「自分が入ってねぇ『みんな』なんて、クソだろうがぁ!!」
CV:中村悠一
人物像
中立国ジオールにある咲森学園の男子生徒。学年は2年。
不良グループのリーダー的存在。部活は茶道部に所属するが、幽霊部員。
通称は「サンダー」(山=「さん」、田=「だー」と名前の「ライゾウ」をかけたものと思われる)。
ただし仲間達は通称で呼ばず、その度に本人が「サンダーだ!」と訂正するよう求めるのがお決まりの流れとなっている。
時縞ハルトにヴァルヴレイヴを譲るように迫るなど、力ずくで問題を解決しようとする場面もあるが、一方で仲間思いな一面があり、義理人情に厚い熱血漢。ただしおだてられると調子に乗る一面も。
システムトラブルでモジュール77の電力供給が停止した際には(霊屋ユウスケを無理やり修理に向かわせながらも)自分から行動してみせ、櫻井アイナが命を落とした際には彼女の死を安易に扱う者を批判している。
一方で仲間思いな性格が裏目に出てしまい、アイナの死がきっかけでルールを破って銃を持ち出すなど暴走する一面も見られた。
また、劇中ではエルエルフに気絶させられたり、フィガロ上院議員に銃で撃たれたりと、ろくな目にあわない事が多い。
新生ジオール総理を決める選挙にも興味本位で出馬しているが、選挙前の結果予想の時点で名前は上位になく、惨敗している。
劇中の活躍
1stシーズン
ドルシア軍の第一波攻撃で親友のノブを失っており、仇を取れない現状にもどかしさを感じていた。
その為何度もヴァルヴレイヴへの搭乗を目論んでは独房入りとなっていたが、モジュール77が窮地に陥った際に独房を脱出して火神鳴に乗り込もうとする。
この時止めようとした犬塚キューマと口論を繰り広げたが、最終的には自らもパイロットとなってドルシア軍を追い返した。
後に、ヴァルヴレイヴ3号機の呼び方ではつまらないとの理由で、亡き親友の「ノブ」と自己通称の「サンダー」の同義語の「ライトニング」を組み合わせた「ノブ・ライトニング」の愛称を火神鳴に付けている。
キューマやサキと違いマギウスの事を知らなかった。
その後能力の事を知らされているが、本人は「カッコイイ」として特に気にしてはいない。
また、マギウスの能力である「ジャック」を異性に試す事を提案する等、若干の下心も見え隠れしている。
2ndシーズン
ジオールへの威力偵察を行うため、ハルトやエルエルフ、サキ達と共に地上へ降下する。
しかし、カルルスタイン機関で待ち受けていた新型兵器キルシュバオムとの戦闘でノブ・ライトニングが中破、以後、地上ではハルトやアキラ達の支援に徹する事になる。
しかし、モジュール77への帰還後にカミツキの正体が世界に暴露され、これまで見守ってきた世界にも、仲間であった指南ショーコや学園の生徒達からも危険視されることになる。それでも彼等を見捨てる事無く、キューマやアキラ達と共に守り続けた。
最終決戦においては、霊屋の提案により火打羽の腕を装備して出撃。
戦場ではハッキングを行っているアキラを守るため、その盾をアキラに渡し援護に臨むも、クーフィアとの一騎討ちに敗れ命を落とす。
「防御を疎かにしてはいけない」という霊屋の言葉を噛み締め、ノブ・ライトニングの爆発に飲まれた山田だったが、その後この言葉は意外な形で、相手のクーフィアにも突き刺さることになる。
関連イラスト
関連タグ
ダイゴウジ・ガイ・・・『機動戦艦ナデシコ』より。彼の本名は山田二郎。本名で呼ばれるのをよく思わない山田。
グラハム・エーカー・・・『機動戦士ガンダム00』より。中の人繋がりで「阿修羅すら凌駕する存在」の元ネタ。
ガラガ・・・『ゾイドジェネシス』より。親分肌で情に篤い性格と搭乗機が腕型の武器を背負っている点が共通している。異名が「雷鳴」。