概要
複数のキットのパーツを組み合わせて一つのものを作る手法。
よく見かけるものでは異なるガンプラ同士を組み合わせてのものから、各種プラモデルからガレージキット、キャストキットから完成品玩具やフィギュアまで様々なキットのジャンクパーツを組み合わせてのものまで様々である。また、改造用のパーツを公式で発売しているケースも存在する(ビルダーズパーツHDやM.S.G.)など。
とあるキット同士のパーツを塗装をせずに組み替えるだけから塗装変更をしてみたもの、元キットをプラ板や各種パテでプロポーションをいじり組み替えるものなど様々である。中には殆どフルスクラッチ状態になったり、魔改造の域に達するものも存在する。
余談
ちなみにこの言葉は和製英語で、英語圏では「kitbashing(キットバッシング)」と呼ぶ。
海外の映像作品でも、サンダーバードやスターウォーズなど、ミニチュア特撮を用いていた時代には多用された手法であった。
関連タグ
- ユニバーサル規格:ミキシングビルドにおける必須要素。
- ガンダムビルドシリーズ:こちらの作品ではミキシングビルドのガンプラが多く登場する。
- 機動戦士クロスボーン・ガンダムDUST:宇宙世紀の本物のMSでミキシングビルドが行われている作品。技術低下によってMSの新規設計が困難になり、既製品の流用が主になったという背景がある。
- 機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ:非宇宙世紀作品でミキシングビルドが行われているシリーズ。ガンダム・フレームを筆頭に各フレーム事に共通規格のMSをリリースし、その結果ガンプラ市場は当時「過去最高の売り上げを出した」との事。
- まどかタイタス:厳密には片方はプラモデルですらないが、「違う商品同士を融合して異なる機体を作り上げる」という観点からミキシングビルドのヒントになったと言われている(それまでのガンプラ映像作品は単なる改造だった)。