概要(ネタバレ)
「極めて近く、限りなく遠い世界」の地球連邦軍特殊任務実行部隊の通称。
指揮官のヴィンデル・マウザーは平和な世界の裏で、人が徐々に腐敗していく有様を嘆き、その解決手段として「永遠の闘争」が生まれる世界を実現すべく反乱を起こした。
ゲシュペンストMk-Ⅲを隊長機(ベーオウルフがパイロットだと確定している)とするゲシュペンスト隊(連邦軍特殊鎮圧部隊ベーオウルブズ)に敗退し、次元転移装置(システムXNの「アギュイエウス」と「リュケイオス」)で「こちらの世界」へ逃亡、自分達の存在を利用して各勢力に取り入った。
※ ()内は、「スーパーロボット大戦OGs」での設定、或いは名称。
メンバー
ヴィンデル・マウザー … シャドウミラーの指導者。
レモン・ブロウニング … 兵器や人造人間の開発等を担当。
アクセル・アルマー … 特殊処理班隊長。前線指揮官を兼任。
W00:ハーケン・ブロウニング
W03:ピート・ペイン … Wシリーズの指揮官的存在。
W05:ギムノス・バシレウス … ウォーダンのプロトタイプ。『無限のフロンティアEXCEED』に登場。
W06:カルディア・バシリッサ … エキドナのプロトタイプ。
W07:アシェン・ブレイデル … ラミアのプロトタイプ。
W10:アークゲイン … ソウルゲインに似た姿とアシェンの特徴を併せ持った、対人用機動兵器。
W15:ウォーダン・ユミル … ゼンガー・ゾンボルトの姿と性格をインプットされた存在。
W16:エキドナ・イーサッキ … Wシリーズの副隊長的な存在。
W17:ラミア・ラヴレス … Wシリーズの最高傑作と呼ばれる。
量産型Wシリーズ … 自我を全く持たない量産型の兵士。シャドウミラーにとっては貴重な戦力である。
リー・リンジュン … 『OG2』に登場するシロガネ艦長だが、エキドナに艦ごと捕らえられた後ヴィンデルの思想に共感、シャドウミラー側に就く事になる。アニメ『ジ・インスペクター』ではシャドウミラー側には就かない。
登場機体
量産機など
※『A』では選択した主人公機の種類によって、ソウルゲイン・ヴァイサーガ・アンジュルグ・ラーズアングリフが敵の量産機として登場する。また、『機甲戦記ドラグナー』のドラグーンや、手を組んでいた組織の機体など版権作品の機体も使用しているが、レモン曰く「台所事情が厳しいのよ、我が隊は」とのことである。
艦艇
余談
OGシリーズに登場したシャドウミラーが元々いた世界は、いわゆるFC版第2次から連なる任天堂のゲーム機でリリースされたスパロボ作品の世界に似ていた事が判明する。相違点として「先に地球に侵攻してきた地球外文明がゼ・バルマリィ帝国(バルマー)ではなく、インスペクターだった事」「スーパーロボット大戦64にあった出来事が起きていた」等の点である。
つまり「第2次」→「第3次」→「EX」→(この間にヒーロー戦記のある者が流れついた?)→「第4次」→「64」の流れをくんだ世界と言える。
また、『OG外伝』で現れた「修羅」のほぼ無秩序な戦乱をアクセルが目の当たりにした際、自分達が追い求めていた永遠の闘争と似てはいるが、管理された闘争とは明らかに違う事に自嘲しつつも歪んだ形で実現した事に不快感を持っていた。
言ってみればシャドウミラーは腐敗という敵に立ち向かう者が戦争狂に陥り混乱を引き起こす側になった者の姿、修羅は第4次で強者を見境なく求め闘争心の欲望に溺れた者が終わる事の無い泥沼の戦いの未来へ向かった姿に一番近い。
関連タグ
スーパーロボット大戦A スーパーロボット大戦 スパロボ 無限のフロンティア
メタナイトの逆襲:割とシャドウミラーの理念に近いストーリー。