機体スペック
形式番号:EG-XX
所属:シャドウミラー
生産形態:ワンオフモデル
全高:42.9 m
重量:133.8 t
武装:剣、肘のブレードによる格闘
必殺技:邪龍鱗 重虎吠 残影玄武弾 闇刃閃 麒麟・極
パイロット:ヴィンデル・マウザー
概要
パイロットはヴィンデル・マウザー。部隊の司令官が乗る機体だけあって最高の性能を持つ。
ソウルゲインの予備機をベースにヴァイサーガのパーツを組みこんでいるため、戦闘スタイルはソウルゲインやヴァイサーガを基にした格闘術であり、特徴として全ての攻撃を分身して放つ。
特に必殺技の麒麟・極は、敵の全周囲を夥しい数のツヴァイザーゲインが覆うという演出がある。
また、OGシリーズでは次元転移装置アギュイエウスが内蔵されており、このシステムの核であるヘリオス・オリュンポスことギリアム・イェーガーを奪取しあらゆる次元を行き来することがシャドウミラーの目的の一つである。
ゲーム中の性能だが、実はGBA版Aの時点では「歴代スパロボ至上最弱のラスボス」と呼ばれるほど異常に弱い。これは最終MAPの作戦目的が「10ターン以内にツヴァイザーゲインを破壊」となっているためであり、旧来スパロボの「味方機全員で殴ってギリギリ倒せる硬さ」とは違うコンセプトであったためである。
とはいえ、精神コマンドを駆使すれば1ターン目のプレイヤーフェイズで、しかも単独のユニットの攻撃でもあっさりと撃破出来てしまえる点は慣れたプレイヤーにとっては物足りないとされ、PSPリメイク版ではHPが大幅上昇し、2回行動・MAP兵器などかなり強化された。ターン制限がある点はそのままなので必然的に最終話の難易度もかなり上がっている。
OGシリーズでは当時のインフレの影響を受けて20万を超えるHPを獲得。
だが、MAP兵器となった邪龍鱗で自爆したり最終決戦がアインストの行動で尻に火を点けられた形だったりと、どこか締まらない感じである。
その上、追加されたレモンのイベントにまたまた注目を奪われたり…。
アニメ『ジ・インスペクター』にも登場したが、終盤の詰め込み展開の真っただ中だったこともあり、麒麟・極を繰り出そうとして虎龍王に分身を分身で返された挙句にフルボッコにされるという体たらくであった。
微妙に長く言いにくい名前からかミスマル・ユリカには「ツガイバーゲン」、エリック・ワンには「ツーカイアゲイン」などと言われていた。
「スーパーロボット大戦A」内にはいくつか没シナリオのデータがありその中ではヴィンデルの機体が「スーパーアースゲイン改」と称されている。
そのため「スーパーロボット大戦64」のスーパー系男主人公のロボット「スーパーアースゲイン」の改良型という設定だったのではないかという説がある。