概要
「機動武闘伝Gガンダム」に於けるロボットのカテゴリーの1つ。
本来は第二次カオス戦争でモビルスーツを凌駕する次世代型機動兵器の総称として生み出される予定であったが、『シャッフル同盟』の影の介入によって結果的に『ガンダムファイト』専用に開発されたものを称する。
モビルスーツを示す「MS」に対し、「MF」とも略される。基本的にはガンダムファイト以外での使用は禁止されているが、試作機や既存パーツや予備パーツを流用したなどの理由で造られたモビルファイターも少数ながら存在する。
搭乗者であるガンダムファイターの動きをトレースする「モビルトレースシステム(MTS)」により、仕様上、並のモビルスーツをも遥かに上回る反応速度とパワー、運動性を誇り、搭乗者の戦闘技術と動きを忠実かつ精密に再現させる(モビルトレースシステムの「仕様」からも判る通り、重力慣性制御技術が取り入れられている)。
ガンダムファイトの思惑の一つであるが再度大戦を引き起こすような軍備増強を妨害すべく、出場MFに多大な軍事費(開発費)を投じさせることを促しており、全身に精神感応素材を使用、縮退炉及びそれに準じる動力炉を使用している説もあるなど、どのMFも軍事用MSを遥かに上回るワンオフ機として生み出されている。事実、MSがMFを上回った例はほぼなく、デスアーミーのように規格外な数の暴力で優位を取ることができるくらい。
但し、ノベライズではあくまで競技用であるのが重視され、かつ軍事費の削減を多くの国が忌避しており、ファイトそのものが存続の危機にあり、軍事兵器には太刀打ちできない設定となっている。これは本編の設定を逆手にとったものである。
性能を発揮するには分厚い参考書を捲って反復学習と訓練したパイロットではなく何らかの戦闘技術に長じた達人でなければならず、MTSも乗り込むファイターのクセに合わせた緻密な調整が必要となっている。このことから、モビルファイターは実質的に搭乗者以外には乗れない(たとえ乗れてもまともに動かせない)専用機であり、更に整備には機体の構造と搭乗者の肉体構造及びクセに精通した専門の整備班が必要とされ(シャイニングガンダムの整備士であるレイン・ミカムラを例に挙げれば、彼女は搭乗者ドモン・カッシュの主治医を務める医者でもあり、コンディションと同時にメンタルケアにも精通する)、維持・運用に掛かるコストパフォーマンスはすこぶる悪い(その意味では体力と精神力を備えていればどの機体にも乗れるメタルファイターとは真逆に近い仕様といえなくもない)。非常時にコックピット内での応急修理を行う不確定要素のケースも散見し、ファイター自身にもそれなりの知識を学ぶ必要が有るのも欠点といえる。
なお、『ガンダムファイト』用の機体であり、ガンダムタイプの由来の影響もあって登場する機体に限れば『モビルファイター=ガンダムタイプ』である。最もマンダラガンダムなど奇妙奇天烈な機体や、ガンダムフリーダムのようにガンダム顔のようで微妙にガンダム顔でない機体もいる。
『超級』では優勝まではいかずとも国威発揚となるように、あえてデザイン重視にしている国もあると補完されている。そちらではその国を象徴するのに最も適したデザインで作られるとあるが、それに該当しないだろ!という機体(※)もちょくちょくあるのは愛嬌。
(※)ネオデンマークにカッパガンダム、ネオシンガポールにアシュラガンダムなど(その国から見て)異国の文化を反映した機体、ネオマレーシアにスカルガンダムなどなんでそんなモチーフにした!?という機体など。
ちなみに、ネオパラオ代表がいかにも和風なサムライガンダムなのは、親日国で日本文化の影響が残っている為であると思われる。このように意外な方向性からお国柄を反映している機体もあるのだ。
登録番号
