声優:鈴木茉莉子
基本概要
『エクサランス』のフレームの開発者であり、ラージ・モントーヤが開発した時流エンジンを組み合わせて、レスキューマシンを開発するための研究を続けるべく、兵器としてのエクサランスを製作していた。
彼女がレスキューマシン開発を志したのは、スペースコロニーの動力事故の際、連邦軍のMSでは救出作業が行うことができずに両親が死去したことによる。
その後は研究者として努力を重ね、ライフガードを始めとする様々な資格を取得した。
その努力の成果は目覚しく、エクサランスの整備と設計に再構築、果ては他の技術との融合と発展(時流エンジンに目を付けたのも彼女)まで多岐に渡る。
これらは様々な事件がきっかけとなって得た物でもあり、彼女の有望性が窺える(ただし、アナハイム・エレクトロニクスやネルガル重工の入社試験には落ちている)。
またスーパーロボット大戦Rでは、彼女がエクサランスの新型フレームのために取っていた未来の機体のデータによって、過去の世界で技術革新が起こってしまった。
なお、彼女が作る『エクサランス』シリーズは現場調達可能な物で作られており、スパロボRでは独学で開発していた。『スーパーロボット大戦OG』シリーズでは『テスラ・ライヒ研究所』の協力を得て、短期間でエクサランス・ライトニングフレームとエクサランス・エターナルフレームを同時期に完成させている。
容姿
やや童顔で、常にオレンジ色の帽子と同系色のツナギを着用しており、着痩せするタイプである。
実は胸も大きく、結構大きめの巨乳振りであり、この点では同じ日本人研究者である安西エリといい勝負をしているだろう。
また、OGシリーズではツグミ・タカクラの指摘で判明しており、アイビス・ダグラスの貧乳と比べられてしまう。
性格
引っ込み思案で、片思いのラウル・グレーデンに対して中々アプローチが出来なかった。
その一方で人間の情愛について自分なりの考えを持っており、スパロボRでは自分達を利用したデュミナスが一貫して抱いてきた疑問に対し、明確な返答を与えている。
また、OGシリーズにおいて、ティスやラリアーを取り込んだデュミナスが用済みとしてダークブレインに破壊された際、デスピニスもまたその身を運命に委ねようとしたが、ミズホは彼女を説得して思いとどませると共に、人間の素晴らしさも同時に教えている。このイベントに関しては、スパロボRのデュミナスの立場がそっくり入れ替わった形となっている。
登場作品における役柄の違い
スーパーロボット大戦R
ラウル編においてはヒロイン的立場であり、彼女が片思いを寄せている。
彼女に限ったことではないがスパロボRにおけるキャラクター描写には難があり、冒頭でのトライアルでの一件ではエクサランスのフレームに損傷がないかだけを気にしており、データが失われたことを惜しんでも、デュミナスの干渉で被害を受けた基地や死亡した連邦兵には無関心であると取れてしまう。
ただ、彼女の発言の前に生存者に関するやり取りがあった為に省かれたとも取れる。
また、健気でがんばり屋だが自信無げな所があり、自分にはマシンの整備や開発しか出来ないという劣等感を持つ場面も見られた。
デュミナスの最期の問いについては、自分なりの答えを示した。
スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATIONS
OGsの2.5版では顔見せとしてラウルらと共に登場した。
スーパーロボット大戦OG外伝
スパロボRと立場は変わらないのだが、デュミナスとの遣り取りは該当シーン自体が存在しない。
同じエンジニアとしてツグミと意気投合する。
エクサランスが戦争のための兵器として使われることには強い抵抗を覚えていたが、「戦うことも人命救助に繋がる」というラウルの言葉に心を動かされ、決意を新たにする。
一方でラウルに対しては最後までさん付けのまま等、関係に進展は見られなかったが、もし第2次スーパーロボット大戦OGに出演できた場合、ラウルとの仲が進展するかどうか、僅かながら期待される。
なお、OG外伝第34話ではラージと共にラウルのサブパイロットとなる。
第2次スーパーロボット大戦OG
エクサランスの救命フレーム『エクサランス・レスキュー』を製作。
…ラウルとの仲はそれほど進展しなかった様子。
関連イラスト
関連タグ
スーパーロボット大戦R スーパーロボット大戦OGs スーパーロボット大戦OG外伝