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機体説明

ソレスタルビーイングが開発した、ガンダム専用の大型支援兵器。決戦用として早くから開発が開始されており(タクラマカン砂漠での合同軍事演習時にラッセ・アイオンの台詞でその存在が示唆されていた)、国連軍との決戦にTYPE-EとTYPE-Dの2機が投入された。

普段は強襲用コンテナとしてプトレマイオスと合体しており、ガンダムの格納庫とプトレマイオスの武装として機能する。

単体でも戦闘は可能だが動力がGNコンデンサーであるため、ガンダムと合体しGNアーマーとなる事でその性能を最大限に発揮できる。

ガンダムとの連結部分である「セファーユニット」を中核として、各パーツがモジュール化されている。

TYPE-E

型式番号GNR-001Eエクシア用に開発された。脚部クロー・大型GNキャノンの他、近接戦闘に対応するために左右のアームにGNビームガン内蔵の大型GNソードを装備する。GNアームズ側のパイロットはラッセ・アイオン

TYPE-D

型式番号GNR-001D。こちらはデュナメス用に開発されている。TYPE-Eとは脚部クローや大型GNキャノンが共通するが遠距離からの砲撃を主体にしており、右アームがGNツインライフル、左アームが超大型GNミサイルポッドになっている。GNアームズの制御はハロが行っている為、分離後の再合体ができなくなっている。

劇中の活躍

配備されている間、刹那ロックオン(ニール)がそれぞれが別行動をとっていたため、TYPE-EとTYPE-Dが並び立つシーンはない。

TYPE-E

『1st』21話より登場。GN-Xのユニオン・AEU所属機との戦いに助太刀する形で参戦し、GNキャノンで1機を撃墜した。

21〜22話の間を描く『Revealed Chronicle』ではデヴァイズエクシアと共に、本機の大型GNコンデンサーを用いたガンダムアストレアⅡの起動実験を実施(起動はしなかった)。直後、その様子を監視していた正体不明の黒いガンダムとGNアーマー形態で戦闘。狙撃を間一髪でかわし、高速巡航モードを使用して急接近しながら、大型GNソードのビームサーベルモードの一振りで撃破した。

22話では強襲用コンテナへドッキングした後、性能実験も兼ねたチームトリニティ対人革連頂武部隊との戦闘への武力介入を行う為地上へ向かった。トランザムの起動後、人革連部隊が宇宙へ上がった事を受け、23話でエクシアと共に宇宙へ戻った。

24話〜25話ではアルヴァトーレと交戦。

エクシアと連携しながら攻撃を行っていたが、相手が使用してきたGNファングに対抗する為ドッキングしGNアーマー形態となる。GNフィールドで防御しつつ射撃で確実にファングを墜とし、そのまま接近。互いのクロー同士がぶつかり合う間に大型GNソードでクローを切り、至近距離から大型GNキャノンでもう片方のクローを吹っ飛ばすが、近づき過ぎたことで相手のビームをモロに受けてしまい、機体後方の小爆発でラッセとの通信が途絶えるも、相手の砲撃に構わず接近しGNフィールドに大型GNソードを滑り込ませることでフィールドの消失に成功、その後は分離しエクシア単体でアルヴァトーレ及びアルヴァアロンを撃破した。ラッセはこの戦闘が原因でGN粒子の毒性による細胞障害を受けてしまうも、生還した。

TYPE-D

登場したのは23話の一話のみ

国連軍との戦闘において、対艦攻撃を行うため最初からデュナメスとドッキングした状態で運用された。ロックオンが負傷していたため対艦攻撃は当初見送られていたがロックオン本人の独断による出撃となった。

トランザム終了のためピンチに陥っていたヴァーチェの援護で戦闘区域に突入しGNミサイルで一気にGN-X6機を撃破。そのまま艦隊に吶喊し、大型GNキャノンとGNツインライフルの同時使用で瞬く間にバージニア級輸送艦2隻を轟沈させる(スペシャルエディション版ではここでトランザムを使用した)も、スローネツヴァイの奇襲によりツインライフルを破壊され、接近してきた輸送艦のリニアキャノンも当たってしまう。デュナメスが分離した直後にリニアキャノン一撃で本機は大破した。

しかし破壊されたのは機体中央部にある武装の接合部であり、片側の大型GNキャノンは偶然にもビーム1発分の粒子が溜まっている状態のまま無事に残っていた。

ロックオンにより、デュナメスのコクピット内の狙撃用コントローラーとキャノン砲のシステムチェック用操作パネルがケーブルによって接続され、スローネツヴァイの撃破に使用された。

ロックオン:

何やってんだだろうな、俺は。

けど、こいつをやらなきゃ、仇を取らなきゃ、

俺は前に進めねえ。世界とも向き合えねえ。

だからさあ、

狙い撃つぜぇ!!!

この一撃でツヴァイの撃破に成功するが、やり返しの一発を受け本機は損失。ロックオンも死亡した。

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立体物

ガンプラ

いずれもHG00 1/144で展開。6000円超えの高価格キットとなっている。

サイズが大きいため専用の台座が付属する。また、組み立ての際は保持力確保のため一部はネジ止めも要求されるので注意。

TYPE-Eは同スケールのHGエクシアのコードとシールをトランザム仕様に変えたものが付属(ただしそれ以外は通常版と同じため、現在からすればトランザム再現と呼ぶには心許ない)。

後発のRGエクシアともジョイント規格が統一されており、同商品が発売された際は、マーキングシール付きのリアルカラーVer.として単品がプレミアムバンダイで発売された。

TYPE-DのHGデュナメスは通常版一式に省略されてしまったGNビームピストルとホルスターが付属。

最期の生身でのシューティング再現のために、同スケールのコントローラーを構えたロックオン(ニール)のフィギュアも付いている。

なお、何故かGNミサイルのランナーは真っ白(本来のカラーリングは橙)なので、本体の色分けを完全再現するには塗装も必須となる。

アクションフィギュア

2022年11月18日にはMETAL BUILDにてTYPE-Eが受注開始。

1/100サイズでの立体化なだけあって全長570ミリ、幅と高さもそれぞれ300ミリ超とかなりの大型。そのため価格も58,300円と高額になっている。

デザインにアレンジが加わり、GNセファーとオーライザーとの繋がりを感じさせる見た目へと変わっている。

各ユニットに分割しての合体、変形機能を備えており、

コアユニットであるGNセファーユニットはガンダムラジエルの支援機「GNセファー」に酷似している。

その後TYPE-D用の武装もオプションセットで発売された。こちらの武装もアレンジが加わり、ミサイルコンテナが全門開閉可能となったほか、形状もキュリオスのものに酷似したものに改められた。組み替えにより立体化されていなかった高高度射撃ライフルの再現も可能となっている。

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