↑三面六臂+四脚のこれはスペック上、地味に凌駕している。が、こいつのことではない、多分。
概要
手段を選ばないガンダムスローネによる武力介入によって部下であるハワード・メイスンを失ったグラハムが、圧倒的に性能の劣るカスタムフラッグでガンダムスローネに挑みかかった際に自称した。
グラハムはこの台詞とともにヨハン・トリニティの駆るガンダムスローネアインのGNビームサーベルを弾き飛ばして奪い取り、スローネアインの右腕を斬り落とす凄まじい活躍を見せる。
この事から、グラハム・エーカー及び、彼が怒る様相を指す言葉となった。
余談
カスタム機とはいえ、量産機体がガンダムタイプに一矢を報いるという鮮烈な活躍が描かれたこのシーンの放送直後、全国各地でカスタムフラッグのガンプラが売り切れ続出したという。
後に革命機ヴァルヴレイヴにて、中村悠一氏が演じたキャラクター山田ライゾウが、腕を十本持つヴァルヴレイヴ三号機火神鳴に乗り活躍している。
また、機動戦士ガンダムSEED FREEDOMにてシュラ・サーペンタインという阿修羅の別名である修羅が名前の由来であろうキャラクターを演じ、これまた阿修羅の別名であるアスラに似た名前を持つキャラクターと激闘を繰り広げている。
偶然か必然かは不明だが、センチメンタリズムな運命を感じざるを得ない一致である。
関連タグ
機動戦士ガンダムSEED FREEDOM シュラ・サーペンタイン
武者頑駄無阿修羅丸:対峙していたヨハンの中の人がかつて演じていたキャラ、正しく阿修羅。因みに元ネタがアシュラガンダムである。
宗教(神話や仏教)での阿修羅凌駕
仏教での阿修羅(アスラ)は、八部衆の一つであり、悪魔とも善神ともされ、六道における修羅道に位置し、人間道の一つ下である。
つまり、ある意味人間が阿修羅を凌駕している。
しかも、人間より下の地位にされただけでなく、同じ八部衆で天担当の帝釈天(=インドラ)に敗北した阿修羅王など、わりと悲惨である。
また、仏教における位でいえば、仏(=如来)は阿修羅を凌駕している。
以下は阿修羅を凌駕している存在、またはアスラを殺した存在。