オールスターシリーズでは型式番号と表記されることが多いが、本来モビルファイターの場合は正式には形式番号ではなく、GFの登録番号となっている。ガンダムファイトの出場時期、前回の順位、戦績、所属国家、何号機か(ルール上ガンダムファイト開催中に失格でさえなければ国内チームで新しく開発した機体に乗り換えることが出来る。ただし1号機の場合は無表記になる)に応じて付けられている。
例えば、ゴッドガンダム(GF13-017NJII)の場合はこうなる。
GF | 13 | - | 017 | NJ | Ⅱ |
---|---|---|---|---|---|
Gundam Fight | 第13回 | 17位 | Neo Japan(ネオ・ジャパン) | 2号機 | |
ガンダムファイト | 出場大会 | 前回の戦績 | 所属国家 | 何号機か |
このため建造後初出場となる第9回から機体の新造をせずに大会3連覇を成し遂げたネオイングランドのブリテンガンダムはGF9-003NEL、GF10-001NEL、GF11-001NELという3つの登録番号を有している。なお第12回で3位の成績を残したGF12-001NELの詳細は明らかになっていない。
GFアビリティポイント
プラモデルなどに掲載されたPOWER/力、SPEED/速さ、OFFENSE/攻撃力、DEFENCE/守備力、SEARCH/索敵能力、ADAPTATION/適応能力の6つのアビリティを数値化したもの。
劇中でも第27話でこの設定に触れる場面があり、オフィシャルガイドブックなどで一般にも公開されている模様。またトータルポイントが少なくとも118以上なら強さはトップクラスのAランクとして扱われるようだ。
しかし現実の新生シャッフル同盟の5+1機とマスター、シュピーゲル、ライジング、デビルの設定しか公開されておらず、設定資料集でも掲載されているものはかなり限られる。
未来世紀の各国のモビルファイター
※太字はガンダムファイトで優勝を果たしガンダム・ザ・ガンダムに選ばれたモビルファイター。
ネオ・ジャパン
モビルファイター名 | ガンダムファイター | ガンダムファイト出場時期 |
---|---|---|
ヤマトガンダム | シュウジ・クロス | 7 |
(機体名不明) | ウルベ・イシカワ | 12 |
シャイニングガンダム | ドモン・カッシュ | 13 |
ゴッドガンダム | ドモン・カッシュ | 13 |
ライジングガンダム | レイン・ミカムラ | -(ネオ・ジャパン軍所持のシャイニングの試作型) |
ネオ・アメリカ
モビルファイター名 | ガンダムファイター | ガンダムファイト出場時期 |
---|---|---|
ガンダムフリーダム | フィアー・フィラデル | 2 |
ガンダムフリーダム | マックス・バーンズ | 7 |
ガンダムマックスター | チボデー・クロケット | 13 |
ガンダムマックスリボルバー | チボデー・クロケット | 13 |
ネオ・チャイナ
モビルファイター名 | ガンダムファイター | ガンダムファイト出場時期 |
---|---|---|
フェイロンガンダム | サイ・フェイロン | 4 |
コウガガンダム | アラン・リー | 7 |
ドラゴンガンダム | サイ・サイシー | 13 |
ガンダムダブルドラゴン | サイ・サイシー | 13 |
ネオ・フランス
モビルファイター名 | ガンダムファイター | ガンダムファイト出場時期 |
---|---|---|
バロンガンダム | フェルナンド・ロワール | 5 |
エッフェルガンダム | ナシウス・キルヒャ | 7 |
ガンダムローズ | ジョルジュ・ド・サンド | 13 |
ガンダムヴェルサイユ | ジョルジュ・ド・サンド | 13 |
ミラージュガンダム | ジャン・ピエール・ミラボー | -(国内予選敗退) |
ネオ・ロシア
モビルファイター名 | ガンダムファイター | ガンダムファイト出場時期 |
---|---|---|
モスクガンダム | トリス・スルゲイレフ | 7 |
コサックガンダム | スキレイ・ジリノフス | 8 |
