西暦(機動戦士ガンダム00)
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がんだむだぶるおーのせいれき
本項では『機動戦士ガンダム00』シリーズに登場する紀元について解説する。
西暦2051年
- イオリア・シュヘンベルグ誕生。
西暦2100年頃
- イオリアが軌道エレベーターを使った太陽光発電システムの理論を発表、作業用ロボワークローダーの原型を発明する。ワークローダーは後にモビルスーツへと発展する。
- イオリア主導の元、極秘裏に私設武装組織「ソレスタルビーイング」が結成される。
- イオリア、計画の実現を見届ける為にコールドスリープによる長い眠りにつく。
西暦2187年
- 有人木星探査計画を開始、探査船エウロパが木星へ派遣されるも事故で消失。だがそれは表向きで実際はエウロパは健在、GNドライヴ製造に取り掛かる。
西暦2270年代
- 国連は軌道エレベーター建設と太陽光発電への移行の為に石油の輸出規制を一方的に決議。それに反発した一部の中東国による武力行使が開始される。太陽光発電紛争の勃発。
西暦2290年頃
- 史上初のGNドライブ搭載型MS、0ガンダムがロールアウト。
西暦2291年
西暦2299年
- アリー・アル・サーシェスによりクルジス共和国のある村の子供たちが洗脳されてKPSAの一員になる。
- アイルランドでKPSAの自爆テロ発生。
西暦2301年
- アザディスタン王国とクルジス共和国の戦争。KPSA壊滅、その戦闘に0ガンダムが介入する。敗北したクルジスはアザディスタンに併合される。
西暦2304年
- ユニオン軍次期主力MSのコンペティションが行われる。その結果アイリス社のフラッグが採用される。
西暦2307年
- ソレスタルビーイング、武力介入活動開始。
- サポート組織「フェレシュテ」も秘密裏に組織される。
- AEUイナクトお披露目式典にガンダムエクシアとガンダムデュナメスが、軌道エレベーター天柱完成10周年記念パーティーでのテロ事件にガンダムキュリオスとガンダムヴァーチェがそれぞれ同時に乱入する。
- ソレスタルビーイングはイオリア・シュヘンベルグのビデオメッセージを全世界へ放送するようにし、戦争根絶の為の武力による介入を宣言する。その後、セイロン島での民族紛争へ介入、勢力問わず攻撃を行う。ユニオンはMSWAD内部に対ガンダム調査隊を新設、人革連もセルゲイ・スミルノフと超兵1号ソーマ・ピーリスを中心に頂武部隊が結成される。
- 南米のタリビア共和国、ユニオンからの離反を宣言。それに対してユニオン軍が派兵され、ソレスタルビーイングがタリビアを戦争幇助国として攻撃する。タリビアはユニオンからの離反を撤回する。
- 天柱の低軌道ステーションで人革連の新型機ティエレンタオツーの暴走により事故が発生、ミッションを無視したキュリオスがセルゲイと共に救助活動を行った。
- モラリア共和国とPMC、AEUによる軍事演習オペレーションドーンが行われる。ソレスタルビーイングの介入により多数のMSが破壊される。
- 国際テロネットワーク「ラ・イデンラ」による無差別報復と称した同時爆破テロが世界各地で多発、ラ・イデンラはソレスタルビーイングへの脅迫を行うも各国の諜報機関の策略で各地のラ・イデンラの拠点がガンダムにより壊滅する。
- ローベル・スペイシー、アヴァランチエクシアを目撃する
- AEU軌道エレベーター近くの街でウィルステロ発生、アヴァランチエクシアがそれに対してワクチンを輸送した。
- 国連によるアザディスタン王国への太陽光エネルギー受信アンテナ建設が開始される。
- 人革連軍の頂武隊によるガンダム鹵獲作戦が開始される。的確な戦略と20機以上のティエレンによりソレスタルビーイングMS母艦プトレマイオスとガンダムが窮地に立つもヴァーチェの真の姿であるガンダムナドレにより作戦は失敗。
