概要
かつて東京都港区芝浦に存在した(1991年5月15日開店~1994年8月31日閉店)ディスコ。
場内に設けられたお立ち台で羽扇子(通称「ジュリ扇」)を持って踊るワンレン・ボディコンのど派手なお姉さん達が耳目を集めた。
厳密にはバブル崩壊前後から崩壊後が営業期間であるが、当時はバブル崩壊の認識がそれほどなく潜伏期であったため、上記のイメージにより「バブル経済期の象徴」扱いされることもある。
実はジュリアナの入っていた物件は倉庫で、大手倉庫会社が倉庫を有効利用するために、当時総合商社マンだった折口雅博に相談し巨大ディスコとして利用することを考えたのが始まり。後に折口は経営権争いに敗れてジュリアナを去った後再びディスコ経営を始めるが、ここでも経営権争いに敗れて会社を去り、人材派遣会社のグッドウィルグループを設立することになる。
ところが、グッドウィルは後に数々の不正が発覚して廃業。「追放される」→「人生やりなおし」→「成功する」→「一番調子こいてた時に一気に全てを失なう」→「次シーズンの第1話は追放された所からやりなおし」→「以下、同じような展開が何度も続く」という、なろう系追放もののアンチテーゼ的パロディみたいな人生だが、困った事に実話である。
閉店後は跡地にスポーツ用品店が入った後、現在は広告会社・博報堂が入居している。内部はジュリアナ時代のものではないもののミラーボールが設けられたり、バーカウンターやお立ち台もそのまま残されているとのこと。
最寄り駅はJR田町駅で、東口改札はしばしばジュリアナの客が多く通ったと言われている。また、ジュリアナが入居していた建物は「東京ポートボウル」という老舗ボウリング場が入居しており、ジュリアナはどこかと聞かれるとポートボウルのビルにある、と言われた話もある。なお、東京ポートボウルはジュリアナ開店前より営業しており、2022年現在も営業中である。
2023年の大晦日に放送された『逃走中お台場リベンジャーズ』の第1ミッションとしてフジテレビ球体展望室がジュリアナハンターゾーンとなってジュリアナ東京が登場した。第3ミッションはジュリアナ達が通報部隊として登場し逃走者達を苦しめた。
関連タグ
制服伝説プリティ・ファイター…ジュリアナ東京をイメージしたキャラクターが居る。