pixivでは、それをモチーフとした武者頑駄無などを描いたイラストにつけられる場合もある。
機体スペック
分類 | モビルファイター |
---|---|
登録番号 | GF13-017NJII |
全高 | 16.6m |
本体重量 | 7.5t |
最大加重重量 | 20.6t |
装甲素材 | ガンダリウム合金スーパーセラミック複合材、レアメタル・ハイブリッド多層材 |
メインエンジン | 熱核融合炉 |
所属 | ネオ・ジャパン |
GFアビリティポイント
ステータス | ノーマルモード | ハイパーモード |
---|---|---|
POWER/力 | 23.90 | 32.59 |
SPEED/速さ | 40.51 | 49.73 |
OFFENSE/攻撃力 | 36.21 | 54.68 |
DEFENCE/守備力 | 21.67 | 27.62 |
SEARCH/索敵能力 | 24.22 | 30.47 |
ADAPTATION/適応能力 | 29.48 | 32.99 |
TOTAL/総合 | 175.99 | 228.08 |
概要
テレビアニメ、機動武闘伝Gガンダムの番組後半の主役機。
パイロットはシャイニングガンダム同様ドモン・カッシュ。
メカニックデザインは大河原邦男。
「サバイバルイレブン」を戦い抜き、満身創痍となったシャイニングガンダムに替わる機体として、ミカムラ博士がほぼ独力で開発した最新鋭MF。
第23話では『Gガンダム』とも呼ばれており、ガンダムシリーズにありがちな物語の途中から作品タイトルと同じガンダムが後継機として登場し、作品タイトルを回収する(Zや00に見られる)という経緯を辿っているが、本作のタイトルはあくまでも「ガンダム・ザ・ガンダム」の意味である(なので、機体名が海外で変更されてもタイトルに矛盾はないわけである)。
無骨な鎧武者をモチーフとしたシャイニングガンダムに対し、仏像を思わせる外見が特徴。
その性能はノーマルモードですらシャイニングガンダムのスーパーモードに匹敵し、さらに搭乗者であるドモン・カッシュがギアナ高地での修行で体得した明鏡止水の境地の心でより強力な「ハイパーモード」へと進化。シャイニングフィンガーを発展させた「爆熱ゴッドフィンガー」など、シャイニングガンダムの技はより強化された形で反映されている。
機体剛性の方も凄まじいものとなっており、ちょっとやそっとの打撃やビーム攻撃では破損どころか変形もしないほどの頑丈さを誇っている。本体に確実にダメージを与える事が出来たのはマンダラガンダムの錫杖型仕込みビームサーベルによる一閃やドラゴンガンダムの真・流星胡蝶剣、ボルトガンダムのゼロ距離炸裂ガイアクラッシャーなどドモンに匹敵する実力を持つファイターの必殺技に限られている。この頑丈さもあって最終決戦のウルベが反旗を翻した対デビルガンダム戦でも特に本体に目立った損傷もないまま戦い抜いている。
さらに本体のパワーの方も強化されているため、ゴッドガンダムを羽交い絞めにして動きを封じようものなら、これにドモンの実力が合わさる事でAランクのモビルファイターであろうが逆に馬鹿力で羽交い絞めにした側の両腕が引き千切られてしまう。絶対にやってはいけない。
本編では嫉妬に狂っていたミカムラ博士であるが、この機体の完成度は一つのモビルファイターとしては一つの境地に達しており、ドモンが勢いで口にした「決勝大会総当たり戦における全勝宣言」を成し遂げたのは、このゴッドガンダムの完成度の高さの証左とも言える。
"GOD"という言葉のもつ意味が宗教的・道徳的な誤解を招かないようにという配慮からか、海外版ではバーニングガンダム(Burning Gundam)という名称が公式扱いになっている模様。
