七瀬千秋
ななせちあき
今井和美とは中学生の時以来の親友で、高校入学後太尊らと親しくなる。
大人しくおっとりしているが芯の強い面もある。タレ眉タレ目。
和美曰く「どんな想い出も大切にしまっちゃう子」。
初登場時は白いリボンで結んだポニーテールで、太尊を助けるために自ら断髪。その後は、聖子ちゃんカットのようなカールが効いたセミロングとなる。
このエピソードは映画化されているため、「一万円札落ちてる」の発言共々、印象に残ってる人が多いと思われる。
太尊とは徐々にお互い想いを寄せ合っていくが、双方とも奥手かつ純情すぎる性格のために友達以上になかなか進展しなかった。修学旅行で太尊の大阪時代の彼女だった春華の存在を知って一時はショックを受けるが、春華が身を引いて浅川龍太郎と付き合うことを決めたため両思いになるもなかなか正式な交際には進まなかった。
淑やかな外見の美少女で優しい人あたりであるため、とてもよくモテており、ナンパされたり抗争時に人質になったこともある。
中学時代の友人である薬師寺や高校の同級生である中田小兵二、太尊との抗争相手である白井隆人にも惚れられていたが、薬師寺のことは振り、小兵二のアプローチには全く気付かずスルーしていた。原田成吉や渡久地丈一郎にも一時期惚れられかけていたことはあるが成吉は結局真冬と両思いになり交際する。
卒業目前にやっと太尊から正式に交際を申し込まれる。
本人は意図していないものの、トラブルメーカー(サークラ?)かつ繊細でめんどくさい性格なのも相まって、原作者に「童貞時代に考えた駄目なヒロイン=嫌いなキャラ」と言わしめていた。
この発言は、他WJ作家の発言と一緒で、「ただでさえ週刊連載は大変なのに、アンケートも意識しないといけないのが地獄だった」「恋愛要素を描くのが難しかった」「読者全員が満足するメインヒロインを描くのが難しかった」程度の意味合いなのだと思われる。
「ろくでなしぶるーちゅ(不良漫画が苦手な人にろくブル本編よりも好かれている)」で、千秋の可愛さに癒された読者はかなり多いだろう。