エリック・ワン

えりっくわん

スーパーロボット大戦OGシリーズの登場人物。

概要

名前自体は第2次スーパーロボット大戦の説明書（第2次ではなくスーパーロボット大戦αという説もある）に出ていたが、正式な登場はスーパーロボット大戦OG外伝からとなる。

グランゾンをシュウ・シラカワと共に開発した老科学者で、シュウを「シーちゃん」と呼ぶなど常に飄々とした態度の胡散臭い人物。

グランゾンの性能を誰よりも熟知しており、その危険性から対抗できる機体を開発するためにツェントル・プロジェクトに参加していた。

普段の言動に反し、ミタール・ザパトやエルデ・ミッテといったマッドサイエンティスト揃いのツェントル・プロジェクト唯一の良心と言ってもおかしくない良識ある人。

人造アインスト「イエッツト」の暴走に対抗するため、回収していたアクセル・アルマー（及び、アクセルに憑依していたアインスト・アルフィミィ）を独断で釈放。自らの手で修復したソウルゲインを返却し、イエッツトの討伐を託した（アクセルはこのことに今も恩義を感じている。また、アクセルが自由の身になったことで、結果としてデュミナスに操られていたラミア・ラヴレス及び、このことで情緒不安定になっていたキョウスケ・ナンブをも救うことになり、さらに後にトウマ・カノウが雷鳳を使いこなせるようになるなど様々な影響を与えている）。

しかし、対グランゾン用の新型はその前にシュウが戦死（その後復活）したこともあり、結局完成することはなかった。

第2次スーパーロボット大戦OGでは暴走していくツェントル・プロジェクトおよびガイアセイバーズを止めるために本格的に動き出し、

• アリエイル・オーグの脱走を助ける。しかもその際、まだガイアセイバーズでやることがあるからと、彼女に自分を撃たせ、負傷することで自分への疑いの目を逸らす。
• フェリオ・ラドクリフから託された設計図をもとにジェアン・シュヴァリアーとデア・ブランシュネージュ（正確には増加パーツであるNVユニット）、隠し条件を満たせばそれに加えてフォルテギガスを開発し、鋼龍戦隊に託す。この時、彼らの元に亡命する。
• 敵の無人機として現れたガルムレイド・ブレイズとサーベラス・イグナイトを鹵獲し、有人機として改修。
• 何とか生還したヒューゴ・メディオの改造部分を修復し、体の維持に不可欠なミタールの作ったいた特殊な薬もこんなこともあろうかと事前にミタールのところから盗んでおり、ヒューゴの抱えていた身体の問題を完全にではないが解決する。
• アリエイルの寿命問題に解決の目途をつける。

など、八面六臂の大活躍を見せた。

※普段の胡散臭さとあまりの活躍ぶりに、後のスーパーロボット大戦Zに出てきたジエー・ベイベルとの関連を怪しむファンまでいる。

関連タグ

スーパーロボット大戦OG外伝

第2次スーパーロボット大戦OG

高性能じいちゃん