…すいません、嘘です。
…というのも、『機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ』第一期最終回である第25話「鉄華団」にて、ガエリオがあまりにも報われない、救われない結末を迎えたことと、その生死がはっきりと描写されていなかったことが相まって、過去の同時間帯のガンダムのとある登場人物が第二期で衝撃的な姿となって登場したことのパロディで「ミスター・キシドーとして再登場する」とtwitter等でファンの間で広まったネタである。
当然公式設定ではありません。
まさかの展開
…とか言っていたら、第二期開始時(第26話)のED(第27話以降からはOP)映像で、セブンスターズの礼服を着た仮面の男がガンダムヴィダールと思しき機体と共に映し出されており、早速twitter等で「ミスター・キシドー」と呼ばれてしまった。(仮面はおろかヘルメット状の黒いスキンまで被っていたので、外見では彼が「セブンスターズの誰か」ということまでしか判断できないのに、である。)
twitterではそれ以外にも第26話には登場すらしていない「ガエリオ」がトレンド入りしただけでなく、「ミスターキシドー」「誰リオ」までトレンド入りしてしまっていた。
続く第27話のラストではその仮面の男が本編に登場したが、目が光っていた(ただし、台詞はまだない)。
何やら、ラスタル・エリオンと内通し、マクギリスと因縁深いようである。そして、今回も例にもれずガエリオがトレンド入りしていた。
そして第28話では遂に「待っていろ…マクギリス」と加工されたボイスで喋った。
トドメをさすかのようにEDのクレジットでは「ヴィダール:松風雅也」と表記されていたため、もうこの時点で正体が完全にバレる事となった。
もっと言えば、第27話のラストで「紫色のカールがかかった髪」が確認できたりしている。
また愛機であるガンダムヴィダールも突剣による一撃離脱を主眼とした性能や刃を掴まれても対処できる突剣の仕様など、どう見てもガエリオ好みの戦法やキマリスでのバルバトスとの戦闘経験を反映しているとしか思えない設定になっている。
そして
第43話でヴィダールが仮面を外したが、やっぱりみんなの予想通りでした。
しかも彼同様傷跡まで付いていた。
このように、ヴィダール=ガエリオ説は視聴者の間では公然の秘密だったのだが、ガンダムでは声が同じで姿がよく似た別人と言う前例がある為か本辞典ではタブー視する者も居り、ここやヴィダールの項目で正体に言及する編集がされた場合即座に差し戻されていた。
更なる余談
26話放送前、カードファイト!!ヴァンガードGNEXTに登場した鬼丸カズミがガエリオと同じ声優だった事で、放送前から既にネタが出来る予兆はあったらしい。
この時は、ガエリオがヴァンガードファイターに転生したなどと言われる事に。
関連タグ
機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ ギャラルホルン(鉄オル)
鉄仮面:実際出てきたのはこっち寄りのマスクであり、鉄血仮面とも言われている(エゴを強化した存在になっていたのはヴィダールのもう片割れであったが…)。
黒騎士:復讐に身をやつし仮面で隠したその姿はむしろこの男を髣髴とさせる。しかし力こそ手に入れはすれど、狡猾さまで身に着けたというわけではない模様。
真剣で私に恋しなさい! - ブシドーを彷彿とさせる仮面を付けた少女「ミス・キシドー」が登場する。正体はモロバレな上にテキストの名前欄が変わっていないというツッコミを主人公に入れられるがシラを切りと押そうとする。2009年発表作なためブシドーのパロディネタで、ミスター・キシドーのネタが盛り上がったのは後発である。
シュラ・サーペンタイン 声優がミスター・ブシドーと同じである。また、乗機と彼の戦闘スタイルが騎士道を感じさせられる。このキャラクターまさしく騎士だ!