デザイナー:柳瀬敬之
概要
Webアニメ『ガンダムビルドメタバース』に登場するガンプラ。
コアとなるティフォエウスガンダムに大型サポートMAの「クタン双竜型」をつけた大型の機体で、モビルアーマー形態に変形が可能。
そして合体後には本機がHGでありながらMGレベルにまで機体出力も上がる。
外見、機体構成はキメラの名の通り劇場版ガンダム00のラファエルガンダムベースのティフォエウスガンダムのコア、ZとZZに登場したサイコガンダムMk-Ⅱの腕部、そして鉄血のオルフェンズに登場したクタン参型が変形した胴体と脚部ユニットと作品の枠を超えた非常にビルドシリーズらしいガンプラと言えよう。
クタン双竜型
クタン参型をベースに、サイコガンダムMk-Ⅱの両腕が取り付けられている。脚部にはリフレクタービットを内蔵し、両腕共々ワイヤーで射出可能。
武装
サイコ・アームユニットⅡ
本機の腕を構成する大型ユニットで、サイコガンダムMk-Ⅱの腕部が使用されている。
またはガンダムTR-6のオプションの1つであるギガンティック・アームと捉える事も出来よう。
ベース機と同様指の1本1本は強力なメガ粒子砲となっておりジオングの様に前腕部を有線で射出し、広範囲でのオールレンジ攻撃が可能。
またそれ以外にも本編では使用されなかったが、肩部分のメガ・ビーム砲や手首を折り畳む事で使用出来る大型ビームソード等のベース機に元々備え付けられている内蔵武器は全てそのまま使用出来るようである。
リフレクタービット改
本機専用に装備されたサイコミュ兵器で、全8基が運用される。非使用時はドラゴンヘッドの裏に収納される。
相手のビーム攻撃の反射、偏向にIフィールドの展開とこれまでのリフレクタービットと同様の最強クラスの防御力に加え、今回は何とビット本体からビームを放てる攻撃機能が追加されており、攻守共に隙の無いサイコミュ兵器へと仕上がっている。
ドラゴンヘッド
クタン双竜型のアームユニットに装備された兵装で、合体時には爪先辺りに場所が移る。サイコアームユニットⅡと同様先端のユニットが有線で射出する機能が備わっておりこちらも攻撃範囲が非常に広い。
また、ユニット単体でティフォエウスガンダムのシールドとして運用する事も可能。
滑腔砲
本体肩部に装備されてる補助武装。
性能は特に変わっていないが何気に原作とは少し配色が変わっており、ガンダム・バルバトス等が使用していた物は砲身部分等に一部白の差し色が入っていたが、今回ティフォエウスガンダムが使用している物は配色が全てグレーで統一されているのが特徴。
余談
ビルドシリーズが10周年でありながら、実は意外にもミーティアやGNアームズ等といったこの手の大型支援ユニットのビルド公式でのバリエーションは今回のクタン双竜型が何気に初めてだったりする。
この機体のデザインはティフォエウスガンダム同様柳瀬敬之氏によるものだが、パーツ単位で見てみると
・ティフォエウス及びベースのラファエルガンダム:柳瀬敬之
・腕部担当のサイコガンダムMk-Ⅱ:藤田一巳
・胴体、脚部担当のクタン参型:海老川兼武
・滑腔砲:鷲尾直広
と、ある種間接的に4人のメカデザイナーが関わってる合作とも取れるような非常に豪華な機体と言える。この点でも「キメラ」の名は正に伊達じゃない。
関連タグ
パワードスーツ型の外装を着込む機体
アストレイレッドフレーム ガンダムTR-6(ウーンドウォート) エクストリームガンダム
ガンダムシリーズラスボス機
ガンダム・エアリアル(改修型)→ティフォエウスガンダム・キメラ→ブラックナイトスコードカルラ