概要
ゲームとガンプラの双方で展開されるガンダムブレイカーシリーズの新プロジェクト。
2021年秋にガンダムチャンネルでショートアニメが配信された。全6話。
オムニバス形式のGBF版とは違いストーリー物となっている。
スマートフォンアプリ「ガンダムブレイカーモバイル」では、アニメの前日譚を体験できるミッションが配信予定。
ガンダムブレイカー3からはサツキノ・ミサ達が、ガンダムブレイカーモバイルからも主人公が「フドウ・リュウセイ」の名で登場、3とモバイルの共演が描かれる。
また、第一話で3の主人公が「ナギツジ・タクマ」の名で新規に設定が起こされサプライズ登場した。
ガンプラを扱って入るものの、あくまでゲーム発祥の作品なためビルドシリーズには含まれていない。が、ビルドシリーズ(とビルダーズ)の要素は受け継がれている。バトルコンセプトはビルダーズに近いものとなっているため、その意味でも原点回帰した作品ともいえよう。
なお現在はYouTubeやDVD含め視聴可能な媒体が一切ない。同じく配信で展開されてDVDが販売されていないガンダムビルドリアルやガンダムビルドメタバースは未だに視聴可能であるため、本作の不遇な面が目立つ。
一応ビルドメタバースにおいて本作で登場したガンプラをベースにした機体が登場し、かつキャラクターもカメオ出演とはいえ登場したため忘れられたり黒歴史といった扱いではないだろうため今後に期待か。
あらすじ
ロボ太との別れから少し月日が流れた。
彩渡商店街ガンプラチームのエースだったナギツジ・タクマはその後も前に進み続け、ガンプラバトル全米選手権で優勝。しかし、決勝で敗北した対戦相手のマハラ・ケンタロウはタクマに強い恨みを抱いていた。
それから数ヶ月後、チームメイトだったサツキノ・ミサは「置いて行かれた」と日本で悶々とした日々を過ごしていた。憂さ晴らしもかねてガンプラバトルをしていたところ、突然ハッキングを受けてガンプラのデータが拘束されてしまう。
「お前のガンプラはいただいた。返してほしければ、ナギツジ・タクマを連れて『GBフェスタ』に来い」
そして、一大イベント『GBフェスタ』で実際に、参加者たちがミサと同様にガンプラのデータを拘束されるというハッキングが発生。その現場には居合わせていたフドウ・リュウセイたち奏海高校ガンプラ部は不審な仮面の男を目撃した。
彩渡商店街ガンプラチームと奏海高校ガンプラ部。彼らの運命が交錯し、新たなる戦いが始まろうとしていた……。
登場人物
彩渡商店街ガンプラチーム及び関係者
カドマツ(CV:杉田智和)
イラト婆さん(CV:鈴木れい子)
奏海高校ガンプラ部及び関係者
AIパイロット
仮面の男が奏海高校ガンプラ部&ミサを追い込むべく様々な作品のパイロット4人をAIパイロット化させたもの。搭乗機は4人共各イメージとモデラーのデータを応用させたに準じたカラーバリエーションガンプラを使う。ミサたちに倒され、谷底に落ちて一度はフェードアウトするが、暴走するバルバタウロスを止めるためにカドマツが修正プログラムとワクチンプログラムを施したことで味方として復帰、ミサたちに加勢した。
???(CV:なし)
エンディングで自身の愛機を駆り登場。
チャレンジャーであるフドウの前に立ちはだかる。
本作オリジナルキャラクター
※完全新規キャラにして本作のヴィラン。非常にプライドと自己顕示欲が高く、「全米大会で初出場で初優勝し、称賛を浴びる」つもりだったがタクマに敗北。
彼を誘い出し復讐するためにガンプラのデータを拘束、最悪破壊してしまう「ランナープリズン」という攻勢プログラムでミサのブレイジングガンダムを拘束。GBフェスタで同様の無差別ハッキング事件を起こす。
登場ガンプラ
陸戦型ガンダム(市街地戦仕様)(AIユウが搭乗)
グフクリムゾンカスタム(AIゼハートが搭乗)
ガンダムアストレイ レッドフレームインバージョン(AIグラハムが搭乗)
ウイングガンダムスカイゼロ(AIフォウが搭乗)
サナカプル(エンディングの1カットで登場)
ガンダムブレイカーモバイルにも登場
スタッフ
企画・制作:サンライズ
監督:大張正己
脚本:北岡雄一朗(レプトン)、真弓創(レプトン)|
「ガンダムブレイカー3」キャラクターデザイン:千羽由利子
「ガンダムブレイカーモバイル」キャラクターデザイン:taiki
メカデザイン:大河原邦男・海老川兼武・安藤孝太郎・倉持キョーリュー・瀧川虚至・鷲尾直広
美術監督:益田健太
撮影監督:野上大地
音響監督:明田川仁
プロデューサー:岡本拓也
エグゼグティブプロデューサー:小形尚弘
企画協力:バンダイナムコエンターテインメント・創通・BANDAI SPIRITS
関連動画
ガンプラ
HGGBブランドで1/144規格のみが販売。
ミキシングビルドを前提に設計されているため、同じパーツでもジョイント部が共通規格になるようジョイントの口径が改められたり、凹凸が逆転されたりしたものもある。
一部はプレミアムバンダイ行きになったが、海外では一般販売されている。