ボルトガンダム | アルゴ・ガルスキー | 13 |
ガンダムボルトクラッシュ | アルゴ・ガルスキー | 13 |
ネオ・ホンコン
ネオ・ドイツ
モビルファイター名 | ガンダムファイター | ガンダムファイト出場時期 |
---|---|---|
カイザーガンダム | ウォルフ・ハインリッヒ | 7 |
キリジュツガンダム | モルゲン・アントライブ | 12 |
ガンダムシュピーゲル | シュバルツ・ブルーダー | 13 |
ネオ・スウェーデン
モビルファイター名 | ガンダムファイター | ガンダムファイト出場時期 |
---|---|---|
ノーベルガンダム | アレンビー・ビアズリー | 13 |
スーパーノーベルガンダム | アレンビー・ビアズリー | 13 |
ネオ・イタリア
モビルファイター名 | ガンダムファイター | ガンダムファイト出場時期 |
---|---|---|
ガンダムトーネード | ビットリオ・アルジェント | 6 |
ディアボロガンダム | ジェノバ・ブラッツイ | 7 |
ネロスガンダム | ミケロ・チャリオット | 13 |
アポロガンダム | ロキロ・ベルッチノ | 13(小説版) |
ネオ・イングランド
モビルファイター名 | ガンダムファイター | ガンダムファイト出場時期 |
---|---|---|
(機体名不明) | (氏名不詳) | 7 |
ブリテンガンダム | ジェントル・チャップマン | 9、10、11 |
ジョンブルガンダム | ジェントル・チャップマン | 13 |
ネオ・メキシコ
ネオ・カナダ
モビルファイター名 | ガンダムファイター | ガンダムファイト出場時期 |
---|---|---|
ライカーガンダム | オーディク・ネガシマー | 12 |
ランバーガンダム | アンドリュー・グラハム | 13 |
ネオ・エジプト
モビルファイター名 | ガンダムファイター | ガンダムファイト出場時期 |
---|---|---|
ファラオガンダムIII世 | ダハール・ムハマンド | 3 |
ファラオガンダムIV世 | ダハール・ムハマンド | 4 |
ファラオガンダムXIII世 | カウラー・ラムゼス | 13 |
スフィンクスガンダム | -(非ガンダムファイト用) |
ネオ・トルコ
モビルファイター名 | ガンダムファイター | ガンダムファイト出場時期 |
---|---|---|
ミナレットガンダム | セイット・ギュゼル | 13 |
ネオ・インド
モビルファイター名 | ガンダムファイター | ガンダムファイト出場時期 |
---|---|---|
バラモンガンダム | (氏名不詳) | 7 |
コブラガンダム | チャンドラ・シジーマ | 13 |
ネオ・オランダ
モビルファイター名 | ガンダムファイター | ガンダムファイト出場時期 |
---|---|---|
ネーデルガンダム | ルドガー・バーホーベン | 13 |
ネオ・ギリシャ
ネオ・ケニア
モビルファイター名 | ガンダムファイター | ガンダムファイト出場時期 |
---|---|---|
ガンダムゼブラ | コンタ・ン・ドゥール | 13 |
ネオ・ポーランド
モビルファイター名 | ガンダムファイター | ガンダムファイト出場時期 |
---|---|---|
ガンダムマグナート | チェルシー・ワレサ | 13 |
ネオ・モンゴル
モビルファイター名 | ガンダムファイター | ガンダムファイト出場時期 |
---|---|---|
テムジンガンダム | キル・ハーン | 13 |
ネオ・ノルウェー
モビルファイター名 | ガンダムファイター | ガンダムファイト出場時期 |
---|---|---|
バイキングガンダム | エリック・ザ・バイキング | 13 |
ネオ・スペイン
モビルファイター名 | ガンダムファイター | ガンダムファイト出場時期 |