- ソレスタルビーイング、人革連のスペースコロニー全球の超人機関研究所を襲撃、更に超人機関の情報もマスコミへリークする形で暴露する。
- アザディスタンの保守派の首脳マスード・ラフマディーがサーシェス一味に誘拐され、一触即発の危機になり、ユニオンがガンダム介入を見越してアザディスタン支援の為に対ガンダム調査隊などを派兵、受信アンテナが破壊され、直後に軍内部でクーデターが発生、内戦へと突入。ソレスタルビーイングは内戦への武力介入を決行、そして刹那・F・セイエイの機転でマスード救出、エクシアが王宮前へやってきて衆人看守の中、マスードを解放する。
西暦2308年
- 三大国家群、ガンダム鹵獲を目的とする大規模合同軍事演習プロジェクトGを画策する。
- 対ガンダム調査隊はオーバーフラッグスへ改変する。演習場所であるタクラマカン砂漠にてテロ組織が天然ウラン貯蔵庫を攻撃するもソレスタルビーイングが殲滅、その直後に3大国家群がガンダムへの総攻撃を開始、ガンダムは一気に窮地に立つも突如として出現したガンダムスローネの加勢で危機を脱する。
- 監視者アレハンドロ・コーナーは他の監視者にスローネの存在を認めさせる。
- チームトリニティによる過剰な武力介入が開始、アメリカ軍MSWAD基地やAEU軍イタリア基地などを徹底攻撃・殲滅し、更にはスペイン保有地でのハレヴィ家の結婚式を攻撃(被害はと言うと40名が死亡、ルイス・ハレヴィを含む47名が負傷)し、イリノイ州のアイリス社兵器工場を攻撃し800人の工員を殺害した。
- 暴虐行為に怒ったプトレマイオス隊はスローネ隊を紛争幇助対象として襲撃する。
- アレハンドロは極秘裏に疑似太陽炉搭載機GN-Xを3大国家群へ明け渡す。3大国家群は結託し国連軍としてソレスタルビーイング打倒へ動き始める。ソレスタルビーイングの計画の第1段階達成。
- スローネ隊、人革連広州基地を攻撃するも頂武のGN-X部隊により撤退。
- 宇宙においてユニオンとAEUのGN-X部隊がプトレマイオスを襲撃する。頂武隊、スローネ隊のアフリカ基地を襲撃する。
- 月面に隠されていたソレスタルビーイングのコンピューター「ヴェーダ」がリボンズ・アルマークにより発見され、アレハンドロに掌握される。その際、コールドスリープで眠っていたイオリアを殺害するも、組織内部からの裏切りを想定していたシステムトラップにより各ガンダムのトランザムが発動。更にとある動力機関の基礎理論データが(おそらくトレミーに)転送される。
- サーシェス、ガンダムスローネツヴァイを奪取する。スローネ隊は事実上壊滅。
- 国連軍、ソレスタルビーイング壊滅作戦「フォーリンエンジェルス」を発動する。
- ソレスタルビーイングと国連軍の激闘が繰り広げられる。ロックオン・ストラトスやアレハンドロが戦死し両者は相打ち同然になりソレスタルビーイングは壊滅状態となる。
- 刹那、行方不明となる。
- ソレスタルビーイング壊滅後、世界は統一への道を歩み始める。
西暦2310年
- 国連により各国の軍隊の解体がおこなれる。PMCの一部の傭兵など反対する勢力も存在し、それらの勢力に対して増産したGN-Xによる武力制圧が行われる。また国連軍はGN-Xの後継機開発も行い、アドヴァンスドジンクス及びGN-XⅡがロールアウトする。
- フェレシュテのガンダムマイスターフォン・スパークがガンダムアストレアを持ち出して脱走、国連に反発する軍人を率いてのアフリカのシャトル基地襲撃を行い、宇宙へ。そして小惑星を爆砕して太陽光発電を妨害する大規模テロを敢行した。国連は後にデブリ撤去の為に多くの労働者達を派遣する。
西暦2312年
- 反連邦組織「カタロン」が地球連邦の悪政に対して抵抗を始める。
- 地球連邦は各国の軍隊を統合した「地球連邦平和維持軍」を結成。更にテロ対策として連邦軍とは別の独立治安維持部隊「アロウズ」を結成する。
