「水の中へ入ればこっちのものだ!行くぞ!」
概要
所属 | ネオデンマーク |
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型式番号 | GF13-026ND |
全長 | 16.5m |
重量 | 7.6t |
水中戦を得意としたネオデンマーク代表のMF。
搭乗者はハンス・ホルガー。
魚型の水中潜航形態への変形機構を有する。
しかしその姿は、メイン画像からも判るようにマーメイド(人魚)と言うより半魚人である。
主な武器は三又の銛「マーメイドトライデント」。
また、ビームネットを装備しており、敵をビームネットで捕獲し、動けなくなった敵にトライデントで止めを刺す戦法を得意とする。
サバイバルイレブンを生き残り、ネオホンコン決勝大会まで勝ち進んだ強豪MFだが、度重なるガンダムファイトに傷つき、機体は限界を迎えていた。(マタドールガンダムとのファイトを見たドモン・カッシュから、「機体はもう限界で、保ってあと1試合」と見抜かれている)。しかし、ハンスもそれを承知しており、自身の高い技量でカバーして勝利を収めている。尚、本大会では主催国のネオ・ホンコンによる強権発動によって「データーを引き継げば1回だけ新規モビルファイターへの乗り換えが可能」「決勝大会中ならば頭部を破壊されようと失格せず機体の修理及び改造も自由」という特別ルールが設けられていたが、マーメイドガンダムはこれを適用した様子がなく、機体がもつ最後の1試合をもって以降を棄権したようである。予算や時間の関係などで、この特別ルールに対応できなかったのかもしれない。
劇中では決勝大会での(上述のマタドールガンダムとのファイトに次いで組まれた)ドラゴンガンダムとのファイトが印象的。
試合会場が海であることを利用して、水中戦でサイ・サイシーを苦しめたが、敢闘空しく敗北、全壊しリタイアとなった。
その際、サイ・サイシーも水中戦闘および相手の技量に苦戦。ドラゴンガンダムの片腕を失う事で、辛勝している。
その後、改修されてデビルガンダムとの最終決戦に登場する。
なお余談であるが、ガンダム平成三部作のMSは非常に軽く、仮にマーメイドガンダムを1/10まで縮めたとすればその重量は7.6㎏、スイカ2個分になる。…こんな発泡スチロールみたいな密度でどうやって水に潜ったんだろう、などと考えるのはよそう。きっと中にバラスト水か何かが入ってるんだ。あるいはこの世界は重力制御技術がもはや一般的なので、それで機体を「軽く」している状態の重量がこの数値なのかもしれない。
ハンス・ホルガー
CV:菊池正美
ネオデンマーク代表のガンダムファイター。
マーメイドガンダムがイロモノ系のデザインをしているのに反して、なんと彼は青髪のIKEMENである。
おまけにモビルファイターとしての実力も高い好青年で、可愛い妹までいるというゲストキャラにしては設定面が優遇されているキャラクター。
菊池氏かつてはガンダムチームの一員を演じ、のちに海獣型デジモンのパートナーやグラップラーを演じることになる。
立体物
アクションフィギュア「M.I.A」シリーズにラインナップ。劇中で使用した装備とハンドパーツが同梱し、パーツ組み替えでMA形態へ変形可能。
補足
機体あれこれ
名前の由来となった「マーメイド」はあくまでも女の人魚を表す単語であり、三又の槍を持っているのは“ギリシャ神話”に登場するポセイドン(ローマ神話のネプトゥーン)の特徴である。
とはいえ、ネオ・デンマークの機体が人魚をモチーフに選んでいるのはおそらくアンデルセン童話の「人魚姫」の影響で、ガンダムファイターもその作者である「ハンス・クリスチャン・アンデルセン」からであると推察できるなどしっかりとお国柄を反映したキャラクター造形にはなっている。
関連機体
ネオデンマークでは本機の他に多数の魚介類型ガンダムが登場している→ネオ・デンマーク水泳部
関連動画
ガンダムビルドダイバーズでは
超難関ミッション「ロータスチャレンジ」の主催者であるロータスの愛機として登場。配下として上記の魚介類型ガンダム達を率いている。
機動戦士ガンダムアーセナルベース
LINXTAGE SEASON:02(第6弾に相当)に、準最高レアリティであるパーフェクトレアカードで、搭乗者であるハンスと共に参戦。
戦術技「マーメイド・トライデント連携」は『マーメイドトライデントから電撃を放射する』というものだが、攻撃開始前にネオ・デンマーク水泳部のヒラメガンダム・カニガンダム・アンコウガンダム・エビガンダムが登場する。
アーセナルベースには「戦う地形によってステータスが増減する」というシステムがあり、参戦弾であるLINXTAGE SEASON:02から新規に実装された水中ステージではS適正を持っているため(「水中ステージの実装に合わせて水泳部機体を実装する」という流れで参戦したため当たり前といえば当たり前なのだが)、劇中のように優位に立つことができる。
なお、『Gガンダム』や『ビルドダイバーズ』では宇宙で戦闘する描写があったにもかかわらず、宇宙適正はC。どういうことなの…
「後期主人公機のゴッドガンダムや、主人公・ドモンのライバル兼戦友の新生シャッフル同盟やシュバルツ・ブルーダーを差し置いてまさかのマーメイドガンダムが参戦」というこの衝撃的発表は、Twitterのトレンドに「マーメイドガンダム」が載る程の話題になった。
また、はじめの一歩の作者である森川ジョージ氏もこのトレンド入りをきっかけにGガンダム本編を視聴している。
関連項目
フォビドゥンブルー、フォビドゥンヴォーテクス、アビスガンダム:後輩と呼べるガンダム。
テキーラガンダム:ネオメキシコのモビルファイター。こちらも水中戦を得意とする機体で、同じくトライデントをメイン武装にしている。