一応海外ファンの間でも、そして彼らに対してもゴッドガンダムで十分通用するが、念のため気をつけるに越したことはない。
後継機への乗り換えエピソード(「新たなる輝き!ゴッドガンダム誕生」)が非常に印象的であり、根強いファンを獲得している。
また、特徴的なデザインとも相まって、ゴッドガンダムをモチーフとした武者頑駄無(後述)は比較的多い。
一方で、Gガンダムの宿命かMSVといったバリエーション機はカードオリジナルくらいしか存在しない。
ハイパーモード
ノーマルモードの1.3倍、シャイニングガンダムの2倍の性能を発揮するとされている。
背部のエネルギー発生装置が展開して日輪のような光の輪を発し、胸部中央の装甲が展開して内部のエネルギーマルチプライヤーが露出、キング・オブ・ハートの紋章が浮かび上がる。
明鏡止水(明鏡止水ハイパーモード)
真の明鏡止水の境地に達することで発現し、機体が黄金色に輝く。
商品化にあたってはこちらがハイパーモードと呼ばれるケースが多い。
武装
バルカン砲
頭部に2対装備されたバルカン砲。主に牽制に使用されるが、ガンダムゼブラのシールドを蜂の巣にしていることから十分な威力があることはうかがえる。
マシンキャノン
胸部上肩側に二門装備された機関砲。普段露出しているのは左右1門ずつ、カバーを開くと残りの砲門が露出して3連装になる。構造上頭部のバルカンより高い威力を有していることが推測できるが、ゼウスガンダム等のタフなMFには通用しなかった。
ゴッドスラッシュ(ビームソード)
両腰に装備。通常時はビームソードだがハイパーモード使用時に出力が上がり、ゴッドスラッシュとなる。
必殺技
ゴッドガンダムの代表的な技。
背面ジェネレーターで増幅されたエネルギーを掌に集め、一気に放出する必殺技。
ハイパーモード時に使用可能。
発動時は前腕カバー「ゴッドフィンガープロテクター」が手の甲を覆う様に展開し、エネルギーロスを最小限に抑えつつ確実に攻撃対象を破壊する。
相手を掴んで破壊する他、本編ではこれで貫手を繰り出す描写も多かった。両腕共に使用可能で、右手が使えない状況では左手でも繰り出されていた。
対ドラゴンガンダムを始めいくつかの戦いではエネルギーを掌から放出する攻撃を見せている(後期オープニングで披露しているのもこちら)が、近距離のゴッドフィンガーと比べると戦果は乏しく、特にガンダムヘブンズソードには初使用で学習されてしまったのか再戦では回避、エネルギーを吸収されパワーアップに利用されると散々な結果に終わっている。他のメディアでは飛び道具に乏しいゴッドガンダムの武装、技としてよく採用されているが、やはり必殺技としての扱いにはならないことが多い。
ちなみに、ゴッドフィンガープロテクターに付いた鉤爪は腕が深く刺さり過ぎないようにするストッパーである。
攻撃性能もあり、一度この鉤爪でネロスガンダムに目潰しを行った。
爆熱ゴッドスラッシュ
背面ジェネレーターで増幅されたエネルギーをゴッドスラッシュ(ビームソード)に集中させ破壊力を高める。このため、放出技である爆熱ゴッドフィンガーに比べ消費エネルギーが少く済む。マンダラガンダム戦における締めの居合勝負で使用された。
分身殺法・ゴッドシャドー
ガンダムマックスターの豪熱マシンガンパンチに対抗すべく編み出した分身技。同時に放たれる10発の必殺ブローに対しその身を10体に増やして受け止めた。ドモンの「お前が一度に10発のパンチを出すのなら、俺は10体のガンダムになって受け止める‼︎」という台詞のインパクトは相当なもの。
ゴッドスラッシュタイフーン
ゴッドスラッシュの出力を上げ、構えた状態で独楽の様に高速回転する攻防一体の技。
ガンダムローズのローゼスハリケーンを破った技。
ゴッドフィールドダッシュ
6枚の放熱フィンを展開し、エネルギーを放出して推進・突撃する技。