- アロウズにより非加盟国やカタロンなどの反政府勢力に対して苛烈で非人道的な弾圧が行われる。
- 再編したソレスタルビーイングは新型ガンダムを完成させる。活動方針を対アロウズへ移行する。
- コロニープラウドにてアロウズが反連邦勢力虐殺作戦が行われる。それに対してガンダムエクシアリペアが乱入するもアロウズの新型機に圧倒される。その時ソレスタルビーイングの新型であるセラヴィーガンダムが救援する。
- ソレスタルビーイング、連邦軍の反政府勢力収監施設を襲撃し捕らえられていたアレルヤ・ハプティズムとマリナ・イスマイールを救出する。カタロンもこれに便乗してメンバーを多く救出した。
- ソレスタルビーイング、カタロンと接触する。
- アルケーガンダムによるアザディスタン強襲。首都が壊滅的被害を受ける。
- アロウズが新兵器「メメントモリ」(1号機)による中東諸国への無差別砲撃を実行。数百万人を殺戮する。
- カタロン、ソレスタルビーイングによるメメントモリ攻略作戦。これにより1号機が破壊される。
- 連邦の悪政とアロウズの非道な行動に怒った一派によるクーデター「ブレイク・ピラー事件」発生。軌道エレベーターの一つ、「アフリカタワー」がメメントモリ2号機による砲撃で崩壊。数万の連邦市民と多数のカタロン、連邦軍将兵が犠牲となる。
- アフリカタワーの復興が完了する。ブレイク・ピラー事件を口実に連邦政府、連邦軍全ての指揮権をアロウズへ移管、実質上連邦軍はアロウズに乗っ取られ、反乱分子弾圧が強まる。
- ソレスタルビーイングによるメメントモリ2号機破壊作戦。
- 刹那が人類初のイノベイターへ覚醒。
- ラグランジュ5付近でソレスタルビーイング、カタロン艦隊、クーデター軍とアロウズ艦隊、リボンズ率いるイノベイド勢力による決戦。
- アロウズ艦隊及びイノベイド勢力が壊滅する。これにより過去の連邦やアロウズによる蛮行が明るみとなり、アロウズの解体及び政府首脳部の大規模改革が起きる。その後に樹立した新政権は武力を使わない融和政策を行い、アザディスタンの復興など中東各国への援助も開始される。
- イオリア計画の全貌が明かされ、(主にソレスタルビーイングが)そこに記された異星人との『来るべき対話』に備え始める。
西暦2314年
- 作中世界においてTV本編の出来事を元にしたプロパg……映画『ソレスタルビーイング』が公開され、それなりの興行収入を得る。
- ELS襲来。
- 刹那、ティエリアと共にELSの母星へ旅立つ。
西暦2314〜2360年代
- ELSの影響でイノベイターへ覚醒する人々が爆発的に増加。2360年代までに人類の4割がイノベイター化する。
- ELSとの共存、人類のイノベイター化を促進する連邦政府と、それに反抗する「旧人類軍」を中心とした反イノベイター勢力との間で大規模な紛争が勃発。ソレスタルビーイングもこの紛争に介入したとされる。
- 時期及び期間は不明ながらも、2360年代までには終結したと思われる。因みに、(真偽不明だが)終結に向かった要因の一つに旧人類軍側からイノベイターに覚醒した者が現れ始めたという元も子もない状態になった事が噂されている。
西暦2364年
- 外宇宙航行艦「スメラギ」就役。新たなる出会いを求め、人類未到の外宇宙へ旅立つ。
- スメラギに先立ち、搭載MSであるサキブレが量子ワープで外宇宙に出発。調査の結果、未知の生命体が存在する惑星を発見。スメラギ最初の目的地となる。
- スメラギ出航の数時間前、刹那が半世紀に渡る旅を終えて地球に帰還する。
歴代ガンダムシリーズの架空の年号
宇宙世紀 未来世紀 アフターコロニー アフターウォー 正暦 コズミック・イラ 西暦(機動戦士ガンダム00) アドバンスド・ジェネレーション リギルド・センチュリー ポスト・ディザスター
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