概要
劇場版『機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-』に登場するモビルスーツ群。
新生ソレスタルビーイングが第4世代ガンダムの運用データを基に開発を行った次世代型ガンダム。
ラファエルガンダムのみヴェーダに残ったティエリアが開発したもので、ソレスタルビーイングはその存在を関知していなかった。
ソレスタルビーイングが表立って武力介入をする必要性が薄れたことに加え、国連軍の監視体制が強化されたため、地上・宇宙間の機体の輸送が難しくなった。そのため宇宙空間用と割り切った設計がなされている。地上にはガンダムエクシアリペアⅢなどが別に配備されている。
更に重火器による砲撃支援を担当していたティエリアが欠けたため、残った3人のガンダムマイスターで火力をカバーするために武装が大型化・高出力化する傾向が見られる。
また、第4世代から引き続いで全機がTRANS-AMの使用を前提とした設計がなされている上、ラファエルガンダム以外はGNビットの発展型を装備している。
なおソレスタルビーイング開発の3機に関しては、2nd Seasonの最終決戦において3基のGNドライヴを失い、更には王留美などのスポンサーも失ったために開発の折には資金難に悩まされていた。このため機体フレーム等の一部設計はそれぞれの直系の前駆型から流用しており、それを基に新規部分を建造しているため、結果第4世代機よりも早いロールアウトを実現している。ただしダブルオークアンタのみ、GNドライヴの新造やイノベイターとなった刹那・F・セイエイに合わせた新規設計の多さから他2機より開発が遅れ、完成は劇場版終盤となった。
該当機
※★マークは改造ガンプラ
- GNT-0000 ダブルオークアンタ(フレームなど基礎設計はダブルオーガンダムの流用、高度な対話のための「クアンタムシステム」を搭載)
- GNT-0000/FS ダブルオークアンタフルセイバー(クアンタムシステムをオミットし右肩にGNソードⅣフルセイバーを懸架した戦闘形態、GNドライヴの同調の補助を兼ねた保険)
- ELSクアンタ(ELSやその他地球外生命体などと融合した姿)
- GNT-0000SHIA ガンダムダブルオーシアクアンタ★
- GNT-0000SDV ガンダムダブルオーコマンドクアンタ(コマンドガンダムの要素を取り入れた改造ガンプラ)★
- GN-010 ガンダムサバーニャ(一部設計はケルディムガンダムの流用)
- GN-011 ガンダムハルート(一部設計はアリオスガンダムの流用、複座式の可変機)
- CB-002 ラファエルガンダム(基礎設計はGNZシリーズの流用、動力はドッキングした下記セラヴィーガンダムⅡの疑似太陽炉3基に依存し本体はGNコンデンサー)
- CB-002/GD ラファエルガンダムドミニオンズ(下記セラを装着した形態、動力はラファエルガンダム同様セラ側の疑似太陽炉3基に依存)
- TYP-G12 ティフォエウスガンダム★
- TYP-G12/CMR ティフォエウスガンダム・キメラ(モビルフォートレス「クタン双竜型」と合体した形態)★
- TYP-G12 ティフォエウスガンダム★
- GN-008RE セラヴィーガンダムⅡ(ラファエルガンダムの増加装備兼サポートメカとして改修された無人機仕様、セラヴィーガンダムⅡそのものは第3.5世代ガンダム)
- GN-00802 セラ(セラヴィーガンダムⅡの設計をベースに開発された、ラファエルガンダムドミニオンズ用増加装備の無人稼働形態)
関連タグ
機動戦士ガンダム00 A_wakening_of_the_Trailblazer
世代別
第4世代ガンダム 第5世代ガンダム