ボルトガンダムの「炸裂ガイア・クラッシャー」をカウンターで右腕に直に受けた際、土壇場でガイア・クラッシャーの連用による反動で両膝に深刻なダメージを受けていたボルトガンダムの弱点を見抜いた際、その膝に負担をかける目的で繰り出された。
流派東方不敗の奥義。自身の体を気の渦として、エネルギーの塊となり相手に突進する。
流派東方不敗の最終奥義。自身の気を極限まで高めて、強力な気功弾を撃ち出す技。
ゴッドフィンガー石破天驚拳
ゴッドガンダムがガンダムシュピーゲルとのデスマッチにおいて使用。
石破天驚拳との違いは不明だが、ゴッドフィンガーのエネルギーを利用した石破天驚拳という意味なのかもしれない。
この技でガンダムシュピーゲルに雪辱を果たした。
石破天驚ゴッドフィンガー
石破天驚拳の応用技。
石破天驚拳のエネルギーを片手に集め、巨大な掌状のエネルギーを打ち出し、その手で敵機を掴み握りつぶす。
派生機体
ハイパーゴッドガンダム
ドモン・カッシュの弟子、ユウゴ・カガミを主人公とした第14回ガンダムファイトを舞台にした外伝作品に登場する機体。
ガンダムゴッドマスター
『ガンダムトライエイジ』に登場する機体である。ゴッドガンダムがDG細胞に侵食されたものの、ガンダムファイターの精神力によって完全に抑え込み、神の右手と悪魔の左手を持つ究極の姿にパワーアップしたゴッドガンダム。デザインは大河原。
ブレイジングガンダム
『ガンダムブレイカーバトローグ』に登場するガンプラ。
ゴッドガンダムの兄弟機というコンセプトとして制作された。
使用者はサツキノ・ミサ。
ゴッドガンダムをモチーフとするキャラクター
ゴッドガンダムをモチーフとしているものを列挙する。
ただし、「演者」という形でメインモチーフが明らかになっている三国伝の孟獲ガンダム以外は公表されているわけではなく、明らかにそれとわかる名前のも
のもふくめて全て推測である。
イラスト | 名前 | 出演作品 |
---|---|---|
武者號斗丸 | 『新SD戦国伝 超機動大将軍』、『ガンダムビルドファイターズトライ』(4話にガンプラとして登場) | |
爆熱頑駄無 | 『新SD戦国伝 天星七人衆』 | |
機王頑駄無 | 『武者○伝』 | |
戦神機キングシャッフル | 『新SDガンダム外伝 黄金神話』 | |
太陽騎士ゴッドガンダム | 〃 | |
太陽神ゴッドカイザー | 〃 | |
爆熱騎士ゴッドガンダム | 『SDガンダム英雄伝』 | |
闘神武者ゴッドガンダム | 〃 | |
フェニックスゴッド | 『Gチェンジャー』 | |
爆心丸 | 『SDガンダムフォース』 | |
孟獲ガンダム | 『BB戦士三国伝』 | |
張飛ゴッドガンダム | 『SDガンダム三国創傑伝』 |
ゲーム作品では
SFC版
隠し機体であり6回負けたら自動的に入手可能。本作のデビルガンダムは文字通り悪魔のような強さなので、デビルガンダムに挑むうちに入手した人も多かろう。入手したからって勝てるようになるような忖度は勿論ない。
スーパーロボット大戦シリーズ
初参戦は第2次スーパーロボット大戦のリメイク作である第2次スーパーロボット大戦G。他には『A』『R』『J』『T』等々それなりに多いにもかかわらずまともに原作ストーリーをなぞられたことはなく、デビルガンダム関連のいわば「ガンダムファイトと関係ない部分」のみの再現ばかりとなっている。
ゲームでは、ゴッドシャドーは気力が一定以上の場合にのみ一定の確率で敵の攻撃を完全回避する"分身"系能力として再現。同じく気力一定以上で発動する特殊能力としてハイパーモードがあり能力が向上し専用武装が追加される。
参戦当初こそスーパー系のHP・装甲・攻撃力にリアル系の運動性を持っていたが、近年では能力は全体的に落ち着き、突出したものはない。
