概要
本名称はスーパーロボット大戦シリーズのうち、任天堂携帯機で発売されたものを指す事が多い。従って、『スーパーロボット大戦COMPACT』シリーズ(ワンダースワン)や『スーパーロボット大戦OE』(PSP/配信終了)などは含めないのが一般的である。
シナリオに連続性はなく、全てが独立した世界観の話になっている。
携帯機シリーズはどこでも手軽に遊べる仕様上、据置機で発売されたものに比べると「これからスパロボを初めてみようかな」というライト層にも受けがいい、比較的新しい作品やとっつきやすいアニメが参戦する事が多い。また、当初発売された『A』や『R』は初心者向けを謳っていたため、ウィンキーソフト時代の無理ゲーじみた難易度は大幅に下がっている。(以降の作品でも難易度は低めだが、『D』の様にシビアな作品もある)
製作はエーアイが手掛けているのでエーアイスパロボなどと呼ばれることもある。
ドット絵を使用しているので据置機に比べると画質が落ちるのが難点であったが、『W』以降はそのドット絵のアニメーションにも力が入っており、終盤である『UX』や『BX』ではもはや据置機にも引けを取らないほどのかっこいいエフェクトが話題を呼んだ。
なお、ゲームの仕様上『L』まではボイス無し。
現在はゲームソフトのダウンロード形式の普及もあり、続編が出る可能性は低い。
発売作品一覧
作品名 | 発売年 | ハード | 特徴 |
---|---|---|---|
A | 2001年 | GBA | 記念すべき第1作。ナデシコ、ドラグナー初参戦。 |
R | 2002年 | GBA | タイムスリップもの。初参戦はネオゲ、電童、劇ナデ。 |
D | 2003年 | GBA | 携帯機らしからぬハードな作風。ネオ・ジオンが味方の珍しい作品。初参戦はチェンゲ、ダルタニアス、メガゾーン、ビッグオー、マクロス7。 |
J | 2005年 | GBA | 3人のヒロインを選べる。史上初のゲッター未参戦。初参戦はフルメタシリーズ、暗黒大将軍、テッカマンブレード。ロボじゃないじゃん! |
W | 2007年 | DS | 2部構成のスペースオペラ。初参戦はゴライオン、フルメタ2期、アストレイ、テッカマンブレードⅡ、オーガン。ロボじゃ(ry |
K | 2009年 | DS | パートナーシステムが導入。初参戦はガイキングLOD、鋼鉄神ジーグ、ガンソ、ファフナー、スタゲ、ゾイドジェネシスと21世紀作品が多め。 |
L | 2010年 | DS | パートナーシステムが進化し、強化アイテムは廃止。初参戦はマクロスF、イクサー、ラインバレル、ダノヴァ、ヱヴァ。 |
UX | 2013年 | 3DS | 携帯機最大の異色作。初参戦がヒーローマンやデモベ、SD三国伝、更には劇場版OO・リーンの翼・ファフナーHAE・SKL・初音ミクと異例。あとラインバレルは原作漫画版。 |
BX | 2015年 | 3DS | 子供向けかと思いきやハードかつ燃える展開の携帯機最終作。初参戦はAGE、ゴーグ、ガリアン、マクロス30、そしてSDガンダム外伝。 |
関連項目
スーパーロボット大戦OG:A~Jまでの4作が参戦済み。