次回予告
みなさん!いよいよお別れです!
地球を守るガンダム連合は大ピンチ!
しかも、デビルガンダム最終形態へ姿を変えたレインが、ドモンに襲い掛かるではありませんか!
果たして、全宇宙の運命やいかに!?
機動武闘伝Gガンダム、最終回!
『G(ゴッド)ガンダム大勝利!希望の未来へ、レディ・ゴーッ!!』
テレ朝ガンダムシリーズ・前後のストーリー
概要
さて、皆さん……いよいよお別れの時がやって参りました。
私には、もう何も説明するべきことは残されていません。
そう、これが最後のガンダムファイト!皆さん、ご一緒にぃぃーっ……
『レディー・ゴーッ!!』
1995年3月31日に放送された「機動武闘伝Gガンダム」最終話(第49話)のサブタイトル。
たとえ分かっていたとしても伏せなければならない勝敗の行方を次回予告で散々危機を煽っておきながら、サブタイであっさりネタばらししてしまうという奇想天外な演出は様々な面で反響を呼んだ。そのため「城之内死す」「ブライ死す…」に並んでネタにされやすい次回予告の代表例と称されている。
しかもこの次回予告の映像でもデビルガンダムの生体ユニットから解放されたレイン・ミカムラまでしっかり映っており、最早此の時点でレインは無事救出されることさえ隠す気は一切ないのである。
でも今川だからしょうがない。
ただしメタ的なことを言えば、最終回の真の見所は「心を閉ざしたレインをどのように主人公ドモン・カッシュが救出するか」「どうやってゴッドガンダムがデビルガンダムを倒すのか」なので、今川泰宏監督としてもそちら側に注目してほしいという意図が含まれていたのだろう。
そして、その方法がどちらもまたガンダム史上、いやロボットアニメ史上あまりに大胆過ぎて視聴者の度肝を抜いたわけだが…
ある意味このサブタイはこの2つを隠すためのカモフラージュだったとも言えるが、後年はどちらもGガンダムが紹介される際の代表シーンとして紹介されているため、今やネタ隠しにすらなってなかったりする。
公式配信動画のサムネも堂々とネタばらしをしており、もはや隠す気がない。