やはり殆ど近接戦に偏った攻撃手段。単体での攻撃力も高いが、合体攻撃が豊富なところも特徴。ただし、気力を高めてハイパーモードを発動させるまでは、主力武器や合体攻撃の殆どが使用できず、ハイパーモード後は殆どの武器がEN消費タイプで全体的に燃費が悪く、慢性的なEN不足に悩まされる。ENの改造や補強は必須である。
Gセンチュリー
「シャッフル同盟」所属のTECレベル5の階級専用機体。
勁文社の攻略本に書かれた「全機体中最強」の記述に恥じぬ強さを誇る。
Gジェネレーションシリーズ(トムクリエイト版)
初代から参戦している常連(参戦していない作品はZEROとアドバンスとスピリッツとジェネシス)。
シャイニングガンダムやマスターガンダムが持つ「○○ショット」という射撃武装は装備せず、格闘一辺倒のユニットとして登場することが多い。
また、数多くの作品でウイングゼロと共にOPムービーやキービジュアルに登場し、アナザーガンダム代表格としてシリーズを彩ってきた。
初代では最強クラスのステータスとMAP兵器「石破天驚拳」でMS(MF)の皮を被ったコロニーレーザーとして運用が可能。
シャイニングガンダムをACEにして開発するか、V2ガンダム+キャトルの設計で作れる。
FではステータスはνガンダムやΞガンダムらと互角レベルに下げられたが、これはZZ~V時代の宇宙世紀の主役機及びW・Xの後半主役機と均等になる様に調整された結果である。
また、超強気になる事で攻撃力と防御力が+3されるスーパーモードを実装。
強力な機体である事には変わりはないのだが、移動力が平均レベルの6で、射程も1~2しか持たない為、非常に使いにくいユニットである。前々作で擬似コロニーレーザーとして活躍した石破天驚拳もスーパーモードを発動しないと使用できない。
常時は格闘で敵機を殴り倒しながらテンションを超強気にし、超強気になったら威力10000の「爆熱・ゴッドフィンガー」を叩き込むロマン枠。
実戦で本機を活かすならボーナスステップを有効に活用したり、オプションパーツやSFSで移動力を底上げするなど、プレイヤー側の工夫も求められる。
NEOでも近距離一本で勝負する熱い漢の機体として登場。
中距離攻撃が出来るシャイニングショットなんて甘ったれた武装などあるわけがない。
スペックは高いがやはり使いにくく、ドモンを使う場合後半のビルゴ対策も含めて考えると、原作の拘りが無ければエピオンや∀ガンダムの様な中距離に格闘が出来る武装を持つ機体の方が良いと言われている。
SEEDでは武装の射程が改善されたため、NEOよりかは幾分使いやすくなっている。
Another Century's Episodeシリーズ
2で参戦。今作はガンダムファイト関連ではなく、行方不明のデビルガンダム捜索という形でストーリーに関わってくる(当然、他シャッフル同盟の面々は出番無し)。
敵を撃破やダメージを受けると闘気が溜まり、最大まで溜まるとハイパーモードとなり爆熱ゴッドフィンガーが使える。ハイパーモード中に闘気を最大まで溜めると明鏡止水モードとなり、更に強力な石破天驚拳が使える・・・のだが、それらを使用すると元に戻ってしまう。
また、他の武装も使用時にタメが長く、「派手だけどあまり使えない」物ばかり。
しかしリアルロボ中心のSDアクションゲームとは思えない気合の入った演出は他と一線を画す。効率ではなく魅せるプレーを求める人向き。
3ではストーリーに関わらない単なるプレイアブルキャラとして参戦する。
ガンダムVSガンダムシリーズ
コスト3000で参戦。
いわゆる地走型と呼ばれる機体の1種で、地上に立っている時にBDをすると空を飛ばずに地面で全力ダッシュを行う。(そんな戦い方原作でしていたっけ?)