---|---|---|
マタドールガンダム | カルロス・アンダルシア | 13 |
ネオ・ポルトガル
モビルファイター名 | ガンダムファイター | ガンダムファイト出場時期 |
---|---|---|
ジェスターガンダム | ロマリオ・モニー二 | 13 |
ネオ・ネパール
ネオ・シベリア
モビルファイター名 | ガンダムファイター | ガンダムファイト出場時期 |
---|---|---|
マンモスガンダム | 11 |
ネオ・シンガポール
モビルファイター名 | ガンダムファイター | ガンダムファイト出場時期 |
---|---|---|
アシュラガンダム | ラセツ・ダカッツ | 13 |
ネオ・マレーシア
モビルファイター名 | ガンダムファイター | ガンダムファイト出場時期 |
---|---|---|
スカルガンダム | ガラ・ガーラ | 13 |
ネオ・デンマーク
モビルファイター名 | ガンダムファイター | ガンダムファイト出場時期 |
---|---|---|
マーメイドガンダム | ハンス・ホルガー | 13 |
カニガンダム、イカガンダムその他魚介類ガンダム | - |
ネオ・キューバ
ネオ・中東某国(アニメ版では不明)
モビルファイター名 | ガンダムファイター | ガンダムファイト出場時期 |
---|---|---|
スカッドガンダム | 13 |
外伝漫画に登場する各国のモビルファイター
ネオ・ベルギー
モビルファイター名 | ガンダムファイター | ガンダムファイト出場時期 |
---|---|---|
ブローニングガンダム | ジョン・ブローニング | 13 |
ネオ・オーストラリア
モビルファイター名 | ガンダムファイター | ガンダムファイト出場時期 |
---|---|---|
クロコダイルガンダム | ヴィル・ホーガン | 13 |
ネオ・トランシルバニア
モビルファイター名 | ガンダムファイター | ガンダムファイト出場時期 |
---|---|---|
カーミラガンダム | ガンダムハンター・カーミラ | 13 |
ネオ・パラオ
モビルファイター名 | ガンダムファイター | ガンダムファイト出場時期 |
---|---|---|
サムライガンダム | タロウ・ミヤジマ | 13 |
ネオ・ドードー(オーストラリア近郊の架空国家)
モビルファイター名 | ガンダムファイター | ガンダムファイト出場時期 |
---|---|---|
ジャンピングガンダム | カンガルーのカンちゃん | 13 |
シャチョウガンダム | モッチー・オオガネ | 13 |
ガンダムマスク | 伊達直子 | 13 |
デビルガンダム関係
モビルファイター名 | ガンダムファイター/生体ユニット |
---|---|
アルティメットガンダム→デビルガンダム | キョウジ・カッシュ→??? |
グランドマスターガンダム | ??? |
デビルガンダム四天王
モビルファイター名 | ガンダムファイター/生体ユニット |
---|---|
マスターガンダム | 東方不敗 |
ガンダムヘブンズソード | ミケロ・チャリオット |
グランドガンダム | ジェントル・チャップマン |
ウォルターガンダム | ???→??? |
「ホビージャパン」オリジナルモビルファイター
模型雑誌「ホビージャパン(HJ)」で行われた、「HJ杯2D&3DオリジナルMFコンテスト」に入選したモビルファイター。
入選作は立体化され、95年1-2月合併号誌上で作例が掲載された。
ネオ・インドネシア
モビルファイター名 | モチーフ | 備考 | デザイナー |
---|---|---|---|
バロンガンダム | バリ島の聖獣バロン | 2D部門一位 | 平坂和弥 |
