概要
前田太尊のライバルだった島袋大の後輩で、中学では番を張っていた。仲間からは「ヒロト」と呼ばれている。
相方の松村純之助に挑発されて太尊達に絡み、紆余曲折を経て太尊に憧憬の念を抱く。
帝拳高校に入学してからは太尊を「殿」と呼んで後をついて回るようになった。結果的に島袋の期待を裏切ることになり、そのあたりでも騒動がある。困った時には島袋に泣きつく癖があり、島袋からも呆れられている。
喧嘩っ早い割に気が小さく、怯えると高いところに登る癖がある。
喧嘩も太尊達帝拳の主要メンバーに比べ格段に弱く、大概抗争では蹴散らされている。
弱いせいで加減を知らないのか、不意討ちで笹崎高校の鶴田を倒した際にはやりすぎて病院送りにしてしまった。
クラスメートの槙原ひなのに好意を抱くが、お互い素直になれない性格ですぐ口論してしまっていた。
物語終盤には前述の恋愛模様に加え太尊に依存してしまっている自分の現状に悩み、自分の弱さを乗り越える為太尊にタイマンを挑む姿が描かれるなどほぼ第二の主人公と言える扱いとなっていた。
最終回では一年留年して帝拳高校を卒業。卒業式後、太尊と原田成吉のタイトルマッチをひなの達と一緒に観戦していた。
モチーフはブルーハーツ時代の甲本ヒロト。単行本10巻では作者との対談も掲載されている。