高機動と高威力で当て易い格闘を備える近距離特化機体。代名詞である格闘以外にも(空中)ゴッドスラッシュ、バルカン等射撃能力もそれなりにある。明鏡止水は耐久200以下になると攻撃力が激増する特殊能力。
MF特有の癖があるものの、凄まじい速度の地上ダッシュ、MF独特の空中ステップ、起き攻めで使えばほぼ回避不可の判定と伸びを持つえげつないBD格闘を筆頭に、外しても隙が少なく様々な派生でカット耐性も高い各種格闘、射撃バリア付きで2段目まで派生可能で更にその2段目には格闘カウンター効果まで付き隙も少ないほぼブッパ得のゴッドフィンガー、そして攻撃力が激増の明鏡止水。その爆発力も合わさって、「7強」に数えられる強さを持つ。しかし、コスト3000には「1バグ」のフリーダムがいるため、大会などでの使用率はそこまでなかったとか。
NEXTではBD格闘の大幅弱体化、ゴッドフィンガーの射撃バリア消滅など下方修正を受けたが、相変わらず機動力と格闘性能は優秀。
ND導入によりメイン射撃の使い勝手が向上。ゴッドフィンガーが各格闘からキャンセルで出せる様になった。
機動戦士ガンダムEXTREME VS
最高コストだった前作、前々作から準高コストである2500に下がった事により若干の基本性能が下方修正された他、中コストだったマスターがまさかの3000で途中解禁された事により立場が逆転することとなった。
メイン射撃は飛距離こそ短いが掠っただけでスタンさせる射出版ゴッドフィンガー、ほかには特殊格闘でゴッドフィンガー、特殊射撃でゴッドフィールドダッシュそこから下派生(あるいは下特殊射撃)でゴッドスラッシュタイフーン、後格闘のゴッドシャドーは弾数製ゆえに連発できないものの、分身4体で射撃バリアを形成する
覚醒で明鏡止水が発動、攻撃力が上昇する様になっており「最初は苦戦するが最後で逆転勝利」というある意味原作を再現した性能であると言える。
フルブ時代に格闘派生の種類が増え、ゴッドフィールドダッシュ中に射撃ボタンでゴッドスラッシュを放てるようになった結果、近付けない相手でもある程度戦えるようになった。人呼んでランニングファイヤーエアリアルスラッシュガンダム。
そしてマキブにて再び最高コスト(3000)に返り咲いた。それに伴いアシストの風雲再起に騎乗できるようになる。
メイン射撃の独特の性能(強い銃口補正と爆速リロード、掠っただけで長期間のスタン)、それに加えて間合いを詰めながら斬撃を放つゴッドスラッシュのおかげで完全なタイマンでは最強と言えるくらい強い。格闘コンボのバリエーションに加え明鏡止水も相まって爆発力も高い。
難点は格闘重視なので遠距離武装乏しい…のも1つだが、攻めに偏った武装構成ゆえに他の高コスト機体に比べ2対1の状況から切り抜ける手段に乏しい。そのためどうしても敵機2機から狙われ続けると如何しても追い詰められてしまう。
技量のみならずチームバトル方式の本作でそのタイマン性能の高さをどう生かすかを問われる機体でもある。
覚醒技は石破ラブラブ天驚拳。ただし発射までの貯めが長い為、実際はロマン技。フルブの時代に後覚醒技に移動し、新たにノーベルガンダム呼出から二人で百裂拳→ダブルゴッドフィンガーで決める乱舞系の技が追加された。
GUNDAM VERSUS
DLC機体という形で復帰参戦。コストは500 (他シリーズでは3000相当)。
アシストがストライカーとなり、空いたコマンドにバルカンが追加。さらに覚醒技が格闘乱舞からのゴッドフィンガーに変更された。
後格が射撃バリアからカウンターに変更され、若干格闘の耐性を持つようになったが、ゴッドフィンガー構えモーションに追加され発生が悪化。立ち回りとしては細心の注意が必要。
機動戦士ガンダムEXTREME VS2
今作でも最上位コストの3000。
ゴッドフィンガーは構えモーションにSAこそあるが発生劣悪。後格は射撃バリアでカウンターは後特殊格闘に、覚醒技は格闘乱舞と石破ラブラブ天驚拳の2種とアーケード作品・VERSUSの折衷仕様になっている。
