リー・リンジュン
りーりんじゅん
『スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION2』より登場したシロガネの新艦長。
士官学校を主席で卒業し、“パーフェクト”の異名を持ち、テツヤ・オノデラとは同期である。
軍人として優れた才覚を持っているが、「上官の命令は絶対であり意見は許さん」といった硬直した態度や持論から、「嫌な上司」にあげられる人物。
前大戦のL5戦役(スーパーロボット大戦OGでの戦い)においてイングラム・プリスケンの造反により、両親と妻のシンシアを失ったことで、「軍隊は徹底して規律により統率されなければならない」と考え、さらにその態度に拍車がかかってしまっている。
なお、ゲーム版とアニメ版「ジ・インスペクター」とでは、微妙に立場が異なってくる人物。
ゲーム版ではエキドナ・イーサッキの策に嵌められシロガネもろともシャドウミラーに捕えられるが、ヴィンデル・マウザーの思想に共感しシャドウミラーこそ理想の軍隊だと考え、シロガネもろともシャドウミラー側に付くことになる。
オペレーション・プランタジネットではダイテツ・ミナセを戦死させている。
ホワイトスターでの決戦で敗北し特攻を仕掛けようとするが、テツヤが艦長代理を務めるクロガネに返り討ちにされ、GBA版『OG2』ではそのまま戦死、『OGS』では大破したシロガネと共に行方をくらました。
「ジ・インスペクター」ではシャドウミラーには付かず、家族を失った過去、ハガネ隊やヒリュウ隊との対立と言った負の側面が描かれず中盤で一時退場してからは最終回まで登場しなくなる。
このためダイテツを事実上討ち取る役割もヴィンデル・マウザーに変更されている。
コミカライズ作品「Recoard of ATX」では、「ディバイン・ウォーズ」の時点で登場しており、大連沖で空母「円明」の指揮を執っていたが北京攻防戦で負傷。「ジ・インスペクター」では家族を失ったかは不明だが、この時の戦闘で自身の部隊と故郷の人間がどれだけ死んだかとテツヤに問い詰める場面が存在する。
同作の「ジ・インスペクター」でも登場しているがアニメ版と同様に裏切らず、ハガネ&ヒリュウ改とは別に連邦軍で活動中。
『OGS』及び『OG外伝』の続編である『第2次OG』にも登場し、ガイアセイバーズのカーリー・ナウマンとしてエア・クリスマスの艦長を務めることになる。