※通常は、インドネシア王朝の古代戦士を模した姿。波型の刃の実体剣と、聖獣バロンの顔を模した盾で戦う。スーパーモードに類する形体として、「バロン神怒りのモード」に変形可能。その際、「盾をバロンの顔」とした後、「身体をビームで構成」させて、獅子舞のような聖獣バロンの姿に変わる。
ネオ・タイランド
モビルファイター名 | モチーフ | 備考 | デザイナー |
---|---|---|---|
ルンピニーガンダム | ムエタイ選手 | 3D部門一位 | 木俣一雄 |
※その姿の通り、ムエタイで戦う。左腕は封印されおり、それを解放する事で、封じられていた最強の殺人拳を放つ事ができる。
ネオ・グリーンランド
モビルファイター名 | モチーフ | 備考 | デザイナー |
---|---|---|---|
スノー・ミラージュガンダム | 女性型 | 3D部門二位 | 相模善行 |
※「もしも明貴美加氏がMFをデザインしたら」というコンセプトでデザイン・製作している。
これらの他、立体化はされなかったが、入選したモビルファイターも多く存在する。
- 2D部門
ネオ・チリ
モビルファイター名 | モチーフ | 備考 |
---|---|---|
モアイガンダム | モアイ | モアイ形態に変形する |
※必殺技はモアイに変形し、上から圧殺
ネオ・チベット
モビルファイター名 | モチーフ | 備考 |
---|---|---|
マンダラガンダム | チベット僧 | 本家マンダラガンダムとはあまり似てない |
元ネオ・イングランド
モビルファイター名 | モチーフ | 備考 |
---|---|---|
キャプテンガンダム | 海賊の船長 | 肩にモビルバードを止まらせている |
※巨大な海賊船に乗り、手下MF「ヤロードモ」を多く引き連れている。
ネオ・天竺
モビルファイター名 | モチーフ | 備考 |
---|---|---|
ダルマガンダム | ダルマ | ダルマなので、手足は無い |
※コア・ランダーもダルマ型。手足が無いため武装はバルカンのみ。今川監督もお気に入りだった。
ネオ・スイス
モビルファイター名 | モチーフ | 備考 |
---|---|---|
ガンダムナース | ナース | ファイト用機体ではなく、修復用 |
ネオ・ホンコン
モビルファイター名 | モチーフ | 備考 |
---|---|---|
グレートマスターガンダム | 不明 | 複雑なオブジェ形態に変形 |
※大河原氏が強く推していた一体。独特のタッチとデザインで、複雑な形状をしている。
ネオ・ブラジル
モビルファイター名 | モチーフ | 備考 |
---|---|---|
アマゾンガンダム | アマゾンの原住民 | 頭部に羽飾り、実体の弓矢を装備 |
ネオ・アメリカ
モビルファイター名 | モチーフ | 備考 |
---|---|---|
ガンダムジョー | ネイティブ・アメリカン | アマゾンガンダム同様、頭部に羽飾り、実体の弓矢を装備 |
ネオ・スコットランド
モビルファイター名 | モチーフ | 備考 |
---|---|---|
ガンダムジェントルマン | スーツにシルクハットの紳士 | ビームステッキを持つ。ジョンブルガンダムには似てない |
※ステッキはビームパラソルに変形。顔にはモノクル、喉元には蝶ネクタイの意匠があり、コア・ランダーも馬車型。
ネオ・モンゴル
モビルファイター名 | モチーフ | 備考 |
---|---|---|
ガンダムカーン | チンギス・ハーン | テムジンガンダムには似てない |
※武器は長柄の青龍刀。体型は大柄で、某格ゲーのJ・カーンに似ている。
ネオ・ザイール
モビルファイター名 | モチーフ | 備考 |
---|---|---|
ホーンガンダム | アフリカ原住民の戦士 | 長柄のビームアックスを武器に持つ |
ネオ・ポルトガル
モビルファイター名 | モチーフ | 備考 |
---|---|---|
バンデットガンダム | 「三銃士」のような剣士 | レイピアを装備 |