これまで大きな変化は少なかったがオーバーブーストにて変形コマンドで風雲再起に乗って飛べるようになる。地走と変形の両方の手練が必要になるものの、搭乗中にはゴッドスラッシュの斬撃波等、中距離射撃戦の択も新たに取得した。
ロストヒーローズ
最初からゴッドガンダムの姿で登場。
数あるヒーローの中でも物理攻撃性能が高く、先制攻撃のゴッド・フィールド・ダッシュ、ヒーローゲージをチャージする「ためる」、耐性を貫通するぶっ壊れスキル「キング・オブ・ハート」などの優秀な攻撃手段を持ち、爆熱〇〇という技名からもわかる通り、火属性の攻撃が得意。
しかし『2』では物理技に分類されていたゴッドフィンガーなどのスキルがEN攻撃に分類されているのが悩み(お陰でELS戦で詰むことはないが)。というのも物理攻撃ステの方が伸びる為である。
一方でクロスオーバースキルは『爆熱ビッグバンフィンガー』(パートナー:ウルトラマンゼロ)、『獅子東方不敗拳』(パートナー:ウルトラマンレオ)と最強クラスが揃っているので『2』ではこれらの技が主力となる。
立体物
ガンプラ
リアルタイムでは1/144、HG 1/100、HGEX 1/60の他、明鏡止水モードの1/144、HG 1/100でも販売されている。特にHGEXは設定画準拠のプロポーションや(武器が安全に保持できるかは別として)可動指、エネルギーマルチプライヤーの発光ギミックなどを備えており評価が高い。
ちなみにリアルタイム時に発売された1/144、HG 1/100、HGEX 1/60の商品名は「ゴッドガンダム」ではなく「Gガンダム」名義だった。
2001年にはMGが発売され、ゴッドフィンガーの指の開きは以降このモデルのものが基準になっている。
2008年にはスピードグレードで発売。つや消し塗装とマーキングによる彩色済みモデルとなっており、ゴッドフィンガー専用手首も付属。
2010年には最新フォーマットのHGFCで1/144が発売されたが、背部ウイングの内側というかなり目立つ場所に肉抜き穴がある、格闘戦がメインの機体なのに腕関節に回転軸がない、そもそも1/144のはずなのに1/128という軽い誤差レベルを超えるサイズミスで造られているなど欠陥が色々と多い問題作となってしまった。うち前者2つはモデラーの加工次第でなんとかなる問題だが、最後ばかりはどうしようもない(やるとしても、かなりの大改造になるのは確実である)。
2019年にはハイレゾリューションモデルでも発売。アレンジが過剰になりがちな同シリーズでは、割かし控えめな部類になっている。
MGは一般商品として、HGFCはプレミアムバンダイ限定でマスターガンダムとセットで明鏡止水バージョンが商品化された。
2022年RGでの発売が決定している…が6月発売予定だったのが8月に延期された。
HGFCより大分小ぶりになったが、上述通りHGFCはサイズ自体が設計ミスなのでこちらが正確なサイズとなる。当然情報量はHGFCよりも遥かに倍増している。
ギミックの方は決定版と呼べるほどに進化し、特に肩はアドヴァンスドMSジョイントによる三重関節のおかげでかなり動き腕組みのポーズも難なく可能。劇中でもあったノーベルガンダム(HGFC)のお姫様抱っこすら違和感なく出来る。
エネルギーマルチプライヤーはここにきてようやく設定通りのグリーンで成形され、エネルギーマルチプライヤーを覆う胸部装甲も二段式スライドにすることでMGやHGFCで顕著だったハイパーモード時に装甲で顔が隠れる問題もクリアしている。MGウイングガンダムゼロEW Ver.Kaのような脚を曲げた時に腿が沈み込むギミックなど、過去の傑作ガンプラの技術も惜しみなく投入されている。
ゴッドフィンガー用手首はメタリックオレンジ成形と珍しくクリア素材ではなくなっている。石破天驚拳用は両手分あるものの、ゴッドフィンガー用は右手しかなく対ドラゴンガンダム戦でも使った左手用のゴッドフィンガー手首が付属しないのが欠点。
この他ハイパーモード用の日輪エフェクトもPET素材とクリアパーツにより再現された。事前情報では全く取り上げられなかったが、コアランダーはしっかり分離可能である。
プレミアムバンダイ限定で石破天驚拳のエフェクトや風雲再起などが付属する拡張セットが発売されることも発表された。なお、RGはアクションベース対応のジョイント位置がHGFCから変更されてしまったため、風雲再起のジョイントには対応しておらず単純に跨がらせるだけとなる。
BB戦士シリーズにラインナップ。ノーマルモード⇔ハイパーモードへは差し替え変形で再現となっているが、BBオリジナルギミックとしてクリスタルハイパーモードが追加されている※こちらも差し替えで再現可能
後にGジェネシリーズに「GジェネZERO」と「GジェネNEO」名義で2つラインナップしている。前者はゴッドフィンガー用換装パーツが付属しており、後者は可動範囲を極限まで増加させ派手にアクションを取らせることが可能になっている。また、MG用ハンドパーツが使用できる。
元祖SDガンダムシリーズにラインナップ。ノーマルモード⇔ハイパーモードへの変更が可能で、コアランダーも脱着可能な製品となっている。※ガンダムシュピーゲルが同梱したセットも販売された。
のちに成形色が変更された「真ハイパーモード」なるキットも販売された。※現在、入手困難
フィギュア
MIAやSD ARCHIVE、GFF(ノーベルガンダムとセット)などがある他、非可動式フィギュアがプライズで発売されるなど平成ガンダム三部作では相当恵まれたラインナップを持つ。MIA BIG SCALEという特別ブランドでもマスターガンダムと一緒に展開された。
2014年にはROBOT魂化もしている。膝関節に可動軸を設けるという新解釈を取り入れた。
またROBOT魂のオプションパーツセットもプレミアムバンダイ限定で発売された他、明鏡止水バージョンも存在する。
SDガンダムフルカラーシリーズにラインナップ。固定モデルだがノーマルモードは、同じくラインナップされた風雲再起に跨らせることができる。
ゴッドフィンガー発動形態でもラインナップされ、一部にはクリアパーツが採用されている。
コミックボンボンにてゴッドガンダム(ハイパーモード)が、全員サービスで販売された。※各々、現在入手困難。
余談
- 初期案
ゴッドガンダムは初期案だと変形機構を持ち、必殺技として鳥型の飛行形態へ変形して突撃する案があった。無論却下されたものの、この没案を拾って再設計されたのが次回作の主役機ウイングガンダムではないかという説がある。
胸部の円形のレンズや両肩のマシンキャノン、前腕の鉤爪、数枚の平行板で構成された横開閉式ウイングなどゴッドガンダムとウイングガンダムとは似ている部分は多く、何よりGガン本編最終話間近にまんまウイングガンダムのような機体がカメオ出演していた事実を見るに信憑性は高い話である。
実際ホビージャパンウェブでAGPの最新フォーマットによるHG同士をミキシングビルドしたアナザー・ゴッドガンダムなる作例が登場しており、他機体より大柄なスケールになっているゴッドガンダムと小柄なサイズのウイングガンダムとの齟齬が見事に解消されているのもあって全く違和感がない出来になってしまっている。混ぜるな自然。
- コミカライズの設定
後にリメイクコミカライズされた『超級』ではドモンの父親であるライゾウ・カッシュ博士がアルティメットガンダムに意図しない挙動が発生した際への制御装置の役割かつ、ドモンの搭乗を予期して作ったモビルファイターとして登場。シャイニングガンダムはこのゴッドを模倣してミカムラが作ったものという設定で、よりミカムラ博士の立つ瀬のない立場となった。ただし、ライゾウ博士は乗り手を選ばず高性能を発揮できるライジングガンダムを開発したミカムラを非常に高く評価し、天才だとまで称していた。
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新たなる輝き!ゴッドガンダム誕生 Gガンダム大勝利!希望の未来へレディ・ゴーッ!!
ビルドバーニングガンダム:ガンダムビルドファイターズトライに登場するガンプラ。海外展開名称(バーニングガンダム)、格闘メイン機体、使用者が武術を使う等の共通点がある
かいけつゾロリ:テレビアニメにて本機をパロディモチーフにした「ゴッドガンダブー」が登場する。
ゼノギアス(ギア):オマージュと思われる機体。