機体データ
分類 | 第2世代ガンダム |
---|---|
形式番号 | GNY-002 |
頭頂高 | 18.2m |
総重量 | 49.9t |
装甲材質 | Eカーボン |
動力 | GNドライヴ |
マイスター | ガンダムマイスター874 |
機体説明
ガンダムデュナメスの前身である第2世代ガンダムの2号機。
機体名は大アルカナの『星』に描かれた女神の名前から名付けられている。
第3世代機開発の為に実働データ収集を目的に開発された試験運用型。
索敵・情報戦に長け、全身各所に高精度Eセンサーを設置している。
あらゆる状況下におけるセンサーの動作試験を目的としているため直接的な戦闘力は低く、装甲は最低限の厚さしか持たないが、これにより索敵能力が30%ほど向上している。
耐弾性はともかく水圧に対しては強いようで、機体の水中適性は他機と比較しても高い事がクルンテープ内での水中センサー試験や後年のシェリリン・ハイドによるレポートで証明されている。
唯一有効な防御力を発揮するのは左肩部大型センサーシールドのみ。右肩部にも形状が異なる小型のセンサーシールドを装備しているが、全体がセンサーで出来ている上に小型かつ可動範囲も狭いため能動的な防御には向かない。これは試験運用の暫定的な仕様に過ぎず、初期の段階で将来的には左右のシールドの仕様を統一、もしくは第三の仕様を採用する事は決定していたようである。
頭部のアンテナは二重構造の展開式となっており、通常は青い部分しか見えないが白い部分を展開した際にはGN粒子散布下でも友軍機・基地との通信を問題なく行える。
サダルスードを使用してMSの死角の検証や、水中・宇宙・地上あらゆる環境下でのセンサーテストも行われた。この機体のテストで得られたデータは、特に第3世代機デュナメスの照準システムにフィードバックされる事となる。
武装
- リボルバーバズーカ
6連の回転式弾倉を持つ。バズーカの弾頭は複数の種類が用意されており、異なる弾頭を混在して装填することもできる。
- GNビームサーベル
腰のGNバーニア両側面に2基を装備。
- 大型センサーシールド
左肩に装備。センサー稼働データの収集と言う目的上、防御力が非常に低いサダルスードの生命線。サダルスード自体はこの仕様で統一されている。
GNY-002F ガンダムサダルスードTYPE-F
『00F』に登場する15年後の姿。主なマイスターはフォン・スパーク、ヒクサー・フェルミ。
フェレシュテ仕様では全身のカラーが青に変更、ガンダムアストレアTYPE-Fと同じく、任務の際は複眼型センサーマスクを装着。両肩部は大型センサーシールドに統一され、左右対称となり防御性能が向上している。全体的に性能が底上げされているが、特にセンサーシールドに関してはスラスターを追加しており推力も向上している。
CB壊滅後はフェレシュテによって更なる改修が加えられ、局所的ながらGNフィールドの展開機能が追加された。パイロットの技量次第では、敵の攻撃タイミングに合わせて展開位置を移動させることで、全面展開時とほぼ同等の効果を得ることができる。これに加え回収したデュナメスのGNスナイパーライフルも使用していた。
ヒクサー・フェルミによって一時奪取されたが、ヒクサー自身がフェレシュテ所属となり機体も戻っている。
GNY-002FB ガンダムサダルスードTYPE-Fブラック
『00F』に登場。イノベイター勢力が複製した機体。通称「ブラックサダルスード」。アストレア同様にTYPE-F仕様の複製機で、月面にあるヴェーダを狙うフォンを迎撃するために出撃したが、トランザムを起動したアストレアTYPE-F2によって一撃で撃破された。戦闘後、フォンによって回収された。
GNY-002F ガンダムサダルスードTYPE-F フォン・スパーク専用機
『00I』に登場。フォンが回収し、修復したブラックサダルスードを自分専用に改修した機体。カラーリングがオリジナル仕様に戻されている。エウクレイデスに保管されていたが、ビサイドとの戦いでラジエルを失ったヒクサーに貸与され再戦を挑むものの、リジェネの能力で太陽炉を強制停止させられ、1.5ガンダムのアルヴァアロンキャノンの直撃を受けて爆散した(ただしハロによる自動操縦であり、ヒクサーはその隙を突いてビサイドを倒すことに成功した)。