ガンダムアブルホール

がんだむあぶるほーる

電撃ホビーマガジン掲載の公式外伝『機動戦士ガンダム00P』に登場するモビルスーツ。並行して展開された『00F』に改修機が登場する。

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目次 [非表示]

1 機体データ

2 機体説明

3 武装

4 GNY-003F ガンダムアブルホールTYPE-F

5 GNY-003FB ガンダムアブルホールTYPE-Fブラック

6 GNY-003F ガンダムアブルホールTYPE-F フォン・スパーク専用機

7 メディアミックス/後続作品への参戦

7.1 ガンダムウォー

7.2 ビルドファイターズトライ

7.3 ゲーム

8 関連タグ

機体データ

分類	第2世代ガンダム
形式番号	GNY-003
頭頂高	16.0ｍ
総重量	39.3ｔ
装甲材質	Eカーボン
動力	GNドライヴ
マイスター	マレーネ・ブラディ

機体説明

ガンダムキュリオスの前身である第2世代ガンダムの3号機。

機体名はスフィンクスの別名が由来であり、大アルカナの『戦車』に描かれたスフィンクスのイメージから名付けられている。

第3世代機開発のための実働データ収集を目的に開発された試験運用型。

ユニオン、AEUの航空可変MSへの対抗兵器として開発された可変MSで、GN粒子を推進剤とするGNバーニアと従来の水素プラズマジェットエンジンの二つの機関を任意に切り替えて飛行することができる。

GN粒子の効果により円滑な空中変形が可能だが、可変システム自体が当時のCBの技術では未熟だった為、MS形態は航空機にそのまま頭部と脚を生やしたような奇妙な姿となる。この頭部はダミーで、真の頭部は前方に突き出た機首内に隠されている。誰かに似てるって？気にするな。

腰部アーマーには作業アームが内蔵されているが、通常のMSの腕よりも貧弱で格闘戦には向かない。脚部は姿勢制御用のAMBAC作動肢として機能し、GN粒子の姿勢制御効果と併せて驚異的な運動性を発揮する。

武装

GNバルカン

機首のガンダムヘッドに固定装備された小型ビーム砲。威力と射程距離では通常のビームライフルにはおよばないが、連射性能が高くミサイルなどの迎撃や威嚇・牽制に有効である。以降に開発される機体にも、同様の目的で装備される場合が多い。

GNビームサーベル

作業アーム内に内蔵しているが、本機の特性上予備といった感が強い。

GNミサイルポッド

主翼に懸架されるオプション火器。圧縮されたGN粒子を推進剤と炸薬に利用する特殊ミサイルを射出し、着弾した目標の内部に粒子を送り込んで破壊する。ほかのガンダムや他勢力の擬似太陽炉搭載機の多くにも同原理の火器が装備されている。

テールユニット

巡航形態時の後部に追加装備される武装コンテナユニット。対空用GNミサイルや対地用爆雷など任務に応じた複数の種類が存在し、使用後にデッドウェイトとなるユニットは速やかに切り離される。切り離し後の情報流出を防ぐためユニットそのものは一般的な技術のみで作られている。キュリオス以降の直系の可変機や他のガンダムにも装着可能。

GNY-003F ガンダムアブルホールTYPE-F

『00F』に登場する15年後の姿。主なマイスターはフォン・スパーク。

機体色を白から視認性の低い黒に変更。元々が異様な体躯を持ち、ダミーヘッドも機種の頭部もおおよそガンダムとは分かりづらい事、水素プラズマジェットエンジンとの切り替えでガンダムと認識されづらいため、比較的外界への露出が多い任務に重宝される。アストレアTYPE-Fの次にフォンがよく搭乗した機体でもある。

なお、基本的に偽装が優秀な機体だったが、1期の頃の割と早い時期にガンダムとバレた機体でもある。(見破ったのはあの男)原因は緊急回避のために行った「MS形態への空中変形」で、完全な空中変形できる機体はガンダムキュリオスかこの機体しか存在しなかった。フラッグの整備のために採用していた可変機構を戦闘機動に変革させたグラハムスペシャルは例外中の例外。

ちなみに原型機のマイスターであるマレーネ・ブラディの捜索は当初フォンがCBに接触した目的の一つだった。