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ヴィンデル・マウザー

ゔぃんでるまうざー

「スーパーロボット大戦」シリーズの登場キャラクター。 初出は『スーパーロボット大戦A』。
目次 [非表示]

声優:梅津秀行

概要編集

平行世界で結成された連邦軍特殊部隊シャドウミラーの指導者。

通称ワカメ」。

(ゲームボーイアドバンス版のドット絵では、彼の髪の毛がワカメみたいに見える)


平和による緩慢な腐敗を阻止するために、戦争が日常的にある世界を作ろうとしている男。

その為にシャドウミラーを私物化して多くの同志を集めるなど、革命家としてのカリスマや指導力は高い。性格は大胆かつ冷静で、策を巡らせた暗躍も力押しも両方できる優秀な戦士と言える。


しかし、理想を叶えるためのクーデターに挑む も並行世界ロンド・ベルに当たる「ゲシュペンスト隊」(OGシリーズではベーオウルブズ)との戦いに敗れてあえなく失敗。最後の作戦として次元転移による並行世界への退避…「プランEF」を敢行した。その後、「こちら側」で暗躍しながら戦力を整えて野望実現のために動き出したことで主人公たちと対峙することになる。


……簡単に言うと、並行世界でフルボッコにされておめおめ逃げてきた上にこちら側の世界で余計な火種を振りまく大迷惑なお方である。


「戦争が技術の発展を促す」ことや「平和状態では高確率で発生する政治や民心の腐敗の阻止」を主張し、戦士の居場所を作り続ける「戦士の為の闘争世界」を完成させようとしているが、それは戦いを望まない人間からすれば単なる地獄でしかない。有り体に言えば、「自分が戦っていたいだけ」戦闘狂である。

その危険な気質から多くの人物に理想を否定されることとなり、シャドウミラー側だった主人公(スパロボAではアクセルラミア。特にアクセルは「自分の右腕」と評するほど信頼していた。OGではラミアで固定されるが、アクセルもOG外伝で修羅により実現された闘争の世界を否定している)が彼を裏切る原因にもなった。


デューク・フリードダイテツ艦長が放った「戦争によって生み出されるものと失われるものは等価値ではない」という言葉が彼の矛盾したエゴを物語っている。


……ただし、OG世界でのあちら側は連邦軍の腐敗が進んでいた事が示唆されており、アニメ版に至ってはアインストの影響で全ての歯車が狂い始めていたと思しき描写もある。彼の思想は身勝手極まりないが、あちら側の世界の歪みがそうさせた部分も少しはあるのかもしれない。



搭乗機は、ツヴァイザーゲイン

(機体の詳細は別記事を参照)


……ラスボス機ではあるのだが、初登場の『スーパーロボット大戦A』ではツヴァイザーゲイン共々「スパロボ史上最弱のラスボス」と呼ばれるほどに弱っちいラスボスであり、味方ユニットを強化し精神コマンドを駆使すれば最初の1ターン目のプレイヤーフェイズで、しかも単独のユニットの攻撃であっさりと墜とせてしまえるという醜態を晒してしまい、その主義主張の情けなさもあってスパロボ屈指のネタキャラとなってしまった。しかも中盤のステージで顔見せとして現れる際も自軍が育ってれば無理矢理撃墜することも可能という体たらく

(最終ステージが時間制限付きの為、意図的に弱めに設定されている)


スーパーロボット大戦OGシリーズ及び ジ・インスペクター編集

キャラクターデザインがリファインされ、痩せ型の武闘者のような雰囲気がある。


以前の反省を受けて機体に大幅な強化が施されたが、肝心の中身はMAP兵器で味方や自分にダメージを与えたりレモン・ブロウニングのイベントに存在感を喰われたりとパッとしない。

しかも必殺技の「麒麟・極」では大量の分身を出現させ(恐らく次元転移装置のちょっとした応用)、他の技でもよく分身するために「増えるワカメ」の称号を得てしまう。


なお、スパロボAのPSPリメイク版でも強めに設定されており、オリジナル版のような1ターンキルは不可能となりしかもオリジナル版同様最終ステージは制限時間付なので相対的に難易度も上がった。


登場作品編集

スーパーロボット大戦A

スーパーロボット大戦OG2

スーパーロボット大戦OGS


スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター

関連タグ編集

スーパーロボット大戦 スパロボ OG OGIN

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