CV:花澤香菜(Gジェネクロスレイズより)
人物
数字表記では「887」。
元はデータ上の存在であるガンダムマイスター874(ハナヨ)が武力介入に参加するために造られた肉体だったが、本人が受け取りを拒否したため、新たに「887」としての人格を与えられ、以降、『エージェント887(ハヤナ)』として活動している。
人工細胞を組み上げて造られており、常人とは一線を画す身体能力を持つ。尻尾はアクセサリーではなく、実際に体から生えているかのように動いている。
『00P』では自分が生み出された経緯から874を母や姉のように慕っていたが、アルテミーを操縦するため874が彼女の肉体を借り受ける際に、自分を失う恐怖から拒絶反応を起こし人格が一度崩壊してしまう。その後無事に肉体は戻ったが、自分の肉体を奪われたというトラウマから、その時の事を悪夢に見るようになる。
ヒクサーがエージェントとなった際にヒクサーに付いていき、行動を共にする。他の人間に対しては小馬鹿にしたような態度をとるが、彼にのみ従順。ヒクサーが新たなフェレシュテのマイスターに任じられた後は、ガンダム収容コンテナやGNセファーを操縦しヒクサーのサポートを行っているが、フォンと出会ってから変わっていくヒクサーの心に戸惑いを見せる。
一度肉体を奪われた経験からハナヨを憎悪し、殺害(破壊)を試みるが、別個体の自分と戦うヒクサーの「同じ遺伝子でも、同じ肉体でも別人だ!」という言葉に憎しみを解いていき、『00I』終盤では「姉さん」と呼ぶまでになる。
『00I』では修復されたGNセファーでヒクサーのサポートを行う。『00I 2314』ではヒクサーやデルと新型ガンダムの太陽炉を製造する任務に就き、それを運搬する輸送船に乗ってCBの基地へ向かっているが、ヒクサーが木星圏に残ったので少々ふてくされている。デル、レオのサポートを行い、憎まれ口を叩きつつも秘匿されていたティエレンチーツーのメンテナンスやガルムガンダムに搭載する擬似太陽炉の手配をした。