声優:井上剛
基本概要
『スーパーロボット大戦R』の男主人公であり、『スーパーロボット大戦OG』シリーズの登場人物の一人であり、スパロボR女主人公であるフィオナ・グレーデンの双子の兄になっている。年齢は20歳である。
スパロボRでは、ミズホ・サイキをデートに誘わないからという理由で鈍感だと言われるが、その後はめでたく結ばれる。
『スパロボR』では過去の世界に干渉することに戸惑っていた様子であったが、逆に『OG』シリーズではシャドウミラーとの戦闘の影響で別世界に飛ばされたため、過去との因果はない。
どちらの形でも本来は存在しない人間である自分達の在り方に悩みながら、最終的には仲間と協力してデュミナスと戦う。
容姿
こげ茶の茶髪に赤髪の前髪をしている。
作品によって異なる立場の違い
スーパーロボット大戦R
デュミナスにより時流エンジンの暴走を引き起こされて過去の世界へと飛ばされる。
ラージ・モントーヤから過去の世界への干渉を控えるよう念を押され、当初はそのことを気にしながら戦っていた。
だが、(ラウルたち自身の行動もあって)自分たちが知っている歴史とは全く別物になったこと、さらに今回の戦乱がデュミナスに仕掛けられたということを知り、気持ちを整理してラウンドナイツの一員として、歴史を改変してでも仲間と共に戦うことを決意する。
そして過ちを犯すデュミナスを倒して、現代へと帰還するのだが、既に過去の干渉によりまったく別の歴史をたどった世界となった。エンディングの展開は最序盤に選ぶルートによって決まる。
ラー・カイラムルートではラウルはミズホやラージと共に現在の技術に追いつくべく技術研究を重ねてレスキュー用のエクサランスを完成させる。
ナデシコルートでは時流エンジンとその技術者であるラージのみがネルガルにスカウトされ、技術の前倒しが起こったことによってエクサランスが時代遅れとなった事実に涙するミズホを慰めると同時にほぼプロポーズに等しい言葉を告げ、二人で修理屋を始める。一年後、救助用の機体としてエクサランスをつくり上げるプランをラージが持ち込み、二つ返事でこれを了承した。
ちなみに、ラー・カイラムルートでは『逆襲のシャア』最大の山場であるアクシズ落としの行いからクワトロ・バジーナ(シャア・アズナブル)を殴ろうとした。
スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATIONシリーズ
『スーパーロボット大戦OG2』のリメイク版である『スーパーロボット大戦OGs』の最序盤から登場。
今回はOGシリーズの未来ではなく、シャドウミラーが存在していた平行世界の住人という設定で登場。
妹フィオナや、ミズホ、ラージと共に時流エンジンを研究していた。
しかし、『OGs』第2話ではそれに目を付けたシャドウミラーのアクセル・アルマーとの戦いで、フィオナは時流エンジンの暴走により行方不明となる。
(奇しくもこの対決は、スパロボAとスパロボRの両携帯機スパロボの男性主人公同士の対決となった。)
その後ラウルらも時流エンジンの暴走に巻き込まれ、シャドウミラーが転移した平行世界『こちら側の世界』に迷い込んだ。
この世界では既にシャドウミラーが活動しており、転移先で再度アクセルと合間見えることになり交戦するが、ギリアム・イェーガーに保護され、成り行きでシャドウミラーらと戦うこととなる。
シャドウミラー壊滅後はクロガネ隊と共に行動していたが、バルトール事件をきっかけに戦乱に巻き込まれる。
スパロボRと同様にラージからこの世界への干渉を避けるように言われるが、浅草で出会ったコウタ・アズマと戦士ロアの出会いでこの世界の事情を知り、誘拐されたショウコ・アズマを救出すべく協力する。
テスラ・ライヒ研究所ではエクサランスの最強フレームの製作を依頼し、ショウコを救出すべく戦乱へと身を投じるが、時流エンジンとコンパチブルカイザーを欲するデュミナス一派と交戦する。
やがて、ミズホとラージが誘拐される一方、フィオナもこの世界へと転移し、兼ねてより製作されたエクサランスの最強フレームと共にデュミナスやダークブレインらを打ち倒す。
戦後はその危険性ゆえに時流エンジンとエクサランスを解体し、成り行きで救ったデスピニスも含めて『こちら側の世界』で生きて行く決意をする。
そして親しい仲間たちと『L&Eコーポレーション』を設立したが、フィオナに社長にさせられてしまった。
搭乗機
関連イラスト
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スーパーロボット大戦 スパロボR スーパーロボット大戦OGs スーパーロボット大戦OG外伝 バンプレストオリジナル
ラウンドナイツ ラージ・モントーヤ ミズホ・サイキ フィオナ・グレーデン