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「ヴァーチェ、目標を破壊する」

「ふっ、まさかと共にフォーメーションを使う日が来ようとは思ってもみなかった」

機体説明

ソレスタルビーイングの第3世代ガンダムの1機。

艦隊戦や要塞攻略戦を想定したガンダムであり、他のガンダムよりも一回りほど大きく、人革連及び国連軍からはデカブツと呼ばれている。その見た目の通り運動性や機動性は他のガンダムと比べると劣るものの、代わりに他機体を凌ぐ粒子貯蔵量を用いたGNフィールドによって防御力はかなり高いものを持つ。

また、見た目に反してGN粒子の重量軽減効果によって重量はユニオンフラッグ以下になっているのだが、それでも対MS戦能力の低さは否めなかったため、機動性の高いガンダムキュリオスとコンビを組むことが多かった。

本機最大の特徴はその重装甲の中にガンダムナドレが秘匿されている点にあり、トライアルシステムを持つナドレのカモフラージュ機としての側面も併せ持っている(形式番号が飛んでるのもGN-004がナドレのため)。

その重装甲がナドレを守る役割を担っており、フォーリン・エンジェル作戦に於いてアリー・アル・サーシェススローネツヴァイによってGNフィールド発生装置を損傷したものの、その後の最終決戦では外装を取り払う事でナドレ状態で戦線に投入されている。

なお本仕様は粒子ビーム兵器特化型の「パーティクル」と呼ばれる仕様であり、他にも粒子系実弾兵器に特化した「フィジカル」も存在する(後述)。

武装

GNバズーカ

主兵装である大型ビーム砲。

一撃で複数のMSや軍事基地を消滅させる程の威力を持っており、主に肩掛けで運用する他、胸部の太陽炉と直結する事でさらなる威力を発揮する。

加えて砲身は変形機構を有しており、内部に格納された開放バレルをスライドすることでバーストモードと呼ばれる最大出力モードが使用可能となる。劇中では三国同時演習時にマイスターの離脱ルート確保のために使用されており、タクラマカン砂漠のド真ん中に巨大な溝を生み出した

半ばこのを彷彿とさせるオーバーキルな装備だが、フォーリン・エンジェル作戦ではファースト最終決戦オマージュしたのかまさかの2丁持ちで出撃し、視聴者の度肝を抜いた。

GNキャノン

バックパックとアームで接続された2連装ビーム砲。

主に接近してきたMSへの迎撃手段として使用されており、こちらも多数のMSを一撃で消し炭にする程の威力を持つ。底面にはグリップが内蔵されているため、ナドレでも手持ち火器として使用可能。

砲身はGNフィールド発生装置も兼ねているため破損してしまうとGNフィールドの展開能力低下に繋がり、機体が損傷しやすくなってしまうと言うデリケートな問題を抱えている。誰が考えついたのか、絶望キャノンと呼ばれることも。

GNビームサーベル

素体であるナドレの両膝装甲内に格納。本機の場合、接近してきた機体は大抵GNキャノンで撃墜する事が多かったため、フェイルセーフや敵討ちで使用したデュナメス以上に使用しておらず、その使用方法もチームトリニティの連携攻撃を妨害するための1回こっきりだった。にもかかわらず、後継機のセラヴィーガンダムでは何故か装備数が増加している

関連動画

バリエーション

ガンダムヴァーチェフィジカル

ガンダムヴァーチェの実弾仕様。公式外伝「00P」にて登場。

武装の殆どがビームを用いない実弾系のため、GNフィールドの出力はパーティクル装備よりも高い。

詳細はガンダムヴァーチェフィジカルを参照。

ガンダムプルトーネ

ガンダムプルトーネを参照。

ヴァーチェとナドレのテストベッド機にあたる第2世代ガンダム。

ガンダムデュナメスリペアⅢ

ガンダムデュナメスリペアⅢを参照。

デュナメスリペアとヴァーチェのハイブリッドのような機体。

Iガンダムタイプヴァーチェ

舞台『機動戦士ガンダム00 -破壊による覚醒-Re:(in)novation』に登場する。

名前はアイガンダムタイプヴァーチェと読む

イノベイド、リジェネ・レジェッタの機体。

1ガンダムから派生したバリエーション機たちの1機。

ソレスタルビーイングで使用されていたガンダムの外見となっているが機体色が異なりすべてが赤いアロウズカラーやタイプダークいうべきものとなっている。

頭部のセンサーはジンクスタイプと同じ4つ目となっている

リアルヴァーチェ

水島精二監督が体型的に本機と似ていることからファンの間でついたあだ名。当然ながらパージはできない。と言うかできる訳がない……

また、余談ながらラジオにて監督が『(ソレスタルビーイングは)ヴァーチェ一体あればいいんじゃね?』と発言していたことが明かされている。

立体物

1/144スケールのFG版とHG版、1/100スケールのガンプラがラインナップ。

FG版では、GNバズーカが付属しGNキャノンは可動する。

HG版はヴァーチェとナドレに分けてガンプラがリリースされ(後に出たHGUC版ユニコーンガンダムもこの形でユニコーンモードとデストロイモードをリリースしている。)、ナドレのコードはゴム素材で再現されている。トランザム仕様も登場したが、ナドレのみトランザム仕様が出ていない。

1/100スケール版ではHG版では出来なかったナドレへのキャストオフが可能となっている。

2021年11月にはMG版が発売予定。

1/100スケール版と同様にナドレへのキャストオフが可能。

GNバズーカやGNキャノンの他に、ナドレのビームライフルやシールドも付属。

また、第25話で射出した太陽炉本体もボーナスパーツとして付属する。

後にナドレ単体のMGがガンダムベース限定アイテムとして発売されている。

ちなみにヴァーチェフィジカルは2021年5月時点でガンプラ化されていないものの、GNフィジカルバズーカ自体は、セラヴィーガンダムシェヘラザードの付属武器として立体化されている。

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