000DVR/S ガンダムダブルオースカイ(デスティニー等他作品のガンダムの要素を取り入れたダブルオーダイバーの再改造ガンプラ)★
- ガンダムダブルオーダイバーアーク(ガンダムAGE-FXの要素を取り入れたダブルオーダイバーの再解釈ガンプラ)★
第3.5世代ガンダム
- GN-006 ケルディムガンダム
- GN-006GNHW/R ケルディムガンダムGNHW/R
- GN-006/SA ケルディムガンダムサーガ(取り回しを重視した火器を多数装備した近距離戦仕様)
- GN-007 アリオスガンダム
- GN-008 セラヴィーガンダム
- GN-008GNHW/B セラヴィーガンダムGNHW/B
- GN-008GNHW/3G セラヴィーガンダムGNHW/3G(後述のセム2機を両肩に装備したトライアルフィールド広域展開仕様)
- GN-008RE セラヴィーガンダムⅡ(ラファエルガンダムの増加装備兼サポートメカとして改修された無人機仕様)
- GN-00802 セラ(セラヴィーガンダムⅡの設計をベースに開発された、ラファエルガンダムドミニオンズ用増加装備の無人稼働形態)
- GN-1001N セラヴィーガンダムシェヘラザード(ガンダムヴァーチェやプトレマイオスの意匠を取り入れた改造ガンプラ)★
- GN-009 セラフィムガンダム(通常はセラヴィーガンダムの背部と一体化しており、トライアルフィールド使用時に分離する)
- GN-00902 セム(無人機仕様)
関連タグ
世代別
第4世代ガンダム 第5世代ガンダム