CV:佐藤有世
舞台版キャスト:小林未往
人物像
プトレマイオスの戦況オペレーター。年齢は22歳。愛称は「クリス」。
プログラミングを得意とし、加えてハッカーとしても優秀な人物で、ちょっとしたデータの盗み見は文字通り朝飯前にやってのけている。多少なりとも現代っ子らしいところがあるが気さくな性格をしており、フェルトを妹のように可愛がり、彼女からも姉のように慕われていた。
一方で、人革連によるガンダム鹵獲作戦の際に、死の危機に直面した時、パニックになり取り乱してしまう醜態を晒すなど、想定外の事に弱い一面も見られる。
同じソレスタルビーイングのメンバーであるリヒティからは好意を寄せられていたが、本人は当初、鼻にもかけてはいなかった。
国連軍との最終決戦において、戦闘時に被弾の危険性が高いブリッジからフェルトを強襲用コンテナに避難させるが、GN-Xの攻撃でブリッジが破壊され、リヒティと共に致命傷を負ってしまう。
その際、リヒティの身体が不慮の事故のせいで機械化されている事を知り衝撃を受ける。しかしクリスは彼の想いを受け入れた。
「バカね、私。すぐ近くにこんないい男、いるじゃない…!」
そこに追い討ちをかけるかのように艦内に発生した爆発に巻き込まれ、リヒティと共に壮絶な最期を遂げた。フェルトを守ったといえ彼女とリヒティの死はソレスタルビーイングのメンバーに深い心の傷を作った。
後にミレイナがソレスタルビーイングが加入することになり、フェルトがかつてのクリスのポジションになりつつあった。
劇場版では死亡しているため、本人は直接登場しないが精神体として登場。
ELSとの最初の意志疎通に失敗し、意識不明の状態に追い込まれた刹那・F・セイエイの潜在意識の中にリヒティやニール共々刹那の復活を促すなど、彼らを支える重要なファクターとなっている。
実は家出した流れでそのままソレスタルビーイングに加入したため、家族で組織に加入している、不慮の事故で家族を亡くしている事が多いプトレマイオスクルーの中では珍しく家族が組織との関わりを一切持っていない(両親の消息は不明)。組織そのものが極秘なので死亡している娘の消息を一生知らされないのが両親の不幸かもしれない…両親が生きていればの話だが。
余談
ガンダムビルドファイターズ第23話「ガンプラ・イブ」にて、リヒティと彼女に似た人物が登場している。
関連イラスト
関連タグ
スメラギ・李・ノリエガ フェルト・グレイス リヒテンダール・ツエーリ
Tシャツ+水着:『1st』第8話における格好。
クリスチーナ・マッケンジー(ポケットの中の戦争):愛称が同じ「クリス」。
レミ・ルース(ガンダムAGE):直接的に戦闘には参加しない戦艦クルー。同じ艦のクルーから好意を寄せられ、最初はフイにしたり困惑したりしていたが、死の間際に自身の想いを打ち明ける。
雪音クリス(戦姫絶唱シンフォギア):フェルトの中の人が演じた「クリス」。