ネオ・ギニア
モビルファイター名 | モチーフ | 備考 |
---|---|---|
リンガラガンダム | 面を付けたシャーマン | 顔付の、ゲルググのような盾を装備 |
※通常時は、手のビームクローを武器に、格闘技で戦う。顔が描かれた盾を頭部及び前面に装着し、シールド・オン・モード(別名ハッタリモード)になると、印象ががらりとかわる。某格ゲーのこのキャラに似ており、モデルにしたものと思われる。
ネオ・ヴァチカン
モビルファイター名 | モチーフ | 備考 |
---|---|---|
ガンダムホープ | 正装のローマ教皇 | ジーザス・ロッドを装備 |
ネオ・ケニア
モビルファイター名 | モチーフ | 備考 |
---|---|---|
ゼブラガンダム | アフリカ原住民の戦士+シマウマ | 本家ガンダムゼブラとはかなり異なるデザイン |
ネオ・ジャパン
モビルファイター名 | モチーフ | 備考 |
---|---|---|
ガンダムカムイ | カムイコタンの巫女少女 | ガンダムファイターも少女 |
※ネオジャパンの非公認モビルファイター。モチーフは某格ゲーの、某キャラ。猛禽型に変形できる。
ネオ・イギリス
モビルファイター名 | モチーフ | 備考 |
---|---|---|
ジャンボガンダム | 不明 | 必殺技はジャンボファイヤー |
※コンテスト参加者最年少(6歳)の作品。
ネオ・ジャパン
モビルファイター名 | モチーフ | 備考 |
---|---|---|
シャインガンダム | 企業戦士(会社員) | スーツ姿で、武器はビーム傘。 |
※「五時からモード」になると活発になるが、使用後には嘔吐する。
ネオ・ギリシャ
モビルファイター名 | モチーフ | 備考 |
---|---|---|
ガンダムオリンポス | ギリシャの古代戦士 | ゼウスガンダムとは似てない |
ネオ・タイランド
モビルファイター名 | モチーフ | 備考 |
---|---|---|
ムエタイガンダム | ムエタイ選手 | 入選作とは異なるデザイン |
ネオ・タイランド
モビルファイター名 | モチーフ | 備考 |
---|---|---|
メコンガンダム | ムエタイ選手 | 同じく、入選作とは異なるデザイン |
※こちらは、膝蹴りを必殺技に持つ。
- 3D部門
ネオ・チェコ
モビルファイター名 | モチーフ | 備考 |
---|---|---|
ヴラスタガンダム | チェコ兵士 | 実体ある鎌を武器に持つ |
ネオ・ペルー
モビルファイター名 | モチーフ | 備考 |
---|---|---|
インカガンダム | ペルーの遺跡・古代戦士 | 重量級デザイン。大刀を持つ |
ネオ・ネパール
モビルファイター名 | モチーフ | 備考 |
---|---|---|
グルカンガンダム | グルカ兵 | 頭部はグルカ兵の帽子状 |
ネオ・ブラジル
モビルファイター名 | モチーフ | 備考 |
---|---|---|
ガンダムアマゾネス | アマゾネス戦士 | その名の通り、女性型 |
ネオ・コロンビア
モビルファイター名 | モチーフ | 備考 |
---|---|---|
ガンダムエル・ドラド | エルドラドの古代戦士+黄金の装飾品 | 全身金色 |
ネオ・ジャパン
モビルファイター名 | モチーフ | 備考 |
---|---|---|
ライトニングガンダム | 不明 | V字アンテナが省かれ、日の丸が描かれている |
「月刊ニュータイプ」オリジナルモビルファイター
角川書店が発行しているアニメ誌「月刊ニュータイプ」誌上で行われた企画に掲載された、オリジナルモビルファイター。
- 「AH! MY GUNDAM」
1994年9月号掲載。アニメ・漫画業界人の描いた、オリジナルモビルファイター。
(名称が二つあるものは、「正式な機体名/通称」)
所属不明・その1
