CV:中村悠一
アロウズのライセンサー。その正体はグラハム・エーカーである。
プロフィール
生年月日 | 2280年9月10日 |
年齢 | 32歳 |
身長 | 180cm |
体重 | 62kg |
血液型 | A |
人物像
和風な仮面を付け陣羽織を着ている謎の仮面の男。その正体は元ユニオン軍のグラハム・エーカー。
1stシーズンにおいて刹那・F・セイエイのガンダムエクシアと相討ちになった際、顔や脇腹、背中に傷を負うものの生還する。しかし敢えて傷跡を残し、仮面をつけてそれを隠している。
生還した後、再びガンダム(特に刹那)と決着を着けるべく、アロウズの司令であるホーマー・カタギリの元で修業を重ね、今の姿に至る。
「ミスター・ブシドー」は自称ではなく、その武士のような姿を見た周りから勝手にそう呼ばれているだけである(本人曰く「迷惑千万」らしい)。
自由行動が可能な特権を持つライセンサーであり、どんなに階級が上の指揮官の命令でもガンダムとの戦いでないなら従うことはなく、出撃しても作戦を無視して自分本位に戦う。
このため、アロウズの面々には彼に対して不満を抱く者も非常に多く、「ブシドー」の名にはそういった行動を揶揄する側面も含まれていたりする。
また、アロウズを陰で操るイノベイターの存在も知っている。ノベライズ版では彼がライセンサーなのはその操縦技術を「ガンダムと対等に戦える」と高く評価したリボンズ・アルマークの意向である事が語られているので、少なくとも面識があった可能性もあり得る。
戦闘スタイル
ユニオンにいた頃と違い、手持ち火器不使用かつ2本のサーベルによる近接戦闘特化型になっている。
搭乗機が変形出来ないので得意の変形戦法も一切使わない。
地球での戦い
サキガケに搭乗し、アーバ・リントが乗る海上戦艦を狙うダブルオーと対決。しかし途中でカタロンの邪魔が入った為カティ・マネキンの命令で渋々退却。
ダブルオーガンダムがトランザムの長時間の使用によってオーバーロードした際は、ダブルオーの片腕を切り落としただけでトドメを刺さず「斬る価値もなし」と言って見逃した。
それ以降はビリー・カタギリの元へ向かい、自分の機体を改良させた。
再戦~最終決戦
ブシドー専用の新型機体マスラオを受領したあと、アフリカ・タワーでにてサーシェスとの戦闘を終えた刹那を待ち構えていた。トランザムを発動し刹那を追い込むも到着したソレスタルビーイングに阻まれてしまい退却。
その後、マスラオを強化させたスサノオに乗り換え、宇宙のラグランジュ5にあるコロニー「エクリプス」にて刹那に自分の正体を明かし、「 ガンダムによって自分の恩師や仲間たちを失い、フラッグファイターの誇りも砕かれ、ガンダムに対する思いは愛を超え、憎しみを超越し宿命となった 」と言い放ち、一対一の真剣勝負を挑んできた。
両者互角の戦いを繰り広げ、「勝利だけではなく、その先にある明日を掴むために俺は戦う」という刹那の気迫に押され完全敗北。その後ブシドーは「私を切り裂きその手で勝利を掴んで見せろ!」とトドメを刺すよう懇願するが、刹那はトドメを刺さず、「生きるために戦え」と諭し、ブシドーを見逃して去って行った。
その後ブシドーは自決しようとしたが、何故か脳裏をよぎる刹那の台詞により諦めた。
結局ブシドーは自決せず、最終決戦にも参加しなかった。
なお、ノベライズ版ではこのブシドーの敗北を以てリボンズは「人間では刹那に勝てない」という結論に至っている。
全ての戦いが終わった後、ブシドーの名を捨てグラハム・エーカーに戻り、ビリーの下へ訪れた。
Gジェネでのブシドー
仮面を外した状態と同様、ブシドーもGジェネで大真面目にはっちゃけている。
中でもシャイニングガンダム搭乗時に放たれるシャイニングフィンガーのセリフは、一聴の価値あり。
関連タグ
機動戦士ガンダム00 アロウズ グラハム・エーカー 仮面の人(ガンダム)
類似人物
- ロロノア・ゾロ:ネフェルタリ・ビビにこう呼ばれていた。
- ラクス・クライン:武士道イメージ同調繋がり。
- ミスター・キシドー:ある人物が視聴者に愛されたが故に出来たガセネタ…のはずが、あながち冗談ではなくなっている模様。そして、2024年に劇場公開された『機動戦士ガンダムSEEDの完結編』において、ブシドーと声が同じかつ刹那に諭されなかったブシドーのIFと言える人物が登場した。
- ギース・ハワード:日本かぶれな敵役。