「実戦だ、ハレルヤ。待ちわびた?僕は憂鬱だよ…」
「今までのようにはいかねぇ!!
そうだろ?ハレルヤ!」
プロフィール
本名 | 不明 |
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身長 | 186cm(ライルと同じ) |
体重 | 65kg |
血液型 | B型 |
誕生日 | 2月27日 |
年齢 |
|
出生地 | カザフスタン |
民族 | ロシア系中国人 |
パーソナルカラー | オレンジ |
CV | 吉野裕行、城雅子(少年時代) |
舞台版キャスト | 鮎川太陽/小坂涼太郎 |
概要
ソレスタルビーイングのガンダムマイスターであり、
搭乗機体は1期はガンダムキュリオス、2期はアリオスガンダム、劇場版ではガンダムハルート(マリー/ソーマとの複座)。
人類革新連盟の超人機関により強化された超兵(被検体E57)で、脳量子波の手術によって人格が「思考」を司るアレルヤと「反射」を司るハレルヤに分かれてしまっている。その為、両者の人格を同時に反映し連携する事で超兵の目標たる思考と反射の融合を果たし、圧倒的な戦闘力を発揮する。ハレルヤ曰く『真の超兵』。ガンダムシリーズの映像作品としては初の最初から主人公陣営に属している強化人間である。
略称をタグとして使用することの多いpixivでは、アレルヤ(ハレルヤ)タグの方が一般的に使用されている。
ちなみにコードネームの由来は「アレルヤ」がキリスト教の祈りの言葉「ハレルヤ」から。意味は「(神の)御心のままに」。またこれは本名でもある。
「ハプティズム」は「ループ、繰り返し」を意味する「ハプティック」に「主義」を意味する「イズム」が合わさったものだと思われる。こちらはコードネームでCB加入後に貰い受けた。またそれまで苗字に当たるものはもっていなかった。
容姿
右目が金色、左目が銀色(グレー)のオッドアイの持ち主であり、髪色は黒(微妙に緑がかっている)。髪は長めで、特に前髪が長く1st seasonは普段から右目が隠れており、左目が出ている。もう一人の人格 ハレルヤが目覚めると左目が隠れて、右目が顕になる。
2nd season以降はセンター分けのような形になっている。また、1st seasonでの国連軍との戦いで額の右上辺りに傷を負ってしまい、その事が原因かハレルヤの人格が一時的に消失してしまった。
二つの人格
アレルヤ
主人格。虫も殺せなさそうな心優しい青年で、マイスターの中でも比較的常識人であり、劇場版の決戦後に刹那が連れて来た後任マイスターには、ライルと共に「人事がおかしい」と突っ込んでいる。
その優しい性格のために自身が人殺しであるという事実に耐えきれず、しばしば苦悩する姿が描かれていた。
ちなみに超人機関の処置で過去の記憶を失っている。
なお、ドラマCDでは基本的に不遇なのが定番ネタ。脚本家の悪意が見えるようだよ。
ハレルヤ
アレルヤが幼い頃に超人機関で実験を受けていた時に発現した副人格。常識人なアレルヤと正反対に好戦的であるが、アレルヤに対してのみ優しさを示す。
「反射」を司っているためソーマ・ピーリスの脳量子波の影響も受けず、アレルヤがピンチになったときには意識が表層化して凶暴な強さを見せた。
実力は紛れもなく最強クラスで、一期最終決戦ではその凄まじいまでの回避能力を使って隕石に隠れて陰から奇襲する戦法で、GN-X数機を相手にしてもキュリオスがトランザムを使わずとも全くの無傷で一方的になぶり殺していたほど(アルヴァトーレのGNキャノンさえ来なければ全機撃破出来ていた可能性も高く、そのGNキャノンにしても最初の第1射は隕石を盾に余裕で回避しており、避けようのない2・3射目を食らって被弾している)。
そして主な活躍の場面のほとんどを持って行ってしまった為、ハブラレルヤなどと呼ばれる一因ともなる。また、ハレルヤの活躍の場もその反則級の強さのためか、かなり理不尽な戦況にされがち。
だが、その行動はほとんどがアレルヤを生かすため、そしてアレルヤに発破を掛けるためであり、この手のキャラによくあるような主人格を蔑んだり取って代わろうとするような行動は見せず、むしろ自分とアレルヤが組めば無敵と断言するなど、ハレルヤなりにアレルヤを気遣っている。
1期最終話で消滅したかに見えたが一時的に眠りについていただけであり、2期ではダブルオーライザーがトランザムを発動しているときに時々意識を表層化させていた。
そして最終決戦において完全覚醒。アレルヤとともにガガ部隊を殲滅し、反射と思考の融合でヒリング・ケアのガラッゾをほぼ一方的にムチャクチャな戦法(ビームライフルで殴り、コアファイターを引きちぎってGNニッパーで両断)で撃破した。
ちなみに年に一度ハレルヤの日というのがあるらしく、その日はハレルヤが一日中表に出られる日らしい。アレルヤにはハレルヤの日の間の記憶は全くなく、人格が戻った時にはハレルヤがやらかしたとばっちりを受ける。腕っ節も強いが、ドラマCDで変態化するアイツ相手には撃沈した。
なお、普通に催眠術にかかり、そのときにはよりによってトランザムのBGMとしておなじみ「FIGHT」を鼻歌で口ずさみ、某青狸のごとき口調に変化した。この辺、中の人のアドリブだったのだとか…
来歴
1期で超兵としての能力を買われて武力介入に参加。だが地味に戦果を挙げては、毎度毎度同じ超兵であるソーマ・ピーリスの脳量子波に干渉され喘いでいた。
中盤にて超兵である過去に見切りをつけようと超兵研究機関への爆破プランをスメラギに提出。しかし、彼らを殺さずに保護することだって、出来るんじゃないか?と望みを抱くが、ハレルヤから
(どうやって保護する?、どうやって育てる?