モビルファイター名 | モチーフ | 備考 | デザイナー |
---|---|---|---|
ZiZiガンダム | 杖を突いた老人(+初代ガンダム) | 名前もZZのパロ | 貞本義行 |
※モチーフの通り、ビーム杖を武器とする(ただし仕込み杖などではなく、ステッキで殴るのみ)。他にも千年灸ミサイル、ビームクラブ、遠赤サポーター、ロケットセッタなどの固有武装や幻覚を見せる「富野節説教」といった技を持つ。
※頭頂高16.0m、本体重量6.7t。
所属不明・その2
モビルファイター名 | モチーフ | 備考 | デザイナー |
---|---|---|---|
イヌガンダム | ヨークシャーテリア(+初代ガンダム) | 犬小屋型のコヤ・ランダーを持つ | 前田真宏 |
※非人間型の、犬型モビルファイター。ガンダムファイターは、犬のパックちゃん。チタニウムクロウの他、ビーム尻尾を用いたり、ビームベロで舐める攻撃、ビームスプレーガン、首輪スパイクなど多彩な武装を持つ。
※頭頂高8.7m、本体重量10.3t。
所属不明・その3
モビルファイター名 | モチーフ | 備考 | デザイナー |
---|---|---|---|
クイーンガンダム/T-BACKガンダム | 女性型 | 弱点は,ひざ関節,首筋,耳の後ろ | CLAMP |
※その名の通り、T-BACKを履いた女性を思わせるデザインのガンダム。サーベルやバルカンなどの基本武装の他、固有武装はビームサーベルの発展武器「クイーンウィップ」、熱を帯びた爪で切り裂く「レッドネイル」、踵で踏みつける「レッドヒール」、カメラアイを装備したユニット「ビー」。
※操縦者は2歳4ヶ月の人造人間カ・フェ・ウエハラ(外見年齢14歳)。
※頭頂高14.6mだが、体重は秘匿されている。
ネオ・オーストラリア
モビルファイター名 | モチーフ | 備考 | デザイナー |
---|---|---|---|
サザンクロスガンダム/ジュニアガンダム | カンガルー | 腹部に小型ガンダムを内蔵 | 菊池通隆 |
※腹部にカンガルーよろしく、一回り小型のガンダム(デザインはRX-78に酷似)を搭載し、状況によって発進させ戦う。コアラ型のコア・ランダーを有する。
※武装はウィング部分を取り外した巨大ブーメランで、体を十字に構えて体当たりする「サザンクロスアタック」が必殺技。名称の由来はオーストラリアの国旗に採用されたみなみじゅうじ座(ブーメランが武器なのも、アボリジニが愛用していた武器である為)。
※頭頂高17.6m、本体重量9.8t。
ネオ・ノルウェー
モビルファイター名 | モチーフ | 備考 | デザイナー |
---|---|---|---|
ティールガンダム | ティール神 | ガンダム自体も隻腕 | 森木靖泰 |
※北欧神話における、魔狼フェンリルにより右手首を失った隻腕の神・ティールを象っている。右手首に必殺の武装「フェンリルバスター」を内蔵しており、それを用いた地上戦を得意とする。操縦者はイケメン俳優にして智将のビョルン・アンドレセン(27歳。元ネタは実在した同名の俳優である)。
※頭頂高16.8m、本体重量7.5t。
所属不明・その4
モビルファイター名 | モチーフ | 備考 | デザイナー |
---|---|---|---|
十二王牌大車併ガンダム | デビルガンダム? | 監督自らのデザイン | 今川泰宏 |
※戦闘能力はまったくの未知数で,その全貌は明らかにされていないが,恐るべき破壊力をもっているらしい,謎に包まれたガンダム。
「人呼んで<千面大王>。その姿,形容のことば受け入れず。ただただ,次々と形を変え,実体を見せることなし。はたしてこの鉄甲人,核としての者があり得るのか,あるいはその全体をもって中心体となすのか…?
正しき全景,未だ知る者なし。一説に大宗国は黄家の血が流れ落つことなき限り,その力,永恒的最愛を持つとある。
なお,対峠得る者は,王者の風の流派・東方不敗のみ!
