第2世代ガンダム

だいにせだいがんだむ

『機動戦士ガンダム00P』『機動戦士ガンダム00F』などに登場するモビルスーツ群。

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目次 [非表示]

1 概要

2 該当機

2.1 太陽炉搭載機

2.2 擬似太陽炉搭載機

2.3 複製機（ブラックシリーズ）

2.4 フォン・スパーク専用機

3 関連タグ

3.1 世代別

概要

ソレスタルビーイングが開発したモビルスーツ群。

『機動戦士ガンダム00』のテレビ本編に登場した第3世代ガンダムたちの試験運用型に当たる。

第1世代ガンダムの0ガンダムの技術をベースとして、拡張性や特殊用途化が進められており、性能は既に三大勢力の新主力MSを凌駕している。

しかし、武力介入用に作られた機体ではなく、テストや緊急性から介入を行ったことはあるが実働データの改修を目的としていた。そのため、技術的に未熟な点も抱えている。

型式番号のYも実験機であることを示しているようだ。

機体の名称はタロットカードに由来。そのタロットをイメージした機能も持たされている。

ガンダムアブルホール以外に共通する点として、太陽炉の推進ユニットに第1世代ガンダムの0ガンダムと異なるスリースラスター型と呼ばれるものが採用されている。

このスラスターは、0ガンダムのコーン型と異なり得られる推力が大きく性能を極限まで引き出せる。しかし、かかる負荷が大きくやや不安定というデメリットがあるため、第3世代ガンダムでは、安定性と大衆威力を併せ持った新型のコーン型が採用されている。

一方、少なくともアストレアはスリースラスター型を前提とした設計なこともあって、ガンダムアストレアTYPE-Bで新型のコーン型を試験した際にはバランスが崩れるという問題が生じ、以降も相性のいいスリースラスター型を採用している。

また、換装が容易という利点もあった。

太陽光発電紛争が起きていた西暦2295年頃に開発と運用がなされ、試験終了後はプルトーネのガンダムマイスターだったシャル・アクスティカの提案により立ち上げられたソレスタルビーイングのサポート組織フェレシュテで運用される事になる(フェレシュテはイオリア計画になかった存在のため試験後は本来どうするつもりだったかは不明)。

プルトーネのみトライアルシステムの非搭載、「プルトーネの惨劇(悲劇)」によるシャルへの心理的影響から運用から外されている。

フェレシュテではフェレシュテ仕様機とも言える実戦向けの改修とカラーリングの変更、外見からガンダムであることを秘匿するマスクが加えられ、TYPE-Fと改められた(厳密にはアブルホールはほぼ同性能でカラーリングの変更程度)。

また、0ガンダムと共に保管はされていたのでプルトーネも実戦投入が行われた。

ソレスタルビーイング崩壊後はソレスタルビーイングの各基地からの装備の回収もあり、アストレアとサダルスードには更なる改修が加えられている。

後にイノベイター(イノベイド)の手により、ヴェーダのデータから、第3世代のガンダムラジエルと共に第2世代4機全てがイノベイター再生機として再生産。

イノベイド専用MSの開発のためのデータ収集に用いられた。

黒いカラーリングと型式にBが含まれ、機体名にブラックがつくのが特徴。

こちらでは疑似太陽路を使用している。

基本的には機体の仕様はフェレュテでの運用時のものだが、プルトーネは当時存在しない機能の投入が行われた。

また、ブラックアストレアはデータ収集以外での運用も確認されている。

フィンスターニスと呼ばれる複数機が運用されたバリエーション機の存在、ブラックアストレアの部隊単位での運用やさらにアストレアは多くのバリエーションがイノベイドによって作られたとされた。

また、この再生産機の一部はソレスタルビーイングを離れたフォン・スパークが撃破後に回収し、カラーリングを戻して第2世代4機は彼のもとで運用された。