「そう、宇宙環境に適応した僕らが、人類を新たなフロンティアに導くのさ」
CV:朴璐美
舞台版キャスト:田口涼
人物像
ティエリア・アーデと同じ塩基配列パターン0988タイプの遺伝子を基に生み出されたマイスター型イノベイド。
他のイノベイドとは異なり、リボンズ・アルマークに対しても不遜な態度を崩さず、独断でティエリアと接触して仲間に引き入れようとするなど、勝手な行動を採るケースも多い。
「上位種」と称して同類をも見下すリボンズの真意には強い反感を抱いており、独自の計画を遂行すべく王留美やネーナ・トリニティを利用して準備を進めていたが、ヴェーダを掌握しているリボンズには全て筒抜けになっていた。
機動戦士ガンダム00I
ヴェーダの進めた「イノベイドによる6人の仲間集め」のミッションにも関与しており、ビサイド・ペインを利用してミッションにも介入して来たが、その結果ミッションに関わる記憶の一切を失うに至った。
ちなみにその過程では、自身の能力の「オリジナルの太陽炉も擬似太陽炉も関係なく任意での暴走」を覚醒させて、手始めとして(恐らく自機と思われる)ガルムガンダムの擬似GNドライヴを暴走させる芸当を披露した。
最期
最終決戦で対峙した際にその事実を知らされ、踊らされていた事実に逆上しリボンズを射殺したが、それはリボンズの予備の肉体であり、再び現れたリボンズに動揺している隙にアリー・アル・サーシェスに射殺された。
しかし、意識体は生き残っており、ダブルオーライザーのトランザムバーストによってリボンズの脳量子波が乱れた隙を突いてヴェーダとのリンクを遮断し、同様に意識体となっていたティエリアのヴェーダ奪還に協力している。
その後は野心を捨て、意識データはヴェーダの中に残ったまま、事態の推移を見守っている。
肉体はいつでも作れるため、アロウズ側についたイノベイドでは唯一生き残れた。
ニート疑惑
リボンズを除く他のイノベイターの面々がパイロットとして働いているのに対し、彼(彼女?)だけは時々ちょっかいをかけるばかりで、何をしているのか掴みづらい節がある。
その為、二次創作ではネタ的にニート扱いされるケースもしばしば。
但し、上記の『00I』の登場からも分かる通り、基本的にリボンズを出し抜くのを目的に暗躍しており、むしろ動きが曖昧な方が色々と都合が良いのも事実である(そもそもの話、リボンズの許で率先して働くイノベイドは端的に言えば『リボンズの犬』であり、逆にリボンズに不信を抱くリジェネの動きが不鮮明になるのは、ある意味で当然の帰結でもある)。
しかし、最終決戦でリジェネがヴェーダのリンクを切らなければ、刹那達が逆転する事態に至らなかったため、その意味では最期に大仕事をしてくれたと評価できる。
リボンズに反目するという行動に走った人格自体も、塩基配列パターンが初期は人間を見下していたが、仲間との接触を経て齟齬がなくなっていったティエリアと同じ0988タイプだったのもあるかもしれない。いわばアロウズ側についたイノベイドにとって0988タイプ自体がイレギュラーだったとも取れる。
主な搭乗機
ガルムガンダム(可能性あり)
Iガンダムタイプヴァーチェ(舞台版)
関連イラスト
関連タグ
ティエリア・アーデ リボンズ・アルマーク アリー・アル・サーシェス 王留美
リヴァイヴ・リバイバル ヒリング・ケア ブリング・スタビティ デヴァイン・ノヴァ
イングリット・トラドール:世界に反旗を翻した人間の上位種集団のイレギュラーとされる人物。こちらは自ら同種と死ぬ道を選んでいる。