施設から逃げたお前が、まともに生きてこられたか?
と自身達が生き残る為に仲間達の血肉で飢えを凌いできた過去も突き付けられるも、彼らが不幸だと反論するアレルヤ。しかし、ハレルヤは『あいつらは不幸だと思わず、やがて自分たちを殺しに来る』『また俺に頼って、自分は悪くなかったと思いたいだけ』と論破されてしまい、最終的に
ハレルヤ(殺しに来たんだろ?)
アレルヤ(違う! ガンダムマイスターとして!)
ハレルヤ(立場で人を殺すのかよー?
引き金くらい感情で引け!
己のエゴで引け! 無慈悲なまでに!)
アレルヤ(撃ちたくない……)
ハレルヤ(アレルヤ!)
アレルヤ(撃ちたくないんだーー!!)
慟哭、嗚咽、嘆きなどの苦痛の叫び声と共にGNハンドミサイルユニットは発射され、超人機関はアレルヤの手によって瞬く間に破壊、彼自身もその因縁に一応の決着をつける。
1期の最終局面ではハレルヤの協力とトランザムの活用で多大な戦果を挙げるも、最終的に機体は大破し、その際に頭部に負った怪我によって一時的にハレルヤの人格と超兵としての能力が消滅。傷ついたアレルヤは、人革連の捕虜となってしまった。
「そんなぁ、ソーマ・ピーリスが
マリーだったなんて……知っていたのか?、ハレルヤ!」
(知ったら、お前はもう戦えねぇ。死ぬだけだ)
まぁいいさ、どっちみち同じだ。フハハッ 先、逝ってるぜ……)
2期では、ソーマ・ピーリスの正体が自分に名前をくれたマリー・パーファシーだと知り、彼女を取り戻すためにガンダムに乗る。
しかし、ハレルヤの人格が消滅したことにより脳量子波が使えないため、本人の意気込みとは裏腹になかなか戦果は挙げられず、出撃すらせずにアリオスガンダムのトランザムをトレミーの動力として使うことがあったため、ネット上ではGN電池、ハブラレルヤと呼ばれることもあった。
そして物語中盤でなんとかマリーを取り返すも、その時点で戦う意味を喪失。仲間から心配されていたが、マリーを守り世界を変えるために戦い続けることを決意した。
だが終盤にてマリーの副人格ソーマの親代わりでもあったセルゲイ・スミルノフ大佐が彼女の目の前で戦死。セルゲイを殺したアンドレイ・スミルノフへの復讐に燃えるソーマを抑え、戦場に出ては必死にフォローする毎日が始まった。
最終話ではハレルヤが復活し、反射と思考の融合で再び圧倒的な強さを見せた。最終決戦後はCBを離れ、マリーと共に巡礼の旅に出た。
劇場版ではマリーと共に旅を続けていたが、モンゴル自治区の太陽光受信施設でELSに狙われたところをライルに救出され、CBに復帰。マリーと二人で新型のガンダムハルートに搭乗してELSとの戦いに臨み、「二度と命を見捨てない」という誓いのもと、戦いの最中にELSに取り込まれそうになっている連邦軍のパイロットの救出も行っていた。最終的にハルートは大破したが、二人とも機体から脱出し、無事に生き残っている。
なお、脚本家の悪ふざ・・・世界の悪意が見えるらしい。ドラマCDでははっきり言ってるが。
関連タグ
他の表記
作品タイトル
関連キャラクター
刹那・F・セイエイ ロックオン・ストラトス ティエリア・アーデ
イノセ・ジュンヤ…ビルドファイターズトライの登場人物。中の人が同じであり、性格も類似性がある、というより元ネタ…?
猿山ケンイチ…中の人が同じため、漫画版で彼のセリフを言ったことがある。
リヴィオ・ザ・ダブルファング…二重人格、かつ、最終的に人格の統合を果たした繋がり。脚本が同じ黒田氏ということもあり、モデルの一つであるとも言われている。