アクセサリーとしての概要
ポリスチレンでできたプラスチック板を高熱で収縮固形化してアクセサリーやストラップにしたもの。
1980年代~1990年代前半にかけて小学生の間で流行し、今なお手作り雑貨として人気が高い。
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模型関係における概要
基本的には上記と同じポリスチレン製プラスチック板の略称。アクリル板や塩ビ板も広義には含まれるがそれらはやや高価な専用の接着剤を必要とするため、通常は接着性にすぐれるポリスチレン製のものを指す。プラ板、プラ棒、ポリパテ、エポキシパテなどの各種パテや接着剤を使ってフルスクラッチやプラモデルなどの自作模型だけでなく、時には完成品の改造に使うことが多い。レジンキャストや金属板に比べ扱いが格段に楽なため、改造に足を踏み入れるとまず手放せない素材。うまい人間にかかるとガンダムのバックパックや装甲、バキュームフォームで大型航空機、果ては電車の車体まで作り上げてしまう腕の持ち主もいるので馬鹿にできない。
透明素材のものは実質上記の工芸用のものとほとんど同じであるが、航空機のコクピット、クリアーのバキュームフォームキットに使うなど用途が違うため必然的に大きい寸法のものが模型工作用とされる。着色プラ板よりも硬度が高くまた柔軟性がないうえに薄手のため、雑な扱いをすると砕けやすい。
定尺のタミヤ製のものが量販店でも販売されているため入手しやすいが、海外メーカー製の特殊寸法の素材もある。