CV:花澤香菜(Gジェネクロスレイズより)
人物像
「機動戦士ガンダム00P」「機動戦士ガンダム00F」「機動戦士ガンダム00I」に登場。
外見は10代前半の少女だが、その正体は肉体を持たないイノベイド。ヴェーダによりマイスターに相応しいのが人間かイノベイドか見極める為に作られたデータ上の存在。普段はホログラフで姿を見せ、モニターを通して会話を行う。
00Pファーストシーズン
ガンダム00Pではガンダムサダルスードのマイスターを務める。当時の名前は「ガンダムマイスター874」。当初は感情が乏しく、機械的な会話ばかりだった。
CB加入前のイアン・ヴァスティとモレノを始末しようとしたが、他のマイスター達に反対された事とヴェーダの提案で加入を認めている。
シャル、ルイード、マレーネ達との交流で次第に人間的な感情が形成されていくが…。
00Pセカンドシーズン
ルイードとマレーネを失い、絶望の淵に落され変貌したシャルを見て「悲しい」という感情を抱き、皮肉にもより人間的な人格が形成された。将来はシャルの作る組織に身を置き、彼女の傍で支える事を決意している。
肉体を与えられて武力介入に参加する予定であったが、自身のために造られた肉体を見て、その肉体の命を奪ってしまうのではと懸念し、肉体を受け取らなかった。後にこの肉体から「エージェント887」が誕生。887は自身をハヤナと称し、それに擬えて874も「ハナヨ」と呼ばれた。
終盤でグラーベの死から「組織内部に裏切り者がいる」と確信したため、ハヤナから一時的に肉体を借りた。しかしハヤナにとってこれは精神に異常を来すほどおぞましい感覚で、「お姉様」と呼び慕うハナヨに憎悪を抱いてしまう。
ビサイド・ペイン(内乱を起こしプルトーネの惨劇を画策した人物)に対して“怒り”の感情を露わにし、イアンとシェリリンによって急ピッチで組み上げられた「ガンダムアルテミー」に搭乗。太陽炉を奪い襲撃をかけてきたビサイドと対峙する。
次第に追いつめられるがグラーベの駆るガンダムラジエルの救援に窮地を脱し、安堵から気を失い戦線を離脱。戦闘後、内戦の責任を問われてハロに封印された。
00F時代~
ガンダム00Fでは「ハナヨ」の名前で、フェレシュテのメンバーとして登場する。猫を思わせるハロを端末とし自身の頭にも猫耳のような突起がついている。戦闘ではフォン・スパークの相棒兼監視役としてサポートを行う。シェリリン・ハイドとも仲が良い。
その後、ハヤナによって端末を破壊されるが、シェリリンの尽力とヴェーダの意向により復活する。システムアップデートにより、ハロがいる場所であれば量子通信を通してどこでも姿を現せるようになった。最終的にヴェーダの意向と関係なくフォンと共に組織を離れ、シャル公認でフォンの支援端末としてサポートを行っている。
関連イラスト
関連タグ
シャル・アクスティカ ルイード・レゾナンス マレーネ・ブラディ
・乗機の後継機/改修機とそのパイロット