故,一眉道人の語り,ここに写し残す。
- 「ONLY! MY GUNDAM」
1995年1月号掲載。こちらは、読者が投稿したもの。優秀作はプロのイラストレーターが清書し、誌上に掲載された。
ネオ・ジャパン
モビルファイター名 | モチーフ | 備考 | デザイナー |
---|---|---|---|
カッパガンダム | 河童 | 第11回大会に参加 | 山田豊徳 |
※水中戦を得意とするが、陸上戦は苦手。甲羅型のコウ・ランダーを装備。ビームサーベルはキュウリ型。後に劇中でも、最終回にモブで登場。ただしなぜか、ネオ・デンマーク所属になってしまったらしい。
※頭頂高16.2m、本体重量7.1t。
ネオ・ギリシャ
モビルファイター名 | モチーフ | 備考 | デザイナー |
---|---|---|---|
ガンダムオクトパス | タコ | 非人間型 | 三村俊之 |
※装甲材質は,コンニャクジウム軟質合金。マンモスガンダムやスフィンクスガンダムのような非人間型の機体で、「ガンダムの顔を持つ巨大なタコ」といった姿。ただし体色は青色。八本脚を巻き付けて戦う。
※頭頂高17.2m、本体重量10.5t。
ネオ・スイス
モビルファイター名 | モチーフ | 備考 | デザイナー |
---|---|---|---|
フランケンガンダム | フランケンシュタインの怪物 | 非公式の機体らしい | 西田大介 |
※第13回大会出場を目指したものではなく、国の姿勢(おそらく,中立を宣言しているが故にガンダムファイトに参加していないものと思われる)に不満を持つ科学者が、極秘に開発した機体。しかし,デビルガンダム細胞によって汚染され,暴走することに。なお、元ネタのフランケンシュタインの怪物はスイス人によって作られたモンスターである。
※頭頂高は46mとウルトラマン級にでかい。
ネオ・イタリア
モビルファイター名 | モチーフ | 備考 | デザイナー |
---|---|---|---|
フェラーリガンダム | フェラーリ社のスーパーカー | 武装は無し | 吉富健至 |
※ネロスガンダムを超える機体として開発されたとあるため、第14回以降のモビルファイターとして開発。ネオイタリアを代表する自動車メーカーであったフェラーリ社が、モビルファイターの開発に参入し製造したもの。パワー、スピードに秀で、そのデザインも美しいが、武装が無く、ガンダムファイトには向かない機体となった。
※頭頂高17.4m、本体重量7.2t。
所属不明・その5
モビルファイター名 | モチーフ | 備考 | デザイナー |
---|---|---|---|
メルヘンガンダム | 遊園地 | 非ガンダムファイト用機体 | 鈴木卓 |
※コロニーの子供向けイベント用につくられた機体。ガンダムファイト向けではなく,あくまでも「ガンダムを模した機体」でしかない。その姿は、「遊園地の遊戯施設(観覧車など)で構成されたガンダム」といったもの。
※頭頂高18.0m、本体重量28.5t。材質は鉄、プラスチック、ゴムと現実にあるものとなっている。
関連動画
アラクノ、マグナート、スカッド、テムジン、ミラージュガンダムを紹介
未来世紀のモビルスーツ
外部リンク
- アニメアニメ!『大河原邦男氏インタビュー いま振り返る「機動戦士ガンダム」の仕事:モビルファイターのデザインコンセプトが語られている。
関連タグ
モビルトレースシステム ファイティングスーツ ガンダムファイト ガンダムファイター モビルトレースシステム
スーパーロボット:モビルスーツはリアルロボットだがモビルファイターはこちらに分類される。デザインや必殺技の関係からであろうか。
メタルファイター:同年に放送された格闘ロボットアニメに登場するロボットでこちらはいわゆるプロレス団体に近い。ちなみにこちらもスーパーロボット扱い
ゲテモノガンダム:多くのモビルファイターがこれに当てはまると言われがち。