概要
『ろくでなしBLUES』の登場人物。
帝拳高校番長を自称して前田太尊を一方的にライバル視し、太尊のガールフレンド・七瀬千秋に惚れているが太尊にも千秋にもまともに相手されていない。
元は野球部員だったが部のエース吉野と口論の末一対一の勝負に負けて退部した。
自己顕示欲が強く派手好きな性格。太尊を打倒し帝拳のトップに立とうと悪知恵を働かせるが悉く失敗に終わり、度々パンツ一丁でグラウンドに放置される罰を受けていた。
『入学一カ月で帝拳をシメる』と言うホラ話を信じて舎弟になった大友弘之と小見山広成、太尊の従妹で自分に気がある前田茜、そして太尊によく酷い目に遭わされる中島淳一と共に小兵二軍団を結成。
しかし、周囲からは馬鹿の元締めとしか認識されていなかった。
喧嘩は太尊を始めとする主要キャラクターに比べ圧倒的に弱いが、渋谷との抗争では数人の不良を蹴散らしたり、ボクシングの対抗戦では猫パンチでKO勝ちした事もあるのでそれなりに実力はある。
なお渋谷編で勝利した際は舎弟の大友と小見山からも「本当は強かったんだ」と心底驚かれているが、連載後半には小兵二のあまりのホラ吹きぶりと、太尊の器の大きさとの違いから二人から一時愛想つかされるほど(後に和解)。
家は金持ちであり、Tシャツのデザインができるなど実は才能に恵まれているのだが上記の性格が全てを台無しにしている。
中田三平太という弟がおり、彼も帝拳高校に入ってくる。
彼に無理矢理不良の格好をさせたりしているが、野球部に入った弟を気遣う面もあり彼の努力は認めている。
自ら結成した小兵二軍団には相当な愛着があるようで、卒業式後に勝手に継承式を行い卒業後は「軍団保存の会」を主宰していた。