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「そこ!聴こえてっぞ!今何つった?ええ!?こらぁ!」

機体データ

機体番号AEU-09(指揮官機はAEU-09T)
頭頂高17.6m
本体重量66.8t
所属AEU→地球連邦軍、カタロン
パイロットパトリック・コーラサワー、AEU一般兵→地球連邦軍兵、カタロン兵

概要

AEUヘリオンの後継主力可変MS。機体名の「イナクト」とは『制定』を意味する。

AEUの主力機であったAEUヘリオンの発展系であり、装備換装無しでの可変機構を実現した機体であったが、ユニオンフラッグと機体構造が類似している事からビリー・カタギリなどから「フラッグの猿真似」と揶揄されている。一方コクピット内の集音性は地獄耳レベルで高く、冒頭のセリフがカタギリの酷評に対する返しである。


また、将来的なビーム兵器携行を見越した独自の機能として、軌道エレベーターの太陽光発電システムから電力を無線供給する外部電源方式を採用。AEUではこのシステムを採用する為に受信網を整備されており、供給範囲内であれば理論上無制限に近い活動時間を持つ(この機能はフラッグにも搭載されているが、運用面の違いからイナクトほど重要視されていない)。

配備不足により、エースパイロットにしか配備されていなかったフラッグと異なり、イナクトは量産体制が完全に整った状態で正式採用された。(劇中でも、かなりの数が登場していたのはその為)


劇中での活躍

『1st』シーズン冒頭、AEUは人類革新連盟の軌道エレベータ送電開始十周年式典へ対抗する形で本機のデモンストレーションを行っていたが、突如現れたガンダムエクシアによって撃墜され、結果としてガンダムの存在を知らしめる為の引き立て役となってしまった。

なお、この時に搭乗していたのが、かのパトリック・コーラサワーである。

エクシアが現れる直前の公開デモンストレーションでは、敵に見立てた複数のタレットによる弾幕を軽快に躱しながら目標の的を正確に撃ち抜くなど視聴者に「只者では無い機体とパイロットに違いない」と思わせるも先に述べたエクシアの奇襲を受け、いとも簡単に一蹴されてしまう。

この一連の流れでやられ役の様に思われてしまいそうだが、本機のカスタム機であるイナクトカスタムはパイロットをアリー・アル・サーシェスに変えた途端にエクシアと一騎打ちに持ち込み、その上エクシアが得意とする格闘戦を行いながらも終始優勢に立ち回るなど、決して機体のポテンシャルは低くないと思われる。

(そもそもデモンストレーションでの一件も、ガンダムエクシアという前例のない機体と友軍もいない中でいきなり戦闘という初見殺しも勿論、観客に被害が行かないよう気を遣いながらの戦いを強いられた上に、完全な初見殺しを食らった形なため、状況が悪過ぎたと言わざるを得ない)


『2nd』シーズンでは連邦正規軍の他、連邦非加盟国にも輸出されており、カタロンにおいても指揮官機として運用されている。



武装

リニアライフル

電磁力で弾丸を高速射出する銃。

電圧を調節することで破壊力の大きい単射モードと、高速戦闘に対応した連射モードを選択することが出来る。

飛行形態時は機首を構成する。


ソニックブレイド/プラズマソード

超高硬度カーボン製のアサルトナイフ。刃を高周波振動させ切断力を増大させる。

また、刀身からプラズマを発生させ剣状に収束するプラズマソードを装備する機体もある。

このプラズマの収束機構は、ビームサーベル開発の過程で生み出された技術を転用したものである。


ディフェンスロッド

左腕の防御装備。回転するローターに適切な傾斜角で敵弾を着弾させ跳弾させる。

空戦機の観点から、重量負担の大きい通常のシールドを装備出来ない機体のために用意された。


ミサイル

脚部に内蔵されているミサイル。


関連動画


バリエーション

AEUイナクトカスタム

詳細は該当記事を参照


AEUイナクト宇宙型

2ndシーズンに登場。

イナクトの宇宙戦仕様で、背部フライトユニットのプラズマジェットがロケットモーターに換装されており、主翼も外されている。

作中では反政府組織カタロンが運用している青い機体が登場した。


AEUイナクト(スイール王宮警護型)

2ndシーズンに登場。

各王家のオーダーに合わせた仕様で生産されたイナクトで、スイール王国に配備されているもの。白いカラーリングと頭部の金色の装飾が特徴的で、スイール正規軍が運用しているイナクトも同じカラーリングである。

武装は他のイナクトと同様だが、設定画ではイナクトカスタムのブレイドライフルを装備している。


クラウス専用AEUイナクト ランドストライカーパッケージ

外伝作品「00V」に登場するクラウス・グラードのイナクト。

頭部の形状が変更されている他、フライトユニットの機翼を武装パイロン兼用のハーフウィングに換装し、左肩にスモークディスチャージャーを装備している。

AEUイナクトと同時期に開発され、強力なホバーを搭載した砂漠仕様のバディクラフト「ランドチャリオット」と合体し運用される。このランドチャリオットはAEUヘリオン用に開発されたものより出力が高い。


AEUイナクト(疑似太陽炉搭載型)

TVアニメ「ガンダムビルドダイバーズ」に登場したイナクトの改造ガンプラ

見た目は一般機と同じだが、名が示す通り背部に疑似太陽炉を搭載してる。

主武装はブレイヴのドレイクハウリング。

第二次有志連合戦にてパトリック・コーラサワー(の姿をしたGBNダイバー)が使用した。


立体物

HG001/144シリーズにてデモカラーのイナクトが、サーシェス専用イナクトカスタム(アグリッサ型)発売後にラインナップ。劇中同様のギミックが再現されている他、指揮官用頭部パーツと一般兵用頭部パーツが収録されている。

なお量産機カラーや、上述したバリエーションについては(イナクトカスタムを除き)未発売。


関連タグ

機動戦士ガンダム00 ガンダム00

パトリック・コーラサワー クラウス・グラード

AEUヘリオン AEUイナクトカスタム アグリッサ ユニオンフラッグ


福地仁:生みの親。フラッグ系MSの生みの親でもある。


ウィンダム(ガンダム):「軍の目論見で華のあるデビューにしようとしたはずが返り討ちにあってケチが付いてしまった新型」という点で似ている。以後もやられメカだが、専用機だけはべらぼうに強いという点でも瓜二つである。

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