概要
エーアイ開発の任天堂携帯機スパロボ第2弾。
タイトルの『R』は「Rebirth」を表し、時空改変がテーマとなっている。そのため、下記のあらすじで記す通り、序盤は「クリアできずゲームオーバーになったスパロボの末路」のような悲惨極まりない設定であり、これをいかに改変していくかがカギとなる。
本作よりシナリオデモや敵ターンでのクイックセーブが可能となった。
また、携帯機シリーズで初めて周回引き継を本格実装。改造段階・資金・撃墜数を引き継ぐ。
あらすじ
人類がスペースコロニーで生活するようになった時代、スペース・センチュリー(S・C)。一年戦争を始めとする地球連邦とコロニーの戦争は続いた。その結果、地球とコロニーは疲弊し、地球環境も激変、戦乱に疲れた人々は完全平和主義を理念として樹立された地球圏統一国家を受け入れた。
だが今度は地球圏の疲弊をいいことに反乱軍の発生や侵略者の襲撃が起こる。それらに対しては各研究所のロボットが抵抗するが、この戦乱により軍備を解除したために抵抗しなかった地球圏統一国家の提唱する完全平和主義は無力なものとして多大なバッシングを浴びる。
時を同じくしてデキム・バートン率いるマリーメイア軍のクーデターが発生、大衆からの支持を失った地球圏統一国家は崩壊し、完全平和主義の立役者であったリリーナ・ピースクラフトは処刑される。そしてデキムを首相とする独裁国家「新地球連邦政府」が樹立し、侵略者を一掃した。
ところが悪政ばかり敷く新連邦はネオ・ジオンの反感を買う羽目になり、再び地球とコロニーの戦争が始まった。
そんな中、S・C141年、月面基地で新型の多目的換装機動兵器エクサランスのテストが行われていた。だがそのテスト中に何者かの襲撃を受け、主人公たちは救援に来た新連邦軍のラー・カイラムとナデシコBに救われる。だがそれは時空を超えた戦いの始まりであった。
参戦作品
作品一覧
マジンガーZ
グレートマジンガー
機動戦士Zガンダム
機動戦士ガンダムZZ
機動戦士ガンダム逆襲のシャア
機動武闘伝Gガンダム
新機動戦記ガンダムW EndlessWaltz
機動新世紀ガンダムX
真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ
超電磁ロボコン・バトラーV
超電磁マシーンボルテスV
無敵鋼人ダイターン3
無敵超人ザンボット3
機動戦艦ナデシコ
機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-
GEAR戦士電童
解説
シリーズ初参戦はネオゲッターロボ、劇場版ナデシコ、電童の3作。ガンダムXはα外伝に参戦済みであったが、携帯機向けのスパロボは今回が初となる。
また、ゲッターロボが昭和のTVシリーズから、平成のOVAに世代交代している。
GジェネでもないのにGガンダム・ガンダムW・ガンダムXが揃っているのは本作だけ。
このほか、グレートマジンガーの第52話「戦闘獣志願!!逆光線に散った青春!!」の再現や、ガンダムレオパルドの水中装備、東方不敗に詫びをいれるゲッター線など珍しい展開が挟まる。
オリジナルキャラ
- ラウル・グレーデン:男主人公
- フィオナ・グレーデン:女主人公
- ラージ・モントーヤ
- ミズホ・サイキ
オリジナルメカ
エクサランス
エクサランス・ストライカー
エクサランス・ガンナー
エクサランス・フライヤー
エクサランス・コスモドライバー
エクサランス・ダイバー
エクサランス・ライトニング
エクサランス・エターナル
余談
今までのスパロボが「旗艦に乗って世界中を移動する」方式だったのとは異なり、「基地からいきなり出撃する」シナリオが多い。
- OGシリーズには『OGS』から参戦。
- 男主人公と女主人公は兄と妹の関係になっている。
- ティス・ラリアー・デスピニスの3人は、デスピニスだけ生き残って主人公勢の仲間となる。
- エクサランスの動力「時流エンジン」の開発に関わったとして、ラージ・モントーヤの父に「フェル・グレーデン」という名前が設定されている。
関連イラスト
関連タグ
スーパーロボット大戦
スーパーロボット大戦A(前作)
スーパーロボット大戦D(次作)
タイムスリップ
ガンダム平成三部作 機動武闘伝Gガンダム EndlessWaltz 機動新世紀ガンダムX
真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ 劇場版ナデシコ GEAR戦士電童
東方不敗マスターアジア ゲッター線