「シャドウミラーなき今、ガイアセイバーズこそが、最高権力者の剣こそが我が理想の軍隊」
「私を拾って下さったアルテウル司令に報いるべく、 恥を忍んでここにいる」
CV:岡野浩介
概要
グライエン・グラスマン大統領直轄の部隊「ガイアセイバーズ」において、旗艦であるエア・クリスマスの艦長を務めている。階級は大佐。
インスペクター事件の終盤に起きたホワイトスターでの戦いで戦闘不能になっていたところをアルテウル・シュタインベックに発見され、拾われていた。
インスペクター事件でテツヤ・オノデラを侮り彼に敗北したことで思うところがあったようで異星人側へ寝返りながら連邦側へ戻ってきたことを恥じてはいたり、正体を隠さなかったりしたことから、人格面では軍規を重んじる面はあれど自分本位な面は見られなくなっている。
上述の経緯からアルテウルの部下として活躍していたが……アルテウルの不審な行動に疑問を抱き始める。
それは、ルイーナ撃滅後にファブラ・フォレースへ転移した際、エア・クリスマスが観測した艦体のESウェーブ・パターンがエアロゲイターのものであったことから一気に増大し、アルテウルが異星人「ユーゼス・ゴッツォ」として正体を表した時、ユーゼスが家族を失ったL5戦役の張本人であることを知った。
家族の仇を討つためにアダマトロンに特攻。
「どのみち……私の命はもう尽きる……見るがいい、テツヤ・オノデラ……これが私の……!」
「リー・リンジュンとしてのけじめだ!!」
地球圏を思ってのこととはいえ、今までの自分が手段を致命的に間違ってしまっていたことを認めた後、アダマトロンの居る座標そのものに強引に転移、アダマトロンの内部構造を巻き込んで壮絶な自爆を遂げた……。
この特攻によって引き起こされた綻びは、盤石であったはずのユーゼスの優位を大きく揺るがす流れを生んだ。