機体データ
概要
ガンダムエクシアの改修機の一つ。
「エクシアR2」などの略称で表現される事も多く、表記が一定しない。
ダブルオーガンダムから得られたデータも利用し、最新技術を用いた改修を施されているので、刹那による現地改修の(というより応急修理的な側面が強い)エクシアリペアと異なり性能は高い。
GNソードがGNソードⅢのものと同じクリスタル状の素材で作られた刃を持つGNソード改になっているというのが、見かけ上の大きな違いである。
他にも露出していた粒子伝達用のコードが内蔵化され、機動力向上のために小型のスラスターが両肩のGNビームサーベルラッチ部分などの五か所に追加されているという違いがある。
それに合わせて、セブンソードと言うコード名の由来である合計7つの剣のうち、GNブレイドとGNダガーがオミットされ、腰のGNブレイドマウントラッチにダガーモードも備えたGNビームサーベルを移動させているなど、機能を簡素化、最適化させている。劇中では緊急射出での登場だったため登場してはいないが、エクシア同様のシールドも用意されていた。
劇中ではTRANS-AMを使用していないものの、理論上は可能。ただし第3世代の機体であるため任意の解除は出来ない。
劇中では、プトレマイオス2に0ガンダム実戦配備型とともに予備戦力として刹那には知らされず搬入されていた。
リボーンズガンダムとの戦闘で大破し片方の太陽炉を奪われたダブルオーから残った太陽炉(元々エクシアの太陽炉だった右肩の方)を移植して起動、リボンズ・アルマークが乗った0ガンダムとの一騎打ちを行い、太陽炉は安全装置を開放して一時的にブースト状態とするオーバーブーストモードを使用し、ほぼ相打ちとなって破壊された。
これによって双方の太陽炉が使用不可能となっており、クアンタの太陽炉は新調している。中破したエクシアはのちに修理・改造されたが太陽炉のスペアがないため粒子タンク型となっている。
因みに、0ガンダムは粒子タンク型だったためダブルオーの太陽炉をそのまま移植している(なので同じ形状)が、エクシアは同じく移植であるにもかかわらず背中のコーンがダブルオーのものとは全く違う形状になっている。スメラギ・李・ノリエガの指示でプトレマイオス2から射出される際に太陽炉のコーン型カバーでも付けていたのだろうか。
関連動画
ゲーム
この機体に乗り換えるという事は、ダブルオーが使用不能になり、戦力が大幅に低下する事を意味するためか、『スーパーロボット大戦』シリーズには参戦していない。
『Gジェネレーション』シリーズには参戦しており、基本的には「必殺技はないが基本性能の高いエクシア」という感じになっている。設計は不可能で、リペアIから開発する必要がある。また、開発ではなぜか元のリペアIに戻るほか、Oガンダム(実戦配備型)、ダブルオーになる。それぞれリボーンズガンダム、ダブルオーライザーやクアンタに発展するので、リストに登録できたら持っていない方向に開発を進めるといいだろう。
立体物
HGOO1/144シリーズ、BB戦士シリーズにラインナップ。
エクシアの金型流用品のため、武装のほとんどが付属している。というかHG1/144は肩のケーブル用のゴムを丸々多色成形の新規ランナーに変え、一部シールデザインを変更しただけである。何気に太ももと脚の付け根が別パーツされたことで新たに回転軸が加わっている。また、対決した0ガンダムのHGとはパッケージの絵柄が繋がっている。
後者は、オリジナルギミックが組み込まれている。
プレミアムバンダイ限定でMGとRGも登場。
中々再販されないレアキットでもあり、MGは2014年最初の受注から2度目の再販まで3年もブランクがあった。
RGは一部ケーブルの配置が変わり、隙間からケーブルが見える新解釈が加えられている。
一方PGでの商品化はされていない。PG自体ケーブルからの発光ギミックを売りとしているため、ケーブルが全部隠れてしまうデザインのR2との相性は最悪なので出し辛いのが本音かもしれないが…
なお、ガンダムビルドファイターズに出てくるガンダムアメイジングエクシア及びガンダムエクシアダークマターは厳密にはエクシアではなくこちらがベースである。
そのためMGにもR2のランナーが付属している。よくこれを塗装すればオリジナルのR2を造れるのでは?と言われるが、残念ながら両キットとも肩パーツのランナーのみ